【2026年最新】電気ガスのセットプランが安くておすすめの電力会社10選!割引内容や料金、注意点など解説

電気代やガス代の値上がりをきっかけに、「電気とガスをまとめて、毎月の光熱費を安くしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。

電力会社やガス会社のなかには、電気とガスをセットで契約することで割引を受けられるサービスがあります。

ただし、セット割があるからといって、必ずしもすべての家庭で料金が安くなるとは限りません。電気・ガスの使用量や料金プラン、利用しているサービスによって、お得になる会社は異なります。

そこで本記事では、電気とガスをまとめるメリットやおすすめな人、選ぶ際に確認したいポイントをわかりやすく解説します。

電気とガスをまとめて光熱費を節約したい人は、ぜひ参考にしてください。

目次

電気とガスをまとめるならセット契約がおすすめ

電気とガスは、それぞれ別の会社と契約することもできますが、セット契約にすると料金面や管理面でメリットを得られる場合があります。

特に、毎月の光熱費を少しでも抑えたい人は、セット割の有無を確認してみるとよいでしょう。

ここでは、電気とガスをまとめることで得られる主なメリットを紹介します。

電気とガスをまとめると料金を節約できる

電気とガスを同じ会社やグループ会社にまとめることで、セット割が適用され、毎月の光熱費を抑えられる場合があります。

電気代だけ、ガス代だけで比較するのではなく、両方を合わせた年間の支払額で比較することが大切です。

また、セット割の内容は会社によって異なり、電気料金から一定額が割り引かれるタイプや、ガス料金が安くなるタイプなどがあるので、現在の電気・ガス料金と使用量を確認したうえで乗り換え後の総額を比較しましょう。

支払いを一本化できて管理しやすい

電気とガスを同じ会社にまとめると、料金の支払いを一本化できるケースがあります。これまで電気代とガス代を別々に管理していた人にとっては、毎月の光熱費を把握しやすくなるのがメリットです。

請求先や支払日をまとめられることで、家計管理の手間を減らせるのもポイントです。特に、毎月の固定費をできるだけシンプルに管理したい人は、料金だけでなく支払いの利便性もチェックしておきましょう。

セット割やポイント還元を受けられる場合がある

電気とガスのセット契約では、セット割だけでなく、ポイント還元や独自のキャンペーンが用意されています。

普段利用しているポイントサービスと相性のよい会社を選べば、実質的な負担をさらに抑えられる可能性があります。

ただし、基本的にはポイント還元やキャンペーンには適用条件や期間が設定されているので、契約時には還元額だけを見るのではなく、適用条件や特典を受け取れる時期まで確認しておくことが大切です。

電気ガスセットのおすすめ会社ランキング10選

電気とガスのセット割引があるおすすめの業者を紹介していきます。

CDエナジーダイレクト|電気とガスをまとめて使いたい家庭におすすめ

提供エリア 電気:東京電力エリア(関東)/ガス:東京ガスネットワーク供給エリア(東京地区等)
電気基本料金の目安 東京電力エナジーパートナー「スタンダードS」より基本料金・電力量料金が割安な設定
セット割引率・割引額 電気・ガスを同一名義・同一支払方法で契約すると、基本料金+電力量料金(燃料費調整額等を除く)から電気・ガスともに0.5%割引
※スマートでんきはガスセット割対象外、ゆかぽかガス・はつでんガスは電気セット割対象外
ポイント還元・特典 電気料金の支払い100円ごとに1ポイント「カテエネポイント」進呈。離れて暮らす家族の紹介で1,200ポイント進呈など
解約金・違約金の有無 シングルでんき・ベーシックでんき・ファミリーでんき・ベーシックガスは解約金なし

CDエナジーダイレクトは、関東エリアを中心に電気と都市ガスをまとめて契約したい人におすすめのサービスです。

電気とガスをセットで申し込むことで、セット割が適用される料金プランが用意されています。電気とガスを別々に契約するよりも、毎月の光熱費をまとめて管理しやすいのがメリットです。

また、世帯人数や電気の使用量に合わせて複数の電気料金プランから選べるため、一人暮らしからファミリーまで利用しやすいのも特徴です。ポイント還元などの特典を利用できる場合もあります。電気とガスの料金をまとめて比較しながら、関東エリアで光熱費を見直したい家庭に適した選択肢といえるでしょう。

東京ガス|都市ガスと電気をまとめたい人におすすめ

提供エリア 都市ガス:東京ガス供給エリア(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県の一部)/電気:都市ガスと同一名義であれば基本プランを契約可能
電気基本料金の目安 「基本プラン」は東京電力エナジーパートナー「スタンダードS/L」より安い電気料金(基本料金+電力量料金)設定
セット割引率・割引額 「ガス・電気セット割」で、ガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3)の使用場所・契約者が同一かつ合算支払いの場合、電気料金が0.5%割引
ポイント還元・特典 時期により申込みキャンペーン(キャッシュバック等)を実施。常設のポイントプログラムは公式サイトで要確認
解約金・違約金の有無 基本プランなど標準メニューは解約金なし(プランにより異なる場合があるため契約前に要確認)

東京ガスは、都市ガスと電気をまとめて契約したい人におすすめのサービスです。もともと東京ガスの都市ガスを利用している家庭であれば、電気もまとめることで、請求や支払いを一元化しやすくなります。電気とガスのセット契約向けの料金メニューも用意されています。

