エコキュートの交換を検討しているものの、「交換費用はいくらかかる?」「いつ交換すべき?」「どんな症状が出たら寿命?」と疑問に感じている方も多いでしょう。
エコキュートは10年前後を目安に不具合が増えてくるため、故障してお湯が使えなくなる前に交換を検討することが大切です。
この記事では、エコキュート交換の費用相場や費用の内訳、交換時期の目安、寿命や故障のサインについて詳しく解説します。
交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュート交換の費用相場
エコキュートの交換費用は、現在使用している給湯器の種類や設置環境、選ぶ機種によって異なります。
すでにエコキュートを使用していて同じタイプへ交換する場合は、既存の配管や設置場所を活用できるケースが多いため、比較的費用を抑えやすい傾向があります。一方、ガス給湯器からエコキュートへ変更する場合は、配管や電気工事などが必要になるため、費用が高くなりやすいです。
ここでは、交換パターン別の費用相場を紹介します。
エコキュートからエコキュートへ交換する場合
エコキュートから新しいエコキュートへ交換する場合の費用相場は、30万〜60万円前後です。
内訳の目安は、本体価格が20万〜45万円程度、標準工事費が5万〜15万円程度となります。
既存のエコキュートと同じような設置条件であれば、現在の配管や設置スペースを活用できるケースが多く、ガス給湯器からの切り替えと比べて工事費を抑えやすいのが特徴です。
ただし、タンク容量を大きくしたり、設置場所を変更したりする場合は、追加工事が必要になることがあります。
正確な費用を知りたい場合は、実際の設置状況を確認したうえで見積もりを出してもらいましょう。
ガス給湯器からエコキュートへ交換する場合
ガス給湯器からエコキュートへ切り替える場合の費用相場は、40万〜95万円前後です。
エコキュート本体の価格に加えて、配管工事や電気工事、場合によっては基礎工事などが必要になるため、エコキュート同士の交換より高額になりやすいです。
一方で、エコキュートはガスではなく電気を使ってお湯を沸かすため、家庭の使用状況や電気料金プランによっては給湯にかかる光熱費を抑えられる可能性があります。
初期費用だけで判断せず、交換後のランニングコストも含めて検討するとよいでしょう。
エコキュートの交換時期はいつ?寿命や故障のサイン
エコキュートは長期間使用できる給湯設備ですが、永久に使えるわけではありません。
基本的にエコキュートの寿命は10年前後とされており、10年を過ぎたあたりから不具合が生じ、交換を検討するケースが増えるとされています。
また、使用年数にかかわらず、明らかな不具合が発生している場合は交換を検討する必要があります。代表的な症状を確認しておきましょう。
エコキュートの寿命は10〜15年程度
エコキュートは、一般的に10〜15年程度を交換時期の目安として考えるとよいでしょう。
特に10年を超えると、経年劣化による故障が起こりやすくなります。修理しようとしても、古い機種では必要な部品の保有期間が終了している可能性があるため、修理ではなく交換を選択するケースもあります。
10年以上使用している場合は、まだ問題なく動作していても、突然故障してお湯が使えなくなるリスクを考えて、交換費用や新しい機種を調べておくと安心です。
お湯が出ない・沸かない
エコキュートからお湯が出ない、またはお湯を沸かせない場合は、故障の可能性があります。
一時的なエラーや設定の問題であるケースもありますが、何度も同じ症状が発生する場合は注意が必要です。
特に長期間使用しているエコキュートで、お湯が沸かない、湯切れしやすい、設定した量のお湯が貯まらないといった症状が続く場合は、修理や交換を検討しましょう。
異音や水漏れが発生している
運転中に普段とは違う音がする場合や、本体・配管周辺から水漏れが発生している場合も、故障や経年劣化のサインとして注意が必要です。
特に水漏れを放置すると、エコキュート本体だけでなく周辺設備に影響する可能性があります。
異常を見つけた場合は無理に使用を続けず、メーカーや専門業者に点検を依頼しましょう。修理で対応できる場合もありますが、使用年数が長い場合は交換したほうが結果的に負担を抑えられるケースもあります。
エラーコードが頻繁に表示される
リモコンにエラーコードが頻繁に表示される場合も、エコキュートに何らかの不具合が発生している可能性があります。
エラーコードの内容はメーカーや機種によって異なるため、まずは取扱説明書やメーカーの公式情報を確認しましょう。
