スマートソーラーは怪しい?安く導入できる理由や評判・注意点を解説

電気代の高騰が続く中、蓄電池や太陽光発電を導入する人が増えています。その中で、ほかのメーカーと比べて圧倒的に安いスマートソーラーに注目が集まっています。しかし、「スマートソーラーは怪しい」と不安に思う人も少なくありません […]
電気代の高騰が続く中、蓄電池や太陽光発電を導入する人が増えています。その中で、ほかのメーカーと比べて圧倒的に安いスマートソーラーに注目が集まっています。しかし、「スマートソーラーは怪しい」と不安に思う人も少なくありません。本記事では、スマートソーラーが怪しいといわれる理由や評判、注意点を解説します。
スマートソーラーとは?会社概要と特徴

スマートソーラーは国産の太陽光や蓄電池の専門メーカーであり、高い技術を持つ会社です。さらに豊富な導入実績もあります。
スマートソーラーの会社概要
スマートソーラー株式会社は、日本の太陽光発電業界において黎明期から技術開発に関わっている企業です。千葉県木更津市に本社、ソマートソーラー技術研究所、また東京本社、京都支社があります。
純国産の専門メーカーであり、自社で研究開発をしている点が大きな特徴です。そのため、日本の住宅事情や気候にあったソーラーパネルや蓄電池を展開できるのです。
太陽光発電・蓄電池事業の特徴
スマートソーラーは、太陽光パネルやパワーコンディショナ、蓄電池まで統一して開発から管理まで行っています。従来の太陽光発電は、異なるメーカーの機器を組み合わせてシステムを構築することが一般的でした。
しかし、メーカーを統一することで最適な状態でそれぞれの機器を連携することが可能です。また、HEMSはクラウドを使っており、24時間遠隔で管理をしています。
導入実績と提供サービス
スマートソーラー社は長年太陽光発電や蓄電池システムに携わっており、全国、また一部海外で導入実績があります。
また、幅広い商品を提供しており、システム全体的に自社直販をしているだけではありません。
PPAモデルとよばれる初期費用ゼロで導入できるプランが特徴的です。さらに、自治体の補助金を受ける手続きを全面的にサポートする代行サービスも提供しています。また、公共施設への再エネ導入や産業用のメガソーラーにもかかわっています。
スマートソーラーが怪しいといわれる理由

ここまで説明したように実績豊富なスマートソーラーですが、怪しいといわれることが少なくありません。その理由として次の点が挙げられます。
- Web中心の集客を行っている
- 補助金を活用して安く導入できると訴求している
- 大手メーカーと比較して情報が少ない
- PPAモデルの仕組みが分かりにくい
Web中心の集客を行っている
スマートソーラーは対面販売や訪問販売を一切していません。すべての集客をWeb上でおこなっています。そのため、Web上でインパクトの強い広告を流しています。
これらのことからどのような会社か知らない人には怪しいネットサービスと捉えられがちです。デジタル広告だけを見ていると実績豊富な大企業であるとイメージしづらくなっています。
補助金を活用して安く導入できると訴求している
スマートソーラーは「補助金を使って安く導入できる」と強く訴求しています。しかし、悪質な会社も同じような訴求の仕方をするため、警戒をする人が少なくありません。
あまりの安さを強調する広告となっており、消費者に「あとから高額を請求される」と不安感を高める結果となっています。
大手メーカーと比較して情報が少ない
ほかの大手メーカーと比べてCMやメディアなどにでないため、ブランドの知名度が低いことも原因の一つです。太陽光発電や蓄電池は長期間利用するものであり、トラブル時の安心感を求める人にとって安心感に欠けるのでしょう。
聞いたことのない企業名で、不安に感じる人も多く存在します。また、量販店などでも取り扱っていないため、情報が少ないことも怪しいといわれる理由の1つです。
PPAモデルの仕組みが分かりにくい
スマートソーラーは、初期費用がゼロになるPPAモデルを提供しています。しかし、この電力販売契約の仕組みが直感的に理解しにくいことで、怪しいと思う人が多いのでしょう。
「初期費用がゼロになる」といわれるだけで、その仕組みを把握できるか不安に感じやすいのです。その結果、詐欺ではないかと勘ぐってしまいがちです。
スマートソーラーが安く提供できる理由