また、長年利用しているガス会社を変更せずに電気だけを切り替えられるため、初めて電力会社を乗り換える人でも検討しやすいでしょう。東京ガスのサービスを普段から利用している人にとっては、契約先をまとめて管理の手間を減らせる点もメリットです。関東で都市ガスを利用しており、電気とガスをまとめたい家庭は候補に入れて比較してみましょう。

大阪ガス|関西エリアで電気とガスをまとめたい人におすすめ

提供エリア 都市ガス:大阪ガス供給エリア(近畿圏中心)/電気:一部プラン(ベースプランA/B、JO1でんき等)を除き主に関西電力エリア
電気基本料金の目安 セット契約で「ベースプランA-G」など割安な専用プランに申込可能
セット割引率・割引額 ガスの基本料金+従量料金(原料費調整額を除く)の合計から3%割引(小数点以下切り上げ)される「まとめトク料金」等を提供
ポイント還元・特典 新生活セット割(年2,400円相当)、Netflixプレミアムプラン特典、冷蔵宅配食サービス割引など時期により変動
解約金・違約金の有無 「スタイルプランP」「ウィズradikoプラン」等の特典付きプラン、および「ベースプランB/B-G」で長期2年割引・動力セット割引を利用中の場合、途中解約で解約金が発生(例:スタイルプランPは残月数×490円/長期割引は8,800円など)

大阪ガスは、関西エリアで都市ガスと電気をまとめて契約したい人におすすめのサービスです。都市ガスを大阪ガスで利用している家庭なら、電気も同じ会社にまとめることで、料金の管理や支払いを一本化しやすくなります。

電気とガスをセットで契約できる料金メニューが用意されており、契約内容によってはセット割などの特典を受けられる場合があります。また、電気だけでなくガスや暮らしに関するサービスをまとめて利用できる点も特徴です。

特に、関西エリアで大阪ガスを利用している家庭は、現在の電気料金とセット契約後の料金を比較してみるとよいでしょう。セット割だけで判断せず、毎月の使用量をもとに年間の光熱費を比較することが大切です。

エルピオでんき・ガス|料金の安さを重視する人におすすめ

提供エリア 関東・中部・関西エリア中心(都市ガス・LPガスとも取り扱いエリアあり)
電気基本料金の目安 新電力の中でも業界最安値クラスとされる料金設定。ただし20A以下のプランは申込不可
セット割引率・割引額 都市ガスとのセットで電気の基本料金から月110円割引、LPガスとのセットで月220円割引。宅配水・光回線を組み合わせると電気料金が最大月385円割引
ポイント還元・特典 専用アプリやポイント制度はなし。その分を料金の安さに還元する設計
解約金・違約金の有無 解約金・違約金なし。契約期間の縛りもなし

エルピオでんき・ガスは、電気とガスをまとめて契約し、光熱費を見直したい人におすすめのサービスです。電気と都市ガスをセットで利用できるエリアがあり、セット契約による割引が活用できます。

料金プランを比較する際は、電気・ガスそれぞれの基本料金や従量料金だけでなく、セット契約による割引を含めた総額を確認することがポイントです。特に、毎月の電気・ガス使用量が多い家庭では、料金プランによってお得度が変わる可能性があります。

「とにかく安い会社を選びたい」という場合でも、現在の使用量をもとに料金シミュレーションを行うことが重要です。セット割の金額だけではなく、年間の合計料金で比較し、自分の家庭に合っているか確認しましょう。

ENEOSでんき・都市ガス|電気・ガスに加えて車関連の特典も重視する人におすすめ

提供エリア 電気:全国/都市ガス「ENEOS都市ガス」:東京ガス・京葉ガスの供給エリアのみ
電気基本料金の目安 エリアにより「Vプラン」(東京電力エリア等)や「Aプラン・Bプラン」(関西・中国・四国エリア等)を提供
セット割引率・割引額 「でんき・ガスセット割」で電気料金が月100円割引。ENEOSカードでの支払いでさらに電気・ガスそれぞれ月100円ずつ追加割引(最大月300円)
ポイント還元・特典 Vポイント還元、ENEOSカード利用でガソリン・軽油・灯油の給油割引、24時間365日の駆けつけサービス無料付帯
解約金・違約金の有無 標準プランは解約金なし。オプション「にねんとくとく割」加入時のみ、更新月以外の解約で1,100円の解約金

ENEOSでんき・都市ガスは、電気とガスをまとめたい人に加えて、車を利用する機会が多い家庭にも注目されているサービスです。電気と都市ガスをまとめて契約できるほか、ENEOSならではの特典を利用できる場合があります。

特に、日常的に車を利用している人は、電気・ガス料金だけでなく、ガソリン関連の特典なども含めて検討するとよいでしょう。普段からENEOSのサービスを利用している家庭なら、光熱費以外のメリットも含めて比較できます。

ただし、特典には適用条件が設定されている場合があるため、契約前に対象となる料金プランや利用条件を確認することが大切です。電気・ガスだけでなく、車関連の特典も含めて家計全体を見直したい人に向いています。

idemitsuでんき|電気とガソリンをまとめてお得にしたい人におすすめ

提供エリア 全国(出光興産のサービスステーションネットワークを活用。詳細な対応エリアは公式サイトで要確認)
電気基本料金の目安 基本料金制のプラン構成で、地域電力会社より割安な単価設定が中心
セット割引率・割引額 電気とガスをまとめるセット割引は提供なし(ガスセットを重視する場合は他社が候補)
ポイント還元・特典 「クルマ特割」:出光のSSでの給油時、登録カード払いでガソリン・軽油が100L/月まで1Lあたり2円引き(年間最大2,400円相当)。EV所有者は充電器設置で月200円の電気料金割引を選択可能
解約金・違約金の有無 最低利用期間の定めなし。解約金・違約金なし

idemitsuでんきは、電気料金の見直しだけでなく、ガソリン代も含めて家計の負担を抑えたい人におすすめです。出光興産が提供する電力サービスで、電気料金のプランに加えて、出光のサービスを利用している人向けの特典が用意されています。