一度エラーを解除して正常に戻っても、繰り返し表示される場合は注意が必要です。
特に10年以上使用している場合は、修理だけでなく新しいエコキュートへの交換も選択肢に入れて、専門業者へ相談することをおすすめします。
エコキュート交換業者おすすめランキング【2026年】
エコキュートの交換業者は、料金だけでなく、施工実績や対応スピード、保証内容なども含めて比較することが大切です。ここでは、エコキュートの交換に対応する専門業者を中心に、おすすめの10社を紹介します。
Cools(クールス)
| 運営会社 | 株式会社Cools(本社:神奈川県平塚市) |
|---|---|
| 取扱商品 | エコキュート、ガス給湯器 ほか住宅設備全般(業務用エアコン・IHキッチン・太陽光パネル・蓄電池等も展開) |
| 対応エリア | 関東全域・中部地方・近畿(三重)・東北(岩手/宮城/福島)・四国(徳島/香川/愛媛/高知)・九州(福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島)など全国規模に拡大中 |
| 見積り方法 | 写真による見積り、公式LINEでの概算見積りに対応 |
| 出張費 | 対応エリア内は無料 |
| 保証 | 製品・工事ともに10年保証 |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード払い・銀行振込など |
Cools(クールス)は、エコキュートの交換を専門に取り扱う業者です。
ダイキン・三菱・日立・パナソニックなど主要メーカーの機器を取り扱い、販売から施工まで自社で一貫して対応している点が特徴です。
主要メーカーの機器を自社倉庫に保管しているため、最短即日の施工に対応できるのも特徴です。
料金に関してはダイキン「EQX46ZFV」の参考見積もりとして、26万5,800円となっていますが、実際の費用は機種や設置環境によって変わるため、申し込み前に見積もりを取りましょう。
また、工事保証は10年間無料で、商品についても別途22,000円(税込)で10年間の延長保証を利用できます。商品保証は修理回数・金額上限なしなどの特徴があります。
Coolsは「できるだけ早く交換したい」「自社施工の業者に依頼したい」という人に向いています。
交換パラダイス
| 運営会社 | 株式会社ARMシステム |
|---|---|
| 取扱商品 | エコキュートを中心に、ガス給湯器・石油給湯器の交換・修理 |
| 受付 | 年中無休(電話・LINEで相談・見積り可) |
| 保証 | 本体・工事ともに10年無料保証 |
| 施工体制 | 電気工事士など有資格者による施工 |
交換パラダイスは、エコキュートを専門に取り扱う交換業者です。公式サイトでは、エコキュートの交換が24万円台からと案内されており、価格を重視する人に向いています。最短即日の交換にも対応しています。
保証も充実しており、工事保証は10年間無料。商品保証についても、条件を満たす場合は10年間無料となるキャンペーンが実施されています。さらに、購入者向けに10年間で計7回の訪問点検を受けられる「住宅安心サポート点検サービス」も用意されています。
また、給湯省エネ2026事業の登録事業者として、補助金申請のサポートにも対応しています。公式サイトでは、対象機種への交換で最大10万円の補助金が支給される場合があると案内されています。
価格だけでなく、交換後の保証や点検まで重視したい人におすすめです。
ミズテック
| サービス名 | ミズテック(給湯器駆けつけ隊) |
|---|---|
| 見積り方法 | WEB・電話・LINE |
| 電話受付時間 | 9:00~18:00(土日祝も営業) |
| メール返信対応時間 | 9:00~20:00(土日祝も対応) |
| 修理対応 | 可能(料金目安:約7,000円~50,000円) |
| リースサービス | 初期費用・修理費用不要、24時間安心サポート付きの給湯器リースを提供(月々3,240円~) |
ミズテックは「給湯器駆けつけ隊」の名称で、給湯器やエコキュートの交換・修理を行っている業者です。商品と工事の10年間無料保証を用意していることが大きな特徴で、交換後の安心感を重視したい人に向いています。
工事では、給水装置工事主任技術者などの資格を保有するスタッフが対応。公式情報では、給湯器の不調や故障について最短当日の修理・交換に対応するとしています。
また、基本工事費だけでなく、撤去費や出張費、運搬費、部材費、養生費、廃材処分などを含めた料金体系を案内している点も特徴です。
