卒FITとは?売電終了後の選択肢と最適な活用方法を解説

固定価格買取制度
売電・収益・電気代節約

太陽光発電を設置している方は、「卒FIT」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。卒FITとは、固定価格買取制度(FIT制度)による買取期間が満了することです。本記事では、卒FITの意味や満了後に最適な選択肢について詳しく解説します。

卒FITとは?意味と基本をわかりやすく解説

卒FITとは、国による固定価格買取制度の期間が終了することです。この期間が終わると買取価格が変動するため、対策が必要となります。まずは、卒FITについて詳しく知ることから始めましょう。

卒FITとは固定価格買取制度(FIT)の終了のこと

FITとは、国が定めた固定価格買取制度(FIT制度)のことです。再生可能エネルギーの普及が目的で、一定期間において余剰電力を電力会社が買い取ることを国が保証しています。

FITについて、詳しくは次のページをご確認ください。

【2026年(令和8年)】固定価格買取制度(FIT)とは?買取価格と仕組みを徹底解説

卒FITとは、FIT制度の適用期間が完了することをいいます。

FIT制度の仕組みと10年間の買取期間

FIT制度は出力や設置した年度によって、買取単価があらかじめ固定されていることが特徴です。一般の住宅用太陽光発電(出力10kW未満)であれば10年間設定されています。

2025年度(10月〜3月)以降に認定を受けた住宅用太陽光発電であれば、4年目まで1kWhあたり24円、5年目〜10年目は8.3円となります。

出典:買取価格・期間等(2026年度以降)|経済産業省 資源エネルギー庁

市場の変動があったとしても、買取価格が変わらないため期間内は安定した収入が見込める仕組みです。

卒FITの対象者・確認方法

一般の住宅用太陽光発電(出力10kW未満)であれば、FIT制度を利用している出力10kW未満の住宅用太陽光発電は、固定価格での買取開始から10年で買取期間が満了します。買取をしている電力会社からの通知を確認するとよいでしょう。

期間満了の数か月前になると、売電している電力会社から「再生可能エネルギー発電設備に対する固定価格買取期間満了のお知らせ」といったお知らせが届きます。そこで、具体的な満了日を確認することが可能です。

卒FITは「電気の使い方が変わる転換点」

卒FITを迎えると、売電価格が大きく変動します。近年は売電価格が下がっていることから、売電するよりも、自宅で消費したほうが節約につながりやすくなります。

つまり、卒FITは電気の使い方が大きく変わる転換点といえるでしょう。売電で収益を得るのではなく、電力会社から購入する電気をいかに減らせるかといった考え方にシフトチェンジをすることが大切です。

卒FIT後に起こる変化とは?売電価格の実態

卒FIT後には毎月の売電収入が大幅に減少する可能性があります。その理由や売電価格の目安について把握することが大切です。

売電価格が大幅に下がる理由

卒FIT後には、国が保証している価格が終わるため自由市場価格での取引となります。FIT期間中は再生可能エネルギーの普及のために再エネ促進賦課金などから財源が補填されます。その結果、市場価格よりもはるかに高い金額での買い取りが可能です。

しかし、FIT期間が終わると補填が一切なくなります。そのため、市場価格での取引となるため売電価格が下がる傾向にあります。しかし、中には卒FITを迎えても価格変動が少ないケースもあるので、各電力会社が設定しているプランを確認しましょう。

卒FIT後の売電単価の目安

電力会社はそれぞれ売電価格を設定しており、1kWhあたり約7円〜10円程度です。例えば東京電力の再エネ買取標準プランでは8.5円に設定されています。

出典:再エネ買取標準プラン|東京電力

FIT期間中において導入後4年目までは1kWhあたり24円なので卒FIT後は大きく下がりますが、5年目以降は8.3円なので逆に上がる場合もあります。このように、卒FIT後であっても価格が変わらないケースもあるので、前もって確認しましょう。

収入がどれくらい減るのかの実例

卒FITによる毎月の売電収入は、太陽光発電を設置した時期によって変わります。例えば2025年度(4月〜9月)に設置したのであればFIT期間中は1kWhあたり一律で15円です。

出典:買取価格・期間等(2026年度以降)|経済産業省 資源エネルギー庁

この状態で東京電力の再エネ買取標準プランに変更すると1kWhあたり8.5円となるため大きく収入が下がります。一方で2025年度(10月〜3月)に導入した場合は、導入後5年目〜10年目の1kWhあたりが8.3円です。つまり、買取単価がわずかに高くなる可能性もあります。

何もしないとどうなる?