スマートソーラーを理解するためには、安く提供できる理由を理解する必要があります。その理由として、次の4点が挙げられます。
- 訪問営業を行わずコストを削減している
- メーカー直販によって中間マージンを抑えている
- PPAモデルを活用して初期費用を抑えている
- 自社施工体制による効率化を図っている
訪問営業を行わずコストを削減している
スマートソーラーは訪問営業を実施しておらず、営業コストを大幅に削減していることが特徴です。ほかのメーカーは営業担当者を雇い高額なインセンティブ契約をしている場合があります。
一方でスマートソーラーはWeb上で問い合わせがあった場合にのみ、スタッフが対応する仕組みです。そのため、人件費を削減できることから安く提供できるのです。
メーカー直販によって中間マージンを抑えている
一般的な太陽光のメーカーは、製造元や卸業者、販売店、工務店など多くの業者が間に入っています。それぞれの段階で中間マージンが発生するため、最終的な価格が高騰しがちです。
しかし、スマートソーラーは自社で開発から直接消費者に販売までしています。そのため、中間マージンについても大幅に抑えられる仕組みです。
PPAモデルを活用して初期費用を抑えている
スマートソーラーのPPAモデルであれば、消費者は負担なしで導入できます。このプランでは、スマートソーラーかパートナー事業者が設置にかかる費用を全額負担します。
その結果、スマートソーラーの設置を出費なしですることが可能です。設置したあとも、購入した分の電気代だけを事業者に支払うこととなっています。
自社施工体制による効率化を図っている
機材を販売するだけでなく、取付工事まですべて自社で施工をおこなっています。下請けに外注すると中間工賃が発生する以外に、手配の手間が必要です。
スマートソーラーは、専任のメンバーが現場の指揮をするためコストを抑えるだけでなく、スムーズな施工ができます。自社施工で生産性を大幅に向上できるため、コストの削減を実現しているのです。
スマートソーラーが怪しいといった口コミと対策
スマートソーラーが怪しいという口コミの中で、多く見られる内容とその対策について解説します。
追加の工事費用が高額だった
スマートソーラーへの低評価の口コミで見られるのが「あとから高額の工事費用が発生した」といった内容です。太陽光システムは配電盤の交換や電気配線の引き回しなど、現場の状況によって工事内容が大きく異なります。
そのため、思った以上に工事費用が高額になる可能性があります。しかし、この状況はほかのメーカーでも同じです。事前調査で工事費用を明確に把握しましょう。
ネットの見積もりと現地調査後の見積もりが違いすぎる
ホームページでシミュレーターを使って事前に見積もりができます。しかし、あくまで標準的な配線工事が対象で最安値が基準となっています。
そのため、事前調査をした時点で工事費用が大きく変わるケースは少なくありません。例えば、瓦のひび割れや経年劣化による防水処理が不十分な状態であれば追加のリフォームが必要です。
工事内訳を明確にしたうえで判断する
費用のトラブルを防ぐためには、現地調査の段階で明確な工事内容を確認することです。他の業者と相見積もりを取って、工事内訳を比較すると判断しやすくなります。
見積もりに少しでも不安を感じたのであればその場で契約をするべきではありません。納得したうえで、契約をするようにしましょう。
スマートソーラー導入の注意点

スマートソーラーを導入するにあたって、次の点に注意が必要です。
- 機器のバリエーションが少ない
- 既存のパネルと相性が悪い可能性がある
- 自立運転時の最大出力が低めに設定されている
- 契約内容や解約条件を確認する
機器のバリエーションが少ない
スマートソーラーは特定の大容量モデルに特化して生産をしています。そのため、日中の電気使用量が少ない場合や2人暮らしの世帯などには向かない可能性があります。
オーバースペックになるとかえって負担が大きくなるので注意しましょう。他社のように生活スタイルにあった容量を選べない点はスマートソーラーのデメリットとなります。
既存のパネルと相性が悪い可能性がある
他社の太陽光パネルを利用していて、スマートソーラーの蓄電池を追加する場合は相性が悪い可能性があります。スマートソーラーは3回路設計となっているため、4回路以上の配線のパネルをすでに使っている場合は注意が必要です。
さらに、そのままだと物理的につなげないので、発電能力が下がってしまう可能性があります。既存のパネルに追加する場合は注意しましょう。