ダイキン「EQX46YFV」の参考見積もりが53万9,463円となっています。
価格だけを見ると他社より高く見える場合もあるため、同じ条件の機種・工事内容で相見積もりを取って比較するとよいでしょう。
正直屋
| サービス内容 | 給湯器・ガスコンロの設置、交換工事専門店 |
|---|---|
| 見積り方法 | 電話のみで正確な見積りを提示(追加料金なし) |
| 対応スピード | 最短30分で訪問対応 |
| 保証 | 10年保証(口コミ内でエコキュート12年保証の事例報告あり) |
| 展開エリア | 東京・神奈川など地域別に拠点を展開 |
正直屋は、給湯器を中心とした住宅設備の交換を行っている業者です。エコキュートの交換にも対応しており、全国規模で依頼しやすい点が特徴です。給湯器や住宅設備の交換をまとめて相談したい人にも向いています。
保証面では、10年間の工事保証と10年間の製品保証を用意しています。工事保証は無料で付帯し、製品保証は保証会社による保証を採用しているため、工事を行った会社とは別の保証体制を取っている点も特徴です。
さらに、正直屋独自の12年間の製品保証もオプションとして用意されています。エコキュートは長期間使用する設備なので、交換後の保証を重視する人はチェックしておきたいポイントです。
料金については、設置する機種や工事内容によって変わるため、問い合わせ時に自宅の設置状況を伝えて見積もりを取得しましょう。
エコ救 from おうちのアラート

| 運営会社 | ウルオイエ |
|---|---|
| 見積り方法 | LINE、問い合わせチャット |
| 対応スピード | 最短即日 |
| 保証 | 商品・工事とも10年 |
| 展開エリア | 全国 |
エコ救 from おうちのアラートは、エコキュートの交換を専門に扱うサービスです。北海道を除く全国を対応エリアとしており、幅広い地域から依頼しやすいのが特徴です。
さらに、最短即日対応、商品・工事ともに10年間の無料保証などの保証があります。
公式サイトでも、工事10年保証と商品10年保証を無料で付けていると案内しています。
また、見積もりは無料で、正確な料金を算出するために現在使用しているエコキュートの写真を送る方式を採用しています。
コロナ「CHP-46AY5V」の参考見積もりが59万7,000円となっていますが、型落ちモデルや設置条件によって金額は変わるため、実際の交換費用は個別見積もりで確認しましょう。
全国規模で対応できる業者を探している人や、商品・工事の両方に長期保証を付けたい人におすすめです。
給湯お助け隊
| 運営会社(参考) | アドテックサービス |
|---|---|
| 対応エリア | 関東エリア中心 |
| 相談方法 | 電話・メール・LINE |
| 出張見積り | 無料 |
| 取扱商品 | 大手メーカー正規品の給湯器 |
| 保証 | 交換後に商品保証あり(年数は要確認) |
給湯お助け隊は、エコキュートや給湯器の交換・修理に対応するサービスです。エコキュートの交換では、現在使用している機種や設置状況を確認したうえで、家庭に合った機種を提案してもらえます。
エコキュートは故障するとお湯が使えなくなるため、急なトラブルへの対応力も業者選びの重要なポイントです。急湯お助け隊は、交換だけでなく給湯器のトラブルにも対応しているため、故障時の相談先を一本化したい人にも向いています。
依頼する際は、本体価格だけでなく工事費や既存機器の撤去・処分費などを含めた総額を確認しましょう。また、対応エリアや保証内容は地域・プランによって異なる場合があるため、申し込み前に確認することをおすすめします。
給湯器駆けつけ隊
| 運営会社 | ミズテック(前出「ミズテック」と同一運営元のサービスブランド) |
|---|---|
| 見積り方法 | WEB・電話・LINE |
| 電話受付時間 | 9:00~18:00(土日祝営業) |
| メール返信対応時間 | 9:00~20:00(土日祝対応) |
| 修理対応 | 可能(料金目安:約7,000円~50,000円) |
| 特徴 | 「駆けつけ」を名前に冠する通り、急な故障時のスピード対応を訴求。給湯器リース(月額制)も提供 |
給湯器駆けつけ隊は、ミズテックが展開する給湯器・エコキュートの交換サービスです。エコキュートの交換だけでなく、給湯器の故障や修理にも対応しており、給湯設備に関する相談をまとめて依頼できます。