特にマイカーを所有している家庭では、電気料金だけを比較するのではなく、ガソリン関連の特典まで含めて実質的なメリットを確認できるのがポイントです。普段から対象のガソリンスタンドを利用している人なら、電気の切り替えをきっかけに家計全体を見直せます。

ただし、ガスとのセット契約を検討する場合は、対応するガスサービスやエリアなどを確認する必要があります。電気・ガスに加えてガソリン代もまとめて節約したい人は、候補として比較するとよいでしょう。

エネワンでんき|ガスワン利用者におすすめ

提供エリア 北海道・東北・関東・中部・関西・沖縄本島など広域展開(中国・四国・九州エリアは対象外)
電気基本料金の目安 エリア・使用量に応じた2段階単価制プラン(ハッピー/バリュー/ワンダフル等)。北海道エリアは「いちたかガスワン」が運営
セット割引率・割引額 ガスワングループのLPガス・都市ガス・宅配水「ウォーターワン」の支払いとまとめることで、月220〜330円程度の永年セット割引が適用(要別途申込み)
ポイント還元・特典 Pontaポイント還元あり。供給開始から5ヶ月間の基本料金0円キャンペーンなど時期により実施
解約金・違約金の有無 利用開始から1年未満での解約は解約事務手数料3,300円(税込)が発生(引越し先で継続契約する場合は免除)

エネワンでんきは、ガスワンの都市ガスやLPガスなどを利用している人にとって検討しやすい電力サービスです。電気とガスをまとめることで、セット割などの特典を利用できる場合があり、光熱費をまとめて管理したい家庭にも向いています。

特に、すでにガスワンを利用している場合は、電気も同じグループのサービスに切り替えることで、契約や支払いをまとめやすくなるのがメリットです。電気とガスをそれぞれ別の会社で契約している人は、現在の料金とセット契約後の料金を比較してみるとよいでしょう。

なお、セット割の内容や対象となる料金プランは契約条件によって異なります。現在のガス契約を活かしながら電気もまとめたい人は、使用量をもとに料金シミュレーションを行って検討しましょう。

HTBエナジー|電気とガスをまとめて契約したい人におすすめ

提供エリア 電気:沖縄エリアを除く全国(一部離島を除く)/都市ガス「まじめなガス」:東京ガス・東邦ガス等の供給エリアに限定
電気基本料金の目安 電力量料金が使用量にかかわらず一律の「ベーシックプラン」、特定時間帯が無料になる「ママトクプラン」、オール電化向け「ぜんぶでんき」など複数プランを用意
セット割引率・割引額 対象エリア(東京ガス・東邦ガス供給エリア等)で電気とガスを同時契約するとセット割引が適用。ガスは電気契約が前提で、ガス単体契約は不可
ポイント還元・特典 「ベーシックプラン」「ぜんぶでんき」契約で、水漏れ・鍵の紛失など生活トラブルに対応する「あんしんサポート365」が無料付帯
解約金・違約金の有無 「ベーシックプラン」「ママトクプラン」「ぜんぶでんき」は契約から1年未満での解約に違約金が発生する場合あり

HTBエナジーは、電気と都市ガスをまとめて契約したい人が検討しやすい電力サービスです。電気とガスをセットで契約できるプランが用意されており、光熱費をまとめて管理したい家庭に向いています。

電気料金だけでなく、ガスとのセット契約による割引などを含めて比較できるのがポイントです。また、料金プランによってサービス内容や特典が異なる場合があるため、自分の電気・ガス使用量に合ったプランを選ぶことが重要です。

「電気とガスを一つの会社にまとめたい」という人は、現在の契約を継続した場合とHTBエナジーへ切り替えた場合の年間料金を比較してみましょう。セット割だけでなく、基本料金や従量料金、契約条件まで確認することが失敗しないポイントです。

Looopでんき|電気の使い方を工夫して料金を抑えたい人におすすめ

提供エリア 電気:全国対応/ガス「Looopでんき+ガス」:東京ガス「東京地区等」エリア限定(ガス単体契約は不可、電気とのセットが必須)
電気基本料金の目安 主力プラン「スマートタイムONE」は30分ごとに単価が変動する市場連動型。2025年4月のリニューアルで基本料金が新設
セット割引率・割引額 ガスとのセット契約で、電力量料金単価が1kWhあたり1円割引される「ガス割」を提供
ポイント還元・特典 ポイント制度はなし。2026年3月開始の「おまかせ割」で、月内最大使用1時間分の自動割引や継続利用割引を用意
解約金・違約金の有無 解約金なし。契約期間の縛りなし(支払い方法はクレジットカードのみ)

Looopでんきは、電気を使う時間帯を工夫して電気料金を抑えたい人におすすめのサービスです。市場価格に連動して電気料金単価が変動する料金体系を採用しているため、電気の使用時間を調整できる家庭ではメリットを得られる可能性があります。

一方で、時間帯によって料金単価が変動するため、いつ電気を使っても料金が一定のプランとは特徴が異なります。電気料金が安い時間帯に洗濯機や食洗機、エコキュートなどを利用するなど、電気の使い方を工夫できる人に向いています。