自立運転時の最大出力が低めに設定されている
スマートソーラーのバッテリーは、ハイブリッド型で3.5kW、単機能型で4.0kWとなっています。そのため、他社のバッテリーと比べると最大出力が低めです。
満充電できていても、消費電力が大きい家電などを同時に使うと、システムが停止する可能性があります。これは、安全装置が作動するためです。
契約内容や解約条件を確認する
契約をする際に、契約期間・解約条件・違約金の有無を必ず確認するようにしてください。特にPPAモデルを選ぶ場合は、利用期間中は事業者側に所有権があります。
そのため、家のリフォームが必要となった場合は早期解約違約金が発生する可能性があります。初期費用がゼロでもあとから高額にならないように、契約内容を確認することが大切です。
スマートソーラーの保証・アフターサポート
太陽光発電や蓄電池は長期間利用するため、保証やアフターサポートの充実度は重要な要素です。そこで、スマートソーラーの保証やアフターサポートについても詳しく確認しましょう。
太陽光パネルの製品保証
スマートソーラーが自社開発している太陽光パネルには、15年間の製品瑕疵保証が無償で付帯されています。標準で付帯しているため、特別な手続きは必要ありません。
長期間利用していて万が一エラーが発生した場合や、変形してしまった場合でも無償で修理してくれます。そのため、製品保証の面で心配はないといえるでしょう。
出力保証の内容
パネルは経年劣化することで、発電能力が低下します。スマートソーラーは業界でも最長クラスといえる25年間のサポートを提供しています。
長期間利用した時点での発電出力を公的に保証する仕組みです。25年間経過した時点で購入時と比べて80%以上の発電能力を保証しています。
蓄電池や周辺機器の保証期間
パネルは25年のサポートがありますが、バッテリー本体やパワーコンディショナに関しては10年間の無償製品保証となります。近年では、15年間保証を提供するメーカーが多いため、やや短いと感じる方もいるでしょう。
また、周辺機器についてはさらに保証が短いこともあります。詳しくは導入時に確認するようにしてください。
施工保証とメンテナンス体制
スマートソーラーは開発から販売、施工までを自社でおこなっています。そのため、万が一工事のミスがあり物損や雨漏りなどの原因となった場合は、同じ窓口で施工保証まで相談できます。
多くのメーカーではメーカーと代理店などに対して連絡をとるのに手間がかかることが一般的です。そのため、連絡先がカスタマーセンターだけとなっており、手間がかかることはありません。
スマートソーラーと他社を比較
導入後に後悔しないためにも、他社と比較することも大切です。以下の項目において比較をするので、納得のうえで導入するようにしましょう。
- 価格の比較
- 保証内容の比較
- PPAモデルの比較
- サポート体制の比較
価格の比較
初期費用や1kWあたりの単価、いずれにおいてもスマートソーラーはコストを抑えやすいといえます。自社で開発から販売までしているため中間マージンが一切かからないためです。
そのため、初期投資や費用対効果を考えるユーザーにとって、魅力的なメーカーであるといえます。同じ機能を持つ蓄電池であっても、大幅にコストカットできる可能性があるでしょう。
保証内容の比較
スマートソーラーは蓄電池に対して10年保証をするなど、標準的な保証内容を提供しています。しかし、他の大手メーカーは15年の無償保証を展開しているケースが多くみられます。
そのため、保証期間だけを見ると他社より短く感じる場合があります。しかし、初期費用を含めたコストを抑えているため、長期的にどちらが得か判断するようにしましょう。
PPAモデルの比較
スマートソーラーが提供しているPPAモデルですが、他社でも展開しています。しかし、機材を他社から仕入れて運用することで費用が高くなりがちです。
一方で、自社製品を開発から提供までしているスマートソーラーは、電力会社などの提供するPPAモデルと比較をしても、電気料金が安い傾向にあります。さらに製品面を含めていつでも相談できるのも大きなメリットだといえるでしょう。
サポート体制の比較
アフターサービスの充実度は、大手ブランドと比べると十分でないといえます。大手ブランドは、全国にサービスステーションがあり、緊急時の対応も充実しているためです。