主要メーカーのエコキュートを取り扱っており、現在使用している機種からの交換についても相談可能です。また、商品・工事ともに10年間の無料保証を用意しているため、交換後の故障が心配な人にも向いています。
さらに、24時間365日の問い合わせに対応し、最短30分での訪問を掲げています。急な故障でお湯が使えなくなった場合など、スピードを重視したい人は候補に入れておきたい業者です。
キンライサー
| 運営会社 | 株式会社キンライサー(本社:東京都港区虎ノ門) |
|---|---|
| 見積り方法 | 給湯器を撮影して送るだけで見積り可能 |
| 見積り費用 | 無料 |
| 料金目安 | 66,484円(税込)~ ※ノーリツ屋外壁掛・PS標準設置16号の場合 |
| 対応スピード | 最短翌日の設置・交換に対応 |
| 対応エリア | 関東(拠点8箇所)、西日本(5箇所)、中部(2箇所)、九州(1箇所)、北海道(1箇所)など全国展開 |
| 保証 | 無料10年保証 |
キンライサーは、給湯器やエコキュートの交換を全国規模で手がける業者です。テレビCMなどで知名度が高く、初めてエコキュートを交換する人でも依頼先として検討しやすいでしょう。
基本的に全国(離島を除く)に対応し、商品・工事ともに10年間の無料保証があり、問い合わせは24時間対応で、最短翌日の交換にも対応しています。
また、累計35万件を超える工事実績があり、第二種電気工事士や給水装置工事主任技術者などの有資格スタッフが工事を担当しています。
エコキュートの交換では、コロナ「CHP-46AZ2」の参考見積もりとして45万5,000円が掲載されています。ただし、実際の価格は機種や設置条件によって異なるため、見積もりで確認しましょう。
エコキュート専門店「きゅっと」
| サービス概要 | エコキュート・電気温水器の修理・交換・取付専門店 |
|---|---|
| 対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・静岡を中心に首都圏・東海全域 |
| 取扱メーカー | ダイキン・パナソニック・三菱・日立など主要メーカー |
| 出張費・見積り | 無料 |
| 料金体系 | 時間帯割増料金なし |
| 受付 | 年中無休 |
| 保証 | 最大10年保証 |
| 施工体制 | 有資格者による施工 |
「きゅっと」は、エコキュートの交換・修理を専門に扱う業者です。東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・静岡を中心とした首都圏・東海エリアに対応しており、地域密着型のサービスを展開しています。
さらに、10年間の工事保証が付いており、有料で製品10年保証を追加することも可能です。また、24時間問い合わせを受け付けており、最短当日の見積もりに対応しています。
工事を担当するのは有資格スタッフで、配管や電気工事など専門性の高い作業にも対応。メーカーや機種も幅広く取り扱っているため、現在とは異なるメーカーへの交換を検討している人にも相談しやすいでしょう。
GAS-Q(ガスキュー)
GAS-Q(ガスキュー)は、給湯器やエコキュートの交換を検討している人向けのサービスです。エコキュートは本体だけでなく、設置場所や配管、電気設備などの条件によって必要な工事が変わるため、機器選びと施工をまとめて相談できる業者を選ぶと安心です。
GAS-Qを検討する際も、まずは自宅が対応エリアに含まれているかを確認し、現在使用しているエコキュートのメーカー・型番などを伝えて見積もりを依頼しましょう。
また、業者を比較する際は、表示価格だけでなく、標準工事費や既存機器の撤去・処分費、追加工事費、保証などを含めて確認することが重要です。特にエコキュート交換は数十万円単位の費用になるため、複数業者から相見積もりを取り、総額とサービス内容を比較することをおすすめします。
エコキュートの交換を依頼できる業者の種類
エコキュートの交換を依頼できる業者には、給湯器・エコキュート専門業者、家電量販店・ホームセンター、電力会社、地域の電気工事店などがあります。
業者によって、取り扱っている機種や工事費、対応エリア、保証内容などが異なるため、料金だけでなくサービス全体を比較することが大切です。ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
給湯器・エコキュート専門業者
エコキュートの交換をできるだけ安く、スムーズに依頼したい人には、給湯器・エコキュート専門業者がおすすめです。