なお、Looopでんきを電気ガスセットの候補として比較する場合は、ガスとのセット内容や対応エリアを含めて確認することが大切です。単純な電気料金だけでなく、家庭の生活スタイルに合うかどうかを考えて選びましょう。

電気ガスセットがおすすめな人

電気とガスのセット契約は、すべての人に適しているわけではありません。現在の契約内容や電気・ガスの使用量によっては、別々の会社を利用したほうが安くなるケースもあります。

一方で、以下に当てはまる人は、電気ガスセットへの乗り換えを検討する価値があります。

毎月の光熱費をできるだけ抑えたい人

電気代とガス代の両方を毎月支払っている人は、セット割を利用することで光熱費を抑えられる可能性があります。特に、電気とガスの使用量が多い家庭では、割引額が積み重なることで年間の節約額に差が出ることがあります。

ただし、「セット契約=必ず安い」とは限りません。現在の料金と乗り換え先の電気・ガス料金をそれぞれ比較し、セット割を適用した後の総額で判断することが重要です。

電気とガスの請求をまとめたい人

電気代とガス代を別々に支払っていると、毎月の請求額をそれぞれ確認する必要があります。電気とガスをまとめられるサービスなら、請求や支払いを一つにまとめられるため、家計管理の手間を減らせます。

料金を安くすることだけでなく、「光熱費の管理を簡単にしたい」という人にもセット契約は向いています。契約前に、請求方法や支払い方法まで確認しておくと安心です。

現在の電気・ガス料金が高いと感じている人

現在の電気代やガス代が高いと感じているなら、契約している料金プランを見直してみましょう。電気とガスをまとめることで、セット割が適用されて現在よりも光熱費を抑えられる可能性があります。

特に、長期間同じ料金プランを利用している人は、現在のライフスタイルと契約内容が合っていないことがあります。毎月の使用量や電気を使う時間帯なども確認し、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが大切です。

引っ越しを機に電気とガスを見直したい人

引っ越しは、電気やガスの契約を見直すよいタイミングです。新居で必要な電気・ガスの使用量を想定しながら、複数のサービスを比較しておけば、入居後の光熱費を抑えやすくなります。

また、電気とガスをまとめて申し込めるサービスなら、契約手続きを一度に進められる場合もあります。引っ越し先のエリアがサービスの対象になっているかを確認し、料金だけでなく申し込みのしやすさも含めて選びましょう。

電気ガスセットを選ぶときの比較ポイント

電気とガスをまとめて契約すると、セット割などによって光熱費を抑えられる場合があります。た

だし、セット割の有無だけで選ぶと、かえって料金が高くなるケースもあるため注意が必要です。電気・ガスそれぞれの料金単価や使用量、ポイント還元、契約条件などを総合的に比較しましょう。

ここでは、電気ガスセットを選ぶ際に確認しておきたい6つのポイントを解説します。

電気とガスを合わせた総額料金で比較する

電気ガスセットを選ぶときは、電気とガスを別々に比較するのではなく、毎月の合計料金がいくらになるかを確認することが大切です。電気料金が安くてもガス料金が高ければ、セットにしたことでかえって負担が増える可能性があります。

比較するときは、基本料金や電力量料金、ガスの従量料金などを含めて、現在の使用量をもとに試算しましょう。さらに、燃料費調整額や原料費調整額など、料金に影響する項目も確認しておくと安心です。

また、月額料金だけでなく1年間の合計額で比較するのもおすすめです。季節によって電気・ガスの使用量は変わるため、年間を通した負担額を見ることで、実際にどのサービスがお得なのか判断しやすくなります。

セット割の割引額を確認する

電気とガスをまとめるメリットのひとつが、セット契約による割引です。ただし、セット割の割引額や適用条件はサービスによって異なるため、「セット割があるから安い」と決めつけないことが重要です。

セット割には、電気料金から毎月一定額が割り引かれるタイプや、電気・ガスの料金に応じて割引率が変わるタイプなどがあります。なかには、特定の料金プランへの加入が条件になっている場合もあります。

比較する際は、割引額だけを見るのではなく、割引適用後の電気・ガスの合計料金を確認しましょう。現在利用しているサービスと比べて、年間でどれくらい節約できるのかまで計算すると、よりお得なサービスを選びやすくなります。

電気の使用量・ガスの使用量に合う料金プランを選ぶ

電気ガスセットは、家庭によってお得になるサービスが異なります。電気やガスの使用量によって料金が変わるため、自分の使用状況に合った料金プランを選ぶことが重要です。

たとえば、一人暮らしで電気・ガスの使用量が少ない家庭と、家族で暮らしていて使用量が多い家庭では、適した料金プランが異なる場合があります。基本料金が安いプランが向いている人もいれば、使用量に応じた単価が安いプランのほうがメリットを得やすい人もいます。

検討する際は、毎月の電気使用量(kWh)とガス使用量(㎥)を検針票やWeb明細などで確認しましょう。現在の使用量をもとに各社の料金シミュレーションを利用すると、自分に合ったプランを比較しやすくなります。

ポイント還元やキャンペーンの内容を確認する

電気ガスセットを選ぶ際は、料金だけでなくポイント還元や新規契約キャンペーンも確認しましょう。サービスによっては、電気・ガス料金の支払いでポイントが貯まったり、契約時に期間限定の特典を受けられたりする場合があります。

普段から利用しているポイントサービスに対応していれば、毎月の光熱費の支払いをポイント獲得につなげられるのがメリットです。一方で、ポイント還元率が高くても、対象となる料金や支払い方法が限定されているケースもあります。