スマートソーラーは窓口への連絡はしやすいものの、地域によっては対応のスピード感が落ちる可能性があります。そのため、サポート体制の充実を最優先するユーザーであれば、スマートソーラーは向かない場合もあるでしょう。
スマートソーラーが向いている人・向いていない人
スマートソーラーは他のメーカーと比べて、大きく特徴やサービスなどが異なっています。そのため、向く人と向かない人がわかりやすいともいえます。その中で特に向いている人の特徴は次の3つです。
- 初期費用を抑えて導入したい人
- 電気使用量が多い家庭
- PPAモデルを検討している人
初期費用を抑えて導入したい人
初期費用を抑えたい人には、圧倒的にスマートソーラーが向いています。スマートソーラーは中間マージンや営業担当の人件費などを省き、低価格で提供しているためです。
さらに、PPAモデルを選べば初期費用はかかりません。そのため、初期費用をかけたくないけど太陽光や蓄電池を導入したい人に向いています。
電気使用量が多い家庭
スマートソーラーは大容量システム(11.5kWh)に特化した会社です。そのため、電気使用量が多いご家庭にとって、スマートソーラーは恩恵を受けやすいといえます。
太陽光パネルで発電した電力を大容量のバッテリーに蓄えておくことが可能です。そのため、電力会社の購入単価が高くなる夜間に使うことで、光熱費の負担を大きく減らせます。
PPAモデルを検討している人
PPAモデルを検討している人にとっても、スマートソーラーが向いています。自社が研究、開発しており機材についても知識が豊富であるためです。
さらに、設置や導入後の遠隔管理をしているため、安心して運用できるでしょう。そのため、PPAモデルを長期間運用する際に負担が少ないのがスマートソーラーだといえます。
メーカーや機器を自由に選びたい人には向かない
一方で、メーカーや機器を自由に選びたい人には、スマートソーラーは向いていません。スペックの比較やカスタマイズをしたい人にとっても、他社を検討した方がいいでしょう。
また、スマートソーラーは大容量のタイプに特化していることから、毎月の電気使用量が少ないご家庭にも向いていません。まずは向いているかどうか、把握することが大切です。
スマートソーラーに関するよくある質問
スマートソーラーに関するよくある質問をまとめました。導入を検討している人は参考にしてください。
スマートソーラーは本当に怪しいの?
スマートソーラーは正規の国内メーカーで、豊富な実績を持っています。怪しいといわれるのは、店舗で扱っていないことやCMなどをしていないことから、不安を感じる人がいるためです。
また、Web広告に書かれている魅力的な言葉に不信感を感じる場合もあります。そのため一部のユーザーの口コミが誇張されているのが現状です。
スマートソーラーの評判は良い?
スマートソーラーは、初期費用を抑えられるだけではありません。毎月の電気使用量が多いご家庭にとって家計の負担が大幅に減ったといった評判もあります。
一方で、毎月の電気使用量が少ない人や、バリエーションが少ないことなどに不満を感じている声も見られます。そのため、導入目的に合っているかを確認することが大切です。
ほかの販売会社と比較してどう?
スマートソーラーは、開発から販売までおこなっている他、Webでの販売に特化しています。そのため、費用を抑えられる点が大きな特徴です。しかし、容量やスペックなどを選べない点や、製品保証が大手メーカーと比べると短い点はデメリットになります。
補助金申請のサポートは受けられる?
スマートソーラーでは補助金申請の代行、完全サポートまでの充実も売りにしています。専門のスタッフがすべて代行してくれるので、ユーザーの負担はほとんどありません。さらに、補助金によってさらに経済面でのメリットがあります。
契約後に解約できる?
注意が必要なのは、PPAモデルを選んだ場合です。10年〜15年といった長期的な縛りが発生するため、契約途中で解約する場合は違約金が発生します。
まとめ|スマートソーラーの特徴や注意点を理解して検討しよう
スマートソーラーには、怪しいといった口コミが時折見られます。しかし、メーカー直販であり中間マージンを省けることから実現する圧倒的な低価格であることと、対面での販売がないことが理由として挙げられます。
しかし、実際には日本の太陽光・蓄電池専門メーカーで導入事例も豊富にあります。そのため、特徴やサービスをよく理解したうえで、導入を検討するとよいでしょう。