専門業者はエコキュートに関する知識や施工経験が豊富で、現在使用している機種に合った交換機種の提案から設置工事まで対応してくれます。業者によっては、主要メーカーの機器を幅広く取り扱っているため、予算や家庭の使用状況に合わせて選びやすいのもメリットです。
また、自社施工に対応している業者なら、下請け業者への仲介手数料が発生しにくく、家電量販店などと比べて費用を抑えられる場合があります。10年間の工事保証や製品保証、補助金申請のサポートなどを用意している業者もあるため、価格と安心感のバランスを重視する人に向いています。
一方で、専門業者は数が多く、サービス品質にも差があります。料金だけで決めず、施工実績や保証、口コミなども確認して選びましょう。
家電量販店・ホームセンター
家電量販店やホームセンターでも、エコキュートの購入から設置工事まで依頼できます。
実際に店舗で商品を見たり、スタッフに相談しながら機種を選んだりできるため、エコキュートについて詳しくない人でも検討しやすいのがメリットです。普段から利用している店舗で購入できる安心感もあります。
ただし、販売と工事を別々の業者が担当するケースもあり、専門業者と比べて費用が高くなることがあります。また、店舗スタッフがすべてのメーカーや設置条件に詳しいとは限らないため、専門的なアドバイスを重視する場合は注意が必要です。
購入前には、本体価格だけでなく標準工事費や既存機器の撤去費、追加工事費などを含めた総額を確認しましょう。
電力会社・メーカー系サービス
電力会社やメーカー系のサービスにエコキュートの交換を依頼する方法もあります。
電気設備に関する知識や施工体制に安心感があり、特に電気工事について信頼性を重視したい人に向いています。メーカー系サービスであれば、自社製品について詳しいスタッフから機種選びやメンテナンスについて相談できる場合もあります。
一方で、対応エリアが限定されていたり、専門業者と比べて料金が高めになったりするケースがあります。
依頼する際は、希望する地域が対応エリアに含まれているか、交換費用にどこまでの工事が含まれているかを事前に確認しておきましょう。
地域の電気工事店
地域の電気工事店も、エコキュートの交換を依頼できる選択肢のひとつです。
地元に密着して営業している店舗であれば、地域の住宅事情や設置環境に詳しく、相談から工事まで柔軟に対応してもらえる場合があります。近隣の店舗なら、交換後にトラブルが発生した際にも相談しやすいでしょう。
ただし、すべての電気工事店がエコキュートの交換を得意としているとは限りません。エコキュートの施工実績や対応メーカー、保有資格などを確認したうえで依頼することが重要です。
また、ホームページなどに料金が掲載されていない場合は、見積もりを依頼して総額を確認しましょう。
エコキュート交換業者のおすすめの選び方
エコキュートは本体と工事を合わせると数十万円かかることもあるため、業者選びは慎重に行いたいところです。
同じ機種への交換でも、業者によって本体価格や工事費、保証内容が異なります。以下のポイントをチェックして、安心して任せられる業者を選びましょう。
エコキュートの施工実績が豊富か確認する
まず確認したいのが、エコキュートの施工実績です。
エコキュートは、単に古い機器を取り外して新しい機器を設置すればよいわけではありません。住宅によって設置スペースや配管、電気設備などの条件が異なるため、さまざまな現場を経験している業者のほうが安心です。
公式サイトで施工件数や創業年数、施工事例などを確認してみましょう。「年間○件」「累計○万件」など具体的な実績を掲載している業者なら、施工経験を判断する材料になります。
また、エコキュートだけでなく給湯器や住宅設備全般を扱っている業者の場合も、エコキュートの施工実績が十分にあるか確認することが大切です。
本体代と工事費を含めた総額で比較する
業者を比較するときは、本体価格だけでなく、工事費などを含めた総額を確認しましょう。
「エコキュート○万円〜」と安く見えても、基本工事費や既存機器の撤去・処分費、配管工事費などが別途必要になるケースがあります。
見積もりを取る際は、本体代・標準工事費・撤去処分費・保証料など、何が料金に含まれているのかを確認してください。
特に「コミコミ価格」と記載されている場合でも、特殊な設置環境などで追加工事が必要になる可能性があります。最終的にいくら支払うことになるのか、契約前に確認することが重要です。
複数業者から相見積もりを取る
エコキュートの交換では、1社だけでなく複数の業者から相見積もりを取るのがおすすめです。