キャンペーンについても、特典の金額だけで判断するのは避けましょう。適用条件や申込期限、特典の受け取り時期などを確認し、通常料金やセット割を含めた長期的な負担額で比較することが大切です。

解約金・契約期間・違約金を確認する

電気ガスセットを契約するときは、料金の安さだけでなく解約時の条件も確認しておきましょう。サービスによっては契約期間が設定されていたり、特定のプランで解約金が発生したりする場合があります。

特に、キャンペーンや割引を利用する場合は、一定期間の継続利用が条件になっていることもあります。契約前に、契約期間や自動更新の有無、解約金・違約金が発生する条件を確認しておくと安心です。

また、引っ越しなどで短期間のうちに解約する可能性がある人は、解約時の負担が少ないサービスを優先するのもひとつの方法です。「月々いくら安くなるか」だけでなく、「やめるときに費用がかからないか」まで確認して選びましょう。

対応エリアと都市ガス・LPガスの種類を確認する

電気ガスセットを比較する前に、自宅がサービスの対応エリアに含まれているかを確認しましょう。電気は多くの地域で自由に電力会社を選べますが、ガスは供給エリアやガスの種類によって利用できるサービスが限られる場合があります。

特に注意したいのが、都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いです。電気と都市ガスをセットにできるサービスでも、LPガスには対応していないケースがあります。集合住宅では、建物全体でガス会社が指定されていることもあるため、事前の確認が必要です。

申し込み前には、公式サイトなどで郵便番号や住所を入力して、電気・ガスの両方を契約できるか確認しましょう。自宅で利用できることを確認したうえで、料金や特典を比較するのが基本です。

世帯人数別におすすめの電気ガスセット

次に、世帯人数別でおすすめの電気ガスセットプランを紹介していきます。

一人暮らしにおすすめの電気ガスセット

一人暮らしは電気・ガスの使用量が少ないため、基本料金の安さとセット割の組み合わせが節約のカギです。

CDエナジーダイレクトや東京ガス、Looopでんきは一人暮らし向けの少量プランを用意しており、工事不要で乗り換えできる点も魅力です。目安として月6,000〜8,000円程度(電気30A・160kWh+ガス10〜15㎥想定)が一般的な水準です。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
CDエナジーダイレクト 約6,000〜7,500円 一人暮らし向け「シングルでんき」を用意。電気・ガスセットでそれぞれ0.5%割引。dポイント・楽天ポイントも貯まる。
東京ガス(電気・都市ガス) 約6,500〜8,000円 関東エリアの都市ガスに強く、請求・マイページを一本化しやすい。大手ならではの安心感と解約金なしプランがある。
Looopでんき 約6,000〜7,800円 基本料金0円プランがあり、使用量が少ない一人暮らしでも無駄なく節約しやすい。市場連動型など多様なプランから選べる。

二人暮らしにおすすめの電気ガスセット

二人暮らしは使用量が一人暮らしよりやや増えるため、セット割やポイント還元を重視した会社選びが効果的です。

CDエナジーダイレクトの「ベーシックでんき」や大阪ガス、楽天でんき+楽天ガスの組み合わせが人気です。目安は月10,000〜13,000円程度(電気40A・280kWh+ガス20〜30㎥想定)です。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
CDエナジーダイレクト 約10,000〜12,000円 2〜3人暮らし向け「ベーシックでんき」がフィット。セット割引に加え、ポイント特典付きプランも選べる。
大阪ガス(電気ガスセット) 約10,500〜12,500円 「ファミリー応援プラン」+「まとめトク料金」で関西エリアの二人暮らしに最適化。請求一本化で管理がラク。
楽天でんき+楽天ガス 約10,000〜13,000円 楽天ポイントが貯まる・使えるのが最大の魅力。キャンペーン時はポイント還元がさらに増えることも。

3〜4人暮らしにおすすめの電気ガスセット

3〜4人世帯は電気使用量が多くなりやすく、使うほど単価が下がるファミリー向けプランが有利です。

CDエナジーダイレクトの「ファミリーでんき」やエネワンでんきのバリュープランが代表格。目安は月14,000〜18,000円程度(電気40〜50A・330〜420kWh+ガス30〜40㎥想定)です。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
CDエナジーダイレクト 約14,000〜16,500円 4人家族向け「ファミリーでんき」は使用量が多いほどお得。ベーシックプランと比べ年間約3,700円の節約例あり。
エネワンでんき(ガスワン) 約14,500〜17,500円 電気・都市ガスのセットで毎月275円割引。基本料金10ヶ月半額など期間限定キャンペーンが豊富。
東京ガス(電気・都市ガス) 約15,000〜18,000円 使用量が多い世帯向けプランを用意。大手の安定供給とセット割引で光熱費管理を一元化できる。

大家族におすすめの電気ガスセット

5人以上の大家族は電気・ガスの使用量が大きいため、従量単価の安さと大口向け割引が重要になります。

エネワンでんきやCDエナジーダイレクトの大容量プランは、使うほど1人あたりの単価が下がる設計です。目安は月20,000円前後〜(電気50〜60A・500kWh以上+ガス50㎥想定)です。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
エネワンでんき(ガスワン) 約20,000〜24,000円 家族構成が大きくなるほど1人あたりの電気料金が下がる設計。大家族ほどメリットが出やすい新電力。
CDエナジーダイレクト 約20,500〜24,500円 「ファミリーでんき」は大容量使用世帯向け。電気・ガスセット割でトータルの光熱費を抑えやすい。
Looopでんき 約20,000〜25,000円 基本料金0円で使用量が多いほど割安感が増す料金設計。大家族の高使用量でも無駄が出にくい。