FIT満了後の取り扱いは、現在の売電先によって異なります。標準の買取プランへ自動移行する事業者もあれば、別途申し込みが必要な場合もあるため、満了前に契約先へ確認しましょう。多くの大手電力会社では自動的に指定した買取プランに切り替わりますが、中には自動的に切り替わらない電力会社もあるので注意しましょう。

卒FIT後はどうする?3つの選択肢を比較

卒FIT後の対策として次の3つが挙げられます。

  • 売電を続ける
  • 蓄電池で自家消費する
  • 自家消費を増やす

それぞれのメリットやデメリットを理解したうえで、自分に合った選択肢を選びましょう。

選択肢メリットデメリット
売電を続ける手続きが簡単で初期費用がかからない経済面でメリットが少ない
蓄電池で自家消費する大幅に電気代を削減できるほか、停電時の対策となる導入費用が高額になる
自家消費を増やす電気代を削減できる節電効果に限界があり、停電対策にはなりにくい

売電を続ける

卒FIT後も同じ設備で売電を続けることが可能です。FIT時に契約していた電力会社と継続するか、別の電力会社に切り替える方法もあります。

この場合のメリットとして、初期費用がかからないことが挙げられます。しかし、売電単価は7~10円(東京電力の標準プランであれば8.5円)であるため、FIT期間中と比べて収入が減少する可能性があるため注意しましょう。

蓄電池で自家消費する

卒FITのタイミングで家庭用蓄電池を導入して太陽光と併用する方法があります。日中に太陽光パネルで発電した余剰電気を蓄電池に貯めておいて、必要なタイミングで電気を利用する方法です。

現在多くの卒FIT世帯からもっとも注目を集めている方法であり、太陽光の電気を有効活用できます。さらに、蓄電池を非常用電源として活用できるため、災害時の停電対策としても利用可能です。

自家消費を増やす

蓄電池を導入しないで、自家消費を増やす方法もあります。これまで夜間に利用していた電気を、できる限り太陽光が発電できる日中にシフトする方法です。

例えば、タイマー機能を使って食洗機や洗濯機などを昼間に動かすなどの工夫が必要です。設備投資がかからず工夫次第ではありますが、蓄電池導入のような大きな節電効果は期待できません。

卒FIT後の選択肢|売電を続ける

卒FITの最もシンプルな方法が余剰電力の売電を続ける方法です。これまで契約していた大手電力会社の継続プランに移行する以外に、他の電力会社に切り替える方法もあります。

新電力会社と売電契約を結ぶ仕組み

卒FIT後は大手電力会社と継続して新たな契約を結ぶほか、新電力をよばれるエネルギー企業と売電契約の締結が可能です。新電力会社は再生可能エネルギーの調達や新たな顧客確保のために、大手電力会社と比べて高めに買取単価を設定している場合があります。

また、ポイント還元や通信回線との組み合わせなど特定のサービスを提供していることも少なくありません。そのため、大手電力会社にはないようなメリットを得られることもあるでしょう。

固定価格・市場連動型の違い

卒FIT後に新電力などに契約する際に、以下の2種類の買取単価があります。

  • 固定価格型
  • 市場連動型

固定価格型とは、1kWhあたり8円や10円など、あらかじめ決められた単価で買取をするプランです。そのため、安定した買取を求めたい人におすすめです。

一方市場連動型とは、日本卸電力取引所(JEPX)などの電力取引価格を基準として買取単価が変動するプランです。市場の動きを把握したうえでうまく活かしたい方におすすめとなっています。

手続きは簡単で切替も可能

契約継続だけでなく売電先を切り替える場合でも、手続きは決して複雑ではありません。新たに契約する電力会社のWebサイトや専用フォームから、現在の太陽光発電の受給者番号や設置情報を入力するだけです。

他の電力会社と契約する場合でも、現在の契約会社への連絡は不要です。さらに、スマートメーターの工事も自動的に進められるため、切り替えへの負担はほとんどかかりません。

向いている家庭の特徴

売電を継続する方法が向いている家庭は主に次の2点です。

  • 初期費用をかけたくない
  • 手間をかけたくない

蓄電池を購入することが難しいなど、初期費用をかけたくない家庭に向いています。また、手続きの手間を減らしたい場合にもおすすめです。さらに、昼間の在宅時間が短く電気をあまり使わない場合も、自家消費をしづらいことから売電を選んだ方がお得になるケースがあります。

卒FIT後の選択肢|蓄電池で自家消費する

住宅の壁に設置された家庭用蓄電池

売電単価が下がった状況において、もっとも高い経済効果があるのが蓄電池の導入です。また、蓄電池で電力を蓄えることで、停電時にも活用できます。

発電した電気を貯めて使う仕組み

蓄電池の導入によって、日中に発電した電力のうち余剰分を貯めることが可能です。夜や天気が悪い日などに蓄えた電力を使うことで、電力会社から購入する電力を減らして電気代を削減できます。