同じメーカー・容量のエコキュートでも、業者によって本体価格や工事費が異なるため、複数社を比較することで適正な価格を把握しやすくなります。
目安として、3社程度から見積もりを取ると比較しやすいでしょう。
ただし、最も安い業者を選べばよいとは限りません。保証内容や施工実績、対応の丁寧さなども含めて比較し、費用とサービスのバランスが良い業者を選ぶことが大切です。
保証やアフターサービスを確認する
エコキュートは長期間使用する設備なので、交換後の保証やアフターサービスも確認しておきましょう。
チェックしたいのは、本体のメーカー保証だけでなく、工事保証が付いているかという点です。工事後に配管などの施工部分で不具合が発生した場合、工事保証があれば修理費用を抑えられる可能性があります。
業者によっては商品・工事ともに10年間の保証を用意しているところもあります。また、故障時の修理対応や定期点検、補助金申請のサポートなど、保証以外のアフターサービスも確認しておくと安心です。
保証期間だけでなく、保証の対象範囲や適用条件まで確認してから契約しましょう。
対応エリアや最短施工日を確認する
料金や保証だけでなく、自宅が対応エリアに含まれているかも確認しましょう。
全国対応を掲げている業者でも、一部地域や離島などは対象外となっている場合があります。また、地域によっては最短の工事日が異なることもあります。
エコキュートが故障してお湯が使えない状態なら、対応スピードも重要です。最短即日や翌日対応を掲げている業者もあるため、急いで交換したい場合は施工可能な日程を問い合わせてみましょう。
なお、最短施工日だけで判断せず、在庫状況や設置環境によって実際の工事日が変わる可能性があることも覚えておきましょう。
追加料金が発生する条件を確認する
見積もり金額と実際の支払額が大きく異ならないよう、追加料金が発生する条件も確認しておくことが大切です。
たとえば、標準工事では対応できない配管工事や電気工事、基礎工事などが必要になる場合、追加費用が発生することがあります。
見積もりを依頼するときは「この金額以外に費用が発生する可能性はありますか?」と確認しておくと安心です。
また、現地調査を実施してから正式な見積もりを出す業者なら、設置環境を確認したうえで費用を算出してもらえます。料金の安さだけで決めず、追加料金の条件まで明確に説明してくれる業者を選びましょう。
交換するエコキュートの選び方
エコキュートはメーカーや機種によって、タンク容量や給湯方式、省エネ性能、給湯圧力などが異なります。交換前と同じ機種を選ぶ方法もありますが、家族構成やお湯の使用量に合ったモデルへ変更することで、より快適に使える場合があります。
ここでは、交換するエコキュートを選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。
家族の人数に合ったタンク容量を選ぶ
エコキュートを選ぶ際は、家族の人数や普段のお湯の使用量に合った貯湯タンク容量を選びましょう。
一般的には、2〜3人なら370L、3〜5人なら460L、4〜7人なら550L程度が目安です。ただし、同じ人数でもシャワーを長時間使う家庭や、頻繁に湯船にお湯を張る家庭では必要な容量が大きくなる場合があります。
反対に、家族の人数に対して容量が大きすぎると、本体価格や設置スペースの負担が増えることもあります。
現在使用しているエコキュートでお湯が足りなくなることが多いなら、容量を大きくするのも選択肢です。交換前の使用状況を振り返り、余裕を持って選びましょう。
フルオート・オート・給湯専用から選ぶ
エコキュートには、主に「フルオート」「オート」「給湯専用」の3タイプがあります。
フルオートは、お湯はりから追いだき、保温まで自動で行えるタイプです。ボタンひとつでお風呂の準備ができるため、利便性を重視する家庭に向いています。
オートは、自動でお湯はりができる一方、フルオートのような追いだき機能には対応していないモデルが一般的です。
給湯専用は、蛇口から浴槽にお湯をためるシンプルなタイプ。必要な機能を絞って、本体価格を抑えたい人に適しています。
交換前と同じタイプを選ぶだけでなく、必要な機能と予算を比較して選びましょう。
省エネ性能や年間給湯保温効率を比較する
エコキュートは長期間使用するため、本体価格だけでなく省エネ性能も確認しましょう。
特にチェックしたいのが年間給湯保温効率です。年間給湯保温効率は、1年間を通してどの程度効率よくお湯を沸かせるかを示す指標で、数値が高いほど省エネ性能に優れています。