地域別におすすめの電気ガスセット

地域別におすすめの電気ガスセットプランを紹介していきます。

関東でおすすめの電気ガスセット

関東エリアは東京ガスの都市ガス供給エリアが広く、電気・ガスセットの選択肢が豊富です。

東京ガスに加え、CDエナジーダイレクトやLooopでんきも関東で強みを発揮します。世帯構成に応じてプランの幅も広く、比較検討しやすいのが特徴です。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
東京ガス(電気・都市ガス) 約7,000〜18,000円(世帯規模による) 関東の都市ガス最大手。電気とセットで割引が適用され、請求・マイページを一本化できる安心感がある。
CDエナジーダイレクト 約6,500〜17,000円(世帯規模による) 首都圏で80万件超の加入実績。単身〜大家族まで幅広いプランを展開し、セット割・ポイントも充実。
Looopでんき 約6,000〜17,500円(世帯規模による) 基本料金0円プランで少人数世帯にもメリット大。関東エリアでガスセットにも対応。

関西でおすすめの電気ガスセット

関西は大阪ガス・関西電力という2大インフラ企業のセットプランが定番です。

CDエナジーダイレクトは中部電力と大阪ガスが共同設立した会社で、関西でも高い認知度があります。世帯人数別に「ベースプランA-G」「ファミリー応援プラン」などが選べます。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
大阪ガス(電気ガスセット) 約6,500〜17,500円(世帯規模による) 関西エリアの都市ガス最大手。「まとめトク料金」×電気セットで一人暮らしから大家族まで対応。
関西電力 約7,000〜18,000円(世帯規模による) 大手インフラならではの信頼性。基本プランは解約金なしで乗り換えやすく、マイページ管理も簡単。
CDエナジーダイレクト 約6,500〜17,000円(世帯規模による) 大阪ガスとの合弁会社ならではの安定供給。セット割引とポイント還元の両取りができる。

中部でおすすめの電気ガスセット

中部エリアは中部電力ミライズと東邦ガスの2社が主軸ですが、エネワンでんき(ガスワン)のセット契約も高コスパで人気です。

ガス暖房・床暖房利用世帯向けの割引や、ポイント還元制度がある会社も多く見られます。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
エネワンでんき(ガスワン) 約6,500〜17,000円(世帯規模による) 電気・都市ガスのセットで毎月割引。基本料金半額キャンペーンなど期間限定特典が豊富。
東邦ガス 約7,000〜17,500円(世帯規模による) 中部電力ミライズより安くしつつ信頼性も重視したい人向け。ガス・床暖房利用でさらに割引あり。
中部電力ミライズ 約7,000〜18,000円(世帯規模による) 地域最大手ならではの安定供給とサポート体制。セットプランで請求管理がまとめやすい。

九州でおすすめの電気ガスセット

九州は九州電力(きゅうでんガス)や西部ガスのセットが定番ですが、料金の安さだけを重視するならオクトパスエナジーやリボンエナジーなど新電力の単独契約もおすすめです。

都市ガス提供エリアが福岡中心に限られる点は事前に確認しましょう。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
九州電力(きゅうでんガス) 約7,000〜18,000円(世帯規模による) 地域最大手の安心感。請求を九電にまとめられ、停電時などのサポート体制も充実。
西部ガス 約7,000〜17,500円(世帯規模による) 都市ガスとのセットで3%割引やポイント付与。福岡エリアの都市ガス利用者に向いている。
リボンエナジー 約6,500〜17,000円(世帯規模による) 九電より安い料金設計が魅力の新電力。マイホーム割・オール電化割など併用できる割引が豊富。

その他の地域でおすすめの電気ガスセット

北海道・東北・中国・四国などのエリアでは、地域電力会社に加え、全国対応の新電力の選択肢も増えています。北海道電力+北海道ガスの組み合わせや、全国区で使えるオクトパスエナジー・Looopでんきも、地方在住者に人気があります。

電力会社 料金目安(月額) おすすめポイント
北海道電力+北海道ガス 約7,500〜18,500円(世帯規模による) 電気・ガスを同じ会社にまとめられ、管理がしやすい。北海道電力とのセットとほぼ同水準の料金。
オクトパスエナジー 約6,500〜17,500円(世帯規模による) 北海道・中国・四国など全国エリアで対応。使用量に関わらず地域電力より割安なケースが多い。
Looopでんき 約6,500〜17,500円(世帯規模による) 全国対応で基本料金0円プランを展開。地方でも乗り換えやすく、使用量が多い世帯ほど恩恵が大きい。

※料金は2026年時点の各社公表情報をもとにした目安です。実際の料金は使用量・契約アンペア・燃料費調整額・原料費調整額・再エネ賦課金・キャンペーン条件などにより変動します。契約前に必ず公式サイトで最新の料金シミュレーションをご確認ください。

電気ガスセットのメリット・デメリット

電気とガスを同じ会社にまとめると、料金面や契約管理の手間を減らせる可能性があります。一方で、すべての家庭にとってセット契約が最適とは限りません。

現在の電気・ガスの使用量や料金プランによっては、別々の会社を利用したほうが安くなるケースもあります。契約前にメリットとデメリットの両方を確認し、自分の家庭に合った契約方法を選びましょう。

電気ガスセットのメリット

電気ガスセットの大きなメリットは、電気とガスの契約をまとめることで料金を抑えられる可能性があることです。セット割が適用されれば、それぞれを別会社で契約するよりも光熱費の負担を減らせる場合があります。