このサイクルを毎日繰り返すことで、電力会社から購入する電気の料金が上昇した場合でも、買電量を抑えることで影響を軽減できる可能性があります。

電気代削減と非常用電源のメリット

蓄電池を併用することで、毎月の電気代削減ができるほか非常用電源としても活用可能です。電気代が高騰する現代において自前の電力で賄えるほか、売電するよりも節約効果が期待できるでしょう。

また、台風や地震などの自然災害で大規模な停電となった場合でも、蓄電池に貯めた電力を家庭内で利用できます。蓄電池を導入する際に懸念点となる導入費用については、次の記事をご確認ください。

太陽光と蓄電池の価格相場|費用内訳と導入コスト徹底解説

太陽光との相性が最も良い理由

太陽光発電と蓄電池を併用することで、それぞれのデメリットをお互いに補い合えるため相性がいいといえます。太陽光発電は日中しか発電できないのですが、蓄電池に貯めておくことで、夜や天気の悪い日にも活用可能です。

太陽光発電をした電力を蓄電池に貯めて必要なタイミングで使うことで、太陽光発電の良さを最大限に発揮できます。

導入費用と回収の考え方

蓄電池の導入費用は、工事費用込みで約100万円〜250万円程度が相場となります。初期投資の回収を考える際には、電気代の削減だけでなく災害時の非常電源としての活用まで考えると良いでしょう。

さらに、高騰が続く電気代への対策を考えると蓄電池の評価を高められます。また、国や地方自治体が実施している補助金制度を利用すれば、導入費用を抑えられるため、投資回収までの期間を短縮できます。

卒FIT後の選択肢|電気を自家消費する

蓄電池の導入は経済面で難しいといった方でも、日々の工夫によって、発電した電気の自家消費量を増やせます。余剰電力を安価で売電するよりも、家庭内で使った方が電気代を削減できるケースもあるのです。

昼間の電気使用を増やす方法

昼間の電気使用を増やすことで、電力会社から購入する電力量を減らせます。その方法としては、これまで朝や夜に行っていた家事を太陽光が発電する日中にずらすことがおすすめです。

例えば、タイマー機能を使って洗濯機などを日中に稼働するようにセットします。また、掃除機を使うタイミングも工夫することで電気の自家消費量を増やせます。もし、電気自動車を所有している場合は日中に充電をすると毎月の電気代が変わってくるでしょう。

エコキュートなどとの相性

エコキュートを導入することで、電気の自家消費量を増やせます。従来のエコキュートは割安である深夜の時間帯にお湯を沸き上げる設定が一般的です。

太陽光発電と併用する場合、昼間の時間帯に沸き上げ時間を変更すれば、電気代を大幅に減らせます。晴天時など条件によっては電気代をかけずにエコキュートを利用できる場合もあるでしょう。エコキュートについて詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

エコキュートとは?仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説

売電より自家消費が得になる理由

卒FIT後に売電するよりも自家消費がお得になるのは、売電単価と電気の購入単価に価格差があるためです。卒FIT後の電気単価は、東京電力の通常プランでは1kWhあたり8.5円です。

出典:再エネ買取標準プラン|東京電力

2025年度(4月〜9月)に設置した太陽光発電であれば、1kWhあたり15円(10kW未満)であるため、6.5円の開きがあります。

出典:買取価格・期間等(2026年度以降)|経済産業省 資源エネルギー庁

しかし、2025年度(10月〜3月)に設置した場合5年目〜10年目は1kWhあたり8.3円(10kW未満)となるため、売電の方がわずかに高くなる可能性もあります。

工夫次第でコストを抑えられる

蓄電池を使わないで電気を自家消費する場合は、初期費用をかけず工夫次第でコストを抑えることが可能です。家電をできるだけ昼間に使用すれば、その分の電気代を削減できます。

時間をずらしたり、タイマーを活用したりするのでリスクは一切ありません。また、工夫しても余剰電力が多く発生する場合は蓄電池の導入を検討するのもよいでしょう。

卒FITで蓄電池を導入すべき家庭の特徴

卒FITを迎えた際に、蓄電池を導入する世帯が増えています。しかし、すべての世帯においてメリットがあるとは限りません。蓄電池は初期費用がかかるため、効果的かどうか十分に判断することが大切です。一般的に卒FITで蓄電池を導入すべきなのは次の家庭です。

  • 電気使用量が多い家庭
  • 停電リスクに備えたい家庭
  • 太陽光発電の発電量が多い家庭
  • 電気代を抑えたい家庭

電気使用量が多い家庭

毎月の電気使用量が多く電気代の請求が高額になる家庭であれば、卒FIT時に蓄電池を導入することで節約効果が期待できます。大型家電を複数稼働させている世帯であれば、購入している電気の単価負担が大きくなることが一般的です。