高性能なモデルは本体価格が高くなる傾向がありますが、日々の給湯にかかる電気代を抑えられる可能性があります。
交換費用だけで判断せず、購入時の価格と長期的なランニングコストの両方を比較して、自宅に合ったモデルを選ぶことが大切です。
給湯圧力やシャワーの水圧を確認する
シャワーや複数箇所でのお湯の使用が多い家庭は、給湯圧力も確認しましょう。
エコキュートは貯湯タンクにお湯をためて使用する仕組みのため、ガス給湯器と比べてシャワーの水圧が弱く感じられる場合があります。特に2階の浴室で使用する場合や、複数の場所で同時にお湯を使う場合は、高圧タイプなどを検討するとよいでしょう。
ただし、給湯圧力は機種によって異なるため、カタログやメーカー公式サイトで仕様を確認することが重要です。
現在のシャワーの水圧に不満がある人は、交換を機に給湯圧力の高いモデルへ変更するのもおすすめです。
設置スペースに合うサイズを選ぶ
エコキュートは大型の貯湯タンクを設置するため、設置場所に収まるサイズかどうかも必ず確認しましょう。
タンク容量だけでなく、本体の高さ・幅・奥行きや、設置に必要なスペースまで確認することが大切です。住宅によっては、搬入経路が狭かったり、壁や隣家との距離に制約があったりする場合もあります。
また、同じ容量でも「角型」「薄型」など形状が異なるモデルがあります。設置場所が限られている場合は、現在のエコキュートと同じ形状を選ぶだけでなく、設置可能なモデルを業者に確認してもらいましょう。
メーカーや便利な機能で選ぶ
エコキュートは、三菱電機・パナソニック・ダイキン・日立・コロナなど、複数のメーカーから販売されています。
メーカーによって省エネ性能や搭載されている機能が異なるため、家族の使い方に合ったモデルを選びましょう。
たとえば、スマートフォンからお湯はりや沸き上げを操作できる機能、節電をサポートする機能、入浴中の快適性を高める機能などがあります。
ただし、高機能なモデルほど本体価格も高くなりやすいため、すべての機能が必要とは限りません。「どんな機能があれば便利か」を考え、必要な機能に絞って選ぶのがおすすめです。
エコキュート交換で利用できる補助金・助成金
エコキュートの交換では、国や自治体の補助金・助成金を利用できる場合があります。
補助金を利用できれば、数万円単位で交換費用を抑えられる可能性があるため、交換前に利用できる制度がないか確認しておきましょう。
ただし、対象となる機種や申請条件、申請期間などは制度によって異なります。補助金ありきで機種を決めるのではなく、条件を確認したうえで検討することが重要です。
給湯省エネ事業の補助金
エコキュートの交換では、国の「給湯省エネ2026事業」を利用できる可能性があります。
エコキュート(ヒートポンプ給湯機)の基本補助額は1台あたり7万円で、一定の性能要件を満たす機種については加算により最大10万円/台の補助を受けられる場合があります。
ただし、すべてのエコキュートが補助対象になるわけではありません。対象となる製品や申請条件などを確認し、補助対象機種を取り扱っている登録事業者に依頼する必要があります。
また、古い機器の撤去などによって加算される場合もあるため、最新の条件は公式情報で確認しましょう。
自治体独自の補助金・助成金
国の制度だけでなく、自治体が独自にエコキュートなどの省エネ設備導入を支援している場合があります。
自治体によって対象となる設備や補助金額、申請期間、所得などの条件が異なるため、**「自治体名+エコキュート+補助金」**などで調べるとよいでしょう。
なお、国の補助金と自治体の制度を併用できるかどうかは、それぞれの制度によって異なります。申請前に併用の可否を確認してください。
補助金は予算上限に達すると受付が終了することもあるため、エコキュートの交換を決めたら、できるだけ早めに利用できる制度を確認しておくことをおすすめします。
エコキュート交換に関するよくある質問
エコキュートの交換には何日かかりますか?
エコキュートからエコキュートへの交換で、設置場所や配管などの条件に問題がなければ、基本的には1日で完了するケースが多いです。
ただし、ガス給湯器からエコキュートへ変更する場合は、配管工事や電気工事、基礎工事などが必要になることがあり、より時間がかかる場合があります。
また、希望する機種の在庫状況や工事業者の予約状況によって、申し込みから実際の交換までの日数も変わります。故障してから慌てないよう、交換を検討している場合は早めに見積もりを依頼しておくと安心です。
エコキュートの交換はどこに頼むのがおすすめですか?