また、電気とガスの請求を一つにまとめられるサービスなら、毎月の支払いを管理しやすくなるのもメリットです。さらに、電気・ガス料金の支払いに応じたポイント還元や、セット契約限定のキャンペーンを利用できる場合もあります。

ただし、割引額や特典はサービスによって異なります。セット契約を検討するときは、割引やポイントを含めた年間の実質負担額を比較して判断することが大切です。

電気ガスセットのデメリット

電気ガスセットには、必ずしも料金が安くなるとは限らないというデメリットがあります。電気とガスをセットにすると割引を受けられる一方、電気・ガスそれぞれの料金単価が他社より高い場合、セット割を適用しても総額ではお得にならない可能性があります。

また、セット契約によって選べる料金プランが限られたり、特典の適用条件が設定されていたりする場合もあります。引っ越しなどで短期間に解約する可能性がある人は、解約金や契約期間についても確認が必要です。

さらに、ガスの供給エリアや都市ガス・LPガスの種類によっては、希望するセットサービスを利用できないケースもあります。「セットだからお得」と考えず、料金・契約条件・対応エリアまで確認して選ぶことが重要です。

別々の会社を契約したほうがお得になるケースもある

電気とガスは、必ずしも同じ会社にまとめる必要はありません。電気はA社、ガスはB社というように別々の会社を契約したほうが、合計料金が安くなるケースもあります。

たとえば、電気については使用量に応じて料金単価が安い会社を選び、ガスについては基本料金や従量料金が安い会社を選ぶ方法があります。また、普段利用しているスマートフォンやクレジットカードなどとのセット特典を考慮すると、電気とガスを分けたほうがポイントを含めた実質負担額が低くなる場合もあります。

そのため、セット割の割引額だけで判断するのではなく、「電気+ガスをセットにした場合」と「別々に契約した場合」の年間総額を比較することが大切です。自分の使用量に合う組み合わせを選びましょう。

電気ガスセットへの乗り換え方法

電気ガスセットへの乗り換えは、現在の料金や使用量を確認して、自分に合ったサービスを比較したうえで申し込むのが基本です。多くの場合、現在の電気・ガス会社を解約してから新しい会社へ申し込むのではなく、切り替え先への申し込みによって手続きを進められます。ここでは、乗り換えの一般的な流れを解説します。

現在の電気・ガス料金と使用量を確認する

まずは、現在契約している電気・ガスの料金プランと、毎月の使用量を確認しましょう。電気は「kWh」、ガスは「㎥」などの単位で使用量が記載されており、検針票やWebの利用明細から確認できます。

あわせて、電気の基本料金や電力量料金、ガスの基本料金・従量料金などもチェックしておくと、乗り換え後との比較がしやすくなります。できれば直近1か月だけでなく、過去1年間の使用量や料金を確認するのがおすすめです。

季節によって冷暖房や給湯の使用量が変わるため、年間のデータを使って比較すると、乗り換え後の料金をより現実的にイメージできます。

料金シミュレーションで安くなる会社を比較する

現在の電気・ガスの使用量を確認したら、各社の料金シミュレーションを利用して、乗り換え後の料金を比較しましょう。公式サイトでは、郵便番号や世帯人数、電気使用量などを入力することで、料金の目安を確認できるサービスがあります。

比較するときは、単純な基本料金だけでなく、電気とガスを合わせた月額・年間の負担額を見ることが重要です。セット割やポイント還元、キャンペーンなどを適用した場合の実質負担額も確認しましょう。

なお、シミュレーション結果はあくまで試算であり、実際の料金とは異なる場合があります。燃料費調整額や原料費調整額など、変動する料金項目についても確認したうえで、複数社を比較すると安心です。

公式サイトから申し込む

契約したい電気ガスセットが決まったら、公式サイトから申し込み手続きを行います。申し込み時には、氏名や住所、連絡先に加えて、現在の電気・ガスの契約情報などが必要になる場合があります。

検針票やWeb明細を手元に用意しておくと、契約番号や使用量などをスムーズに入力できます。また、申し込み前に料金プランやセット割の適用条件、キャンペーンの条件、解約金の有無などを改めて確認しておきましょう。

なお、現在の契約を自分で先に解約すると、切り替え手続きがスムーズに進まない場合があります。新しい会社の申し込み画面や案内を確認し、必要な手続きを順番に進めることが大切です。

切り替え後は基本的に工事不要で利用できる

電気・ガスの小売会社を変更するだけであれば、基本的に大がかりな工事をせずに切り替えられるケースが一般的です。電気については、スマートメーターへの交換が必要になる場合がありますが、すでに設置されていれば交換が不要なケースもあります。

また、電気・ガスの供給設備そのものを新しい会社が設置するわけではなく、既存の送配電網や導管などを利用して供給されます。そのため、会社を乗り換えたからといって電気やガスが使えなくなるわけではありません。

ただし、設備状況や契約内容によって手続きが異なる場合があります。申し込み時に工事の有無や切り替え予定日を確認し、必要な対応がある場合は案内に従いましょう。

電気ガスおすすめに関するよくある質問

電気とガスのセット契約を検討すると、「本当に安くなるのか」「別々に契約したほうがいいのではないか」など、さまざまな疑問が出てきます。また、賃貸住宅やオール電化住宅など、住環境によっても適した契約方法は異なります。ここでは、電気ガスセットを検討する際によくある質問について解説します。

電気とガスをまとめると本当に安くなりますか?