太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めておいて、夜間や朝方などに自家消費できます。このことで、電力会社から購入する電気量を大幅に削減できるため、節約効果がより高まります。

停電リスクに備えたい家庭

台風や地震などの自然災害に伴う停電への備えを強化したい世帯にとって、蓄電池は有効な選択肢です。蓄電池に貯めておいた電力によって、停電時でも照明や冷蔵庫などを使えるようになります。

特に小さな子どもや高齢者が同居している場合、またペットを飼っている家庭であればより安心感が高まるでしょう。蓄電池は電気代の削減だけでなく、非常用電源といった安心感としての価値もあります。

太陽光発電の発電量が多い家庭

太陽光パネルの発電量が大きく余剰電力がある場合でも、蓄電池を導入することがおすすめです。この余剰電力を安価で売電するのではなく、自家消費したほうが結果的に節約効果を高められます。そのため、蓄電池の導入にあたって、現在の発電量を把握するようにしましょう。

電気代を抑えたい家庭

電気料金の高騰が続く情勢において、光熱費の負担を減らしたい家庭にとっても蓄電池の導入は効果的です。今後もエネルギー価格の高騰や再エネ促進賦課金の変動によって、電気代が高騰する可能性があります。

そこで、太陽光発電で発電した電力のうち余剰電力を蓄電池に貯めておけば、電力会社から電気を購入する量を最小限にできます。その結果、電気代高騰の影響を受けにくい家計のやりくりができるようになるでしょう。

卒FIT後の注意点と失敗しない選び方

指差しをする笑顔の女性

卒FITを迎えるにあたって、適切な方法を選ばないとあとで後悔する可能性があります。そこで、次の点に注意をしてニーズに合った方法を選んでください。

  • 売電価格だけで判断しないことが重要
  • ライフスタイルに合わせた選択が必要
  • 蓄電池の寿命やコストも考慮する
  • 長期的な視点での判断が重要

売電価格だけで判断しないことが重要

卒FIT後にまず気になるのは、買取単価ではないでしょうか。一部の新電力会社は高い買取単価を提示していますが、実は指定の電気プランへの加入やガス契約などが必須である場合もあります。

総合的に考えると大手電力会社に売電したほうがお得になる場合も少なくありません。そのため、売電価格だけでなく家計全体でのコストにおいて比較をしましょう。

ライフスタイルに合わせた選択が必要

世帯ごとに電気の使い方や在宅状況などのライフスタイルが異なります。そのため、ライフスタイルに合った選択が必要です。

昼間に在宅する時間がほとんどない世帯であれば、自家消費をうまくできない可能性があります。一方で在宅ワークをしている場合など、日中に電気を使う世帯であれば自家消費がマッチする場合もあるでしょう。他人の成功事例はあくまで参考として、自分自身のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。

蓄電池の寿命やコストも考慮する

卒FIT時に蓄電池を導入する場合は、初期費用やメンテナンス費用、製品の寿命まで考えるようにしましょう。一般的に10年〜15年が寿命となっており、使っているとメンテナンスも必要です。

そのため電気代の削減だけで初期費用や今後のコストまで回収できるかといったシミュレーションが大切です。導入時に購入する業者によく確認するようにしてください。

長期的な視点での判断が重要

卒FITへの対応は目先の損得ではなく、10〜15年先を見据えた長期的な視点での判断が必要です。現在住んでいる住宅にあと何年住むのか、今後の家庭構成や電気使用量はどうなるのかなどをふまえて総合的に判断してください。

施工業者を選ぶ際も、長期保証やアフターサポートなど今後運用していくうえで安心して任せられるかを見極めましょう。

卒FITに関するよくある質問

卒FITに関するよくある質問をまとめましたので、参考にしてください。

卒FITはいつから始まる?自分が対象か確認する方法は?

FITによる固定価格での買取開始から10年後に卒FITを迎えます。また、契約している電力会社からの「固定価格買取期間満了のお知らせ」が届いていれば対象です。

満了日の約3ヵ月〜6ヵ月前にこの通知が送付されることが一般的です。また、通知が届いていない場合でも電力会社のWeb明細でも確認できます。

卒FIT後は何もしなくても売電できる?

電力会社によって異なりますが、契約内容によっては事前の手続きが必要です。中には自動的に標準プランに移行する仕組みを提供している電力会社もあります。しかし契約更新をしないと買取が止まってしまう電力会社もあるので、必ず確認するようにしましょう。

卒FIT後は売電と自家消費のどちらがお得?

一般的には卒FIT後は自家消費の方が経済的なメリットを得られるケースが多くあります。FIT期間中であっても