エコキュートの交換は、給湯器・エコキュート専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者はエコキュートの施工経験や商品知識が豊富で、家庭の使用状況や設置環境に合わせた機種を提案してもらいやすいのがメリットです。また、自社施工に対応している業者なら、中間マージンを抑えられるため、家電量販店などより交換費用が安くなる場合があります。
ただし、業者によって料金や施工品質、保証内容などに差があります。施工実績や保証、対応エリアなどを確認し、複数業者を比較して選びましょう。
エコキュートは10年を過ぎたら交換したほうがいいですか?
エコキュートの寿命は10年前後とされており、10年を過ぎると不具合が発生するケースも増えてきます。
10年を超えたからといって必ず交換しなければならないわけではありませんが、お湯が出ない、沸き上げができない、異音や水漏れがあるといった症状が出ている場合は、交換を検討したほうがよいでしょう。
また、古い機種は部品の製造・保有期間が終了していて、故障しても修理できない可能性があります。現在問題なく使用できていても、10年程度経過しているなら、故障する前に交換費用や機種を調べておくと安心です。
古いエコキュートから最新機種に交換できますか?
基本的には、古いエコキュートから最新のエコキュートへ交換できます。
ただし、現在の設置スペースや配管、電気設備などの状況によって、設置できる機種が変わる場合があります。特にタンク容量や本体サイズが現在の機種と異なる場合は注意が必要です。
交換前に業者へ現在使用しているエコキュートのメーカーや型番を伝え、設置可能な機種を確認してもらいましょう。最新機種への交換を機に、省エネ性能や給湯圧力、便利な機能などを比較して選ぶのもおすすめです。
交換時にメーカーを変更できますか?
エコキュートは、交換時にメーカーを変更することも可能です。
たとえば、現在ダイキンを使用していても、交換時に三菱電機やパナソニック、日立、コロナなど別メーカーの製品を選べます。
ただし、メーカーを変更すると本体のサイズや配管、リモコンなどの仕様が変わる場合があります。既存設備をそのまま利用できるとは限らないため、購入前に設置状況を確認してもらうことが大切です。
メーカーごとに搭載されている機能や省エネ性能も異なるため、価格だけでなく、家族の人数やお湯の使い方に合った機種を選びましょう。
エコキュート交換で追加料金がかかることはありますか?
エコキュートの交換では、見積もり後に追加料金が発生する場合があります。
たとえば、既存の配管を交換する必要がある場合や、電気工事、基礎工事などの追加工事が必要になる場合です。設置場所や搬入経路などによっても、標準工事では対応できないケースがあります。
そのため、見積もりを取る際は、本体代と標準工事費だけでなく、撤去・処分費や追加工事費まで含まれているかを確認しましょう。
「追加料金が発生するのはどのような場合か」「見積もり金額以外に費用がかかる可能性はあるか」を事前に聞いておくと、契約後の料金トラブルを防ぎやすくなります。
エコキュートの交換に補助金は使えますか?
エコキュートの交換には、国の「給湯省エネ2026事業」などの補助制度を利用できる場合があります。
エコキュートの基本補助額は1台あたり7万円、一定の加算要件を満たす機種は最大10万円/台とされています。
ただし、すべての機種・工事が対象になるわけではありません。対象機種や申請条件、予算上限などを確認したうえで、補助金の対象となる登録事業者へ依頼する必要があります。
また、自治体独自の補助金・助成金が利用できる場合もあるため、国の制度とあわせて確認してみましょう。
まとめ|エコキュート交換は複数業者を比較して選ぼう
エコキュートの交換費用は、現在使用している給湯器や設置環境、選ぶ機種によって大きく変わります。エコキュートからの交換だけでなく、ガス給湯器から切り替える場合は配管・電気・基礎工事などが必要になり、費用が高くなることもあります。
交換業者を選ぶ際は、本体と工事を含めた総額、施工実績、保証内容、対応スピード、追加料金の条件などを比較することが大切です。
また、エコキュートは10年前後が交換を検討するひとつの目安となります。故障してお湯が使えなくなる前に、余裕を持って交換先を探しておきましょう。
少しでも交換費用を抑えたい場合は、複数業者から相見積もりを取るほか、型落ちモデルや補助金制度を活用する方法もあります。
料金だけでなく、施工品質や保証まで含めて比較し、自宅に合ったエコキュートと信頼できる交換業者を選びましょう。