電気とガスを同じ会社にまとめることで、必ず安くなるとは限りません。セット割によって料金が割り引かれるサービスはありますが、電気・ガスそれぞれの基本料金や従量料金が他社より高ければ、セット割を適用しても総額が高くなる可能性があります。

そのため、セット割の割引額だけで判断するのではなく、現在の電気・ガス料金と比較することが大切です。毎月の使用量をもとに料金シミュレーションを行い、電気とガスを合わせた年間の支払額で比較しましょう。

また、ポイント還元やキャンペーンを利用できる場合は、それらを含めた実質的な負担額を確認すると、より自分に合ったサービスを選びやすくなります。

電気とガスは同じ会社にまとめたほうがいいですか?

電気とガスを同じ会社にまとめると、セット割が適用されたり、請求や支払いを一本化できたりするメリットがあります。一方で、別々の会社を選んだほうが電気・ガスの合計料金が安くなるケースもあります。

たとえば、電気は使用量に合った安いプランを選び、ガスは別の会社で料金の安いプランを選ぶことで、セット契約よりも負担を抑えられる場合があります。

そのため、「同じ会社にまとめるべき」とは一概にいえません。セット割やポイント還元だけでなく、電気・ガスそれぞれの料金を比較し、年間の合計料金と利便性の両方を考慮して判断するのがおすすめです。

東京電力と東京ガスならどちらがおすすめですか?

東京電力と東京ガスのどちらがおすすめかは、電気・ガスの使用量や利用したいサービスによって異なります。どちらも電気とガスをまとめて契約できるため、セット契約による割引や請求の管理しやすさを重視する人には選択肢となります。

一方で、料金プランやセット割の内容、ポイントサービスなどには違いがあります。電気を多く使う家庭と使用量が少ない家庭では、同じサービスでもお得度が変わる可能性があります。

どちらか一方を最初から選ぶのではなく、現在の電気・ガス使用量を入力して料金をシミュレーションし、年間の合計料金を比較することが重要です。あわせて、キャンペーンやポイント還元なども確認しましょう。

賃貸マンションでも電気とガスをまとめられますか?

賃貸マンションでも、電気とガスを自由に契約できる物件であれば、電気ガスセットを利用できる場合があります。ただし、物件の契約方式や設備によっては、入居者が自由に電力会社・ガス会社を変更できないケースがあります。

特にガスは、建物全体でLPガス会社が指定されていたり、管理会社やオーナーが契約先を指定していたりする場合があります。電気についても、一括受電方式のマンションでは個別に電力会社を変更できないことがあります。

乗り換えを検討する場合は、まず賃貸借契約書や入居時の案内を確認し、管理会社や大家に電気・ガス会社を変更できるか確認すると安心です。変更可能であれば、対応エリアや料金プランを比較して選びましょう。

オール電化でもガスとのセット契約は必要ですか?

オール電化住宅では、基本的にガスを使用しないため、電気とガスのセット契約をする必要はありません。給湯器やコンロなども電気で動かすため、電気料金を抑えられるオール電化向けの料金プランを選ぶことが重要です。

特に、夜間の電気使用量が多い家庭などは、時間帯によって電気料金単価が変わるプランが適している場合があります。ただし、料金プランの内容は電力会社によって異なるため、自宅の電気使用量や生活時間に合わせて比較しましょう。

なお、オール電化住宅でもガスを使用する設備がある場合は、一般的な電気ガスセットとは異なるため、契約内容を確認する必要があります。まずは自宅の設備と現在の契約プランを確認しましょう。

電気ガスセットにすると停電やガス停止のリスクは変わりますか?

電気とガスを同じ会社にまとめたからといって、停電やガスの供給停止が起こりやすくなるわけではありません。電気やガスの供給そのものは、送配電網やガス導管などの供給設備を通じて行われます。

電力会社を変更した場合でも、基本的にはこれまでと同じ送配電網を利用して電気が供給されます。ガスについても、契約する小売会社を変更しただけで、災害時などの供給設備そのものが変わるわけではありません。

ただし、料金の支払いを滞納した場合などは、契約先のルールに基づいて供給停止となる可能性があります。電気とガスをまとめる場合も、支払い方法や契約条件を確認し、料金の支払いを適切に管理することが大切です。

電気とガスをまとめると解約しにくくなりますか?

電気とガスを同じ会社にまとめたからといって、必ずしも解約しにくくなるわけではありません。ただし、料金プランによっては契約期間が設定されていたり、特典の適用条件として一定期間の利用が求められたりする場合があります。

また、電気とガスを同時に契約している場合は、片方だけを解約したときにセット割がなくなり、残った契約の料金が変わるケースもあります。

契約前には、契約期間・自動更新の有無・解約金や違約金の条件・セット割が終了する条件を確認しておきましょう。引っ越しなどで近いうちに解約する可能性がある人は、契約期間の縛りが少ないサービスを選ぶのもおすすめです。

まとめ|電気ガスは料金とセット割を比較して自分に合う会社を選ぼう

電気とガスをまとめると、セット割による料金の節約や支払いの一本化など、さまざまなメリットがあります。

一方で、セット契約なら必ず安くなるわけではなく、電気・ガスそれぞれの料金単価や使用量によっては、別々の会社を契約したほうがお得になるケースもあります。

電気ガスセットを選ぶときは、セット割の金額だけでなく、電気とガスを合わせた総額料金、ポイント還元、キャンペーン、解約条件、対応エリアなどを総合的に比較しましょう。

特に重要なのは、現在の電気・ガス使用量をもとに料金シミュレーションを行うことです。**「セットにするか」ではなく「自分の家庭で年間の光熱費をどれだけ抑えられるか」**を基準に比較すれば、より納得できるサービスを選びやすくなります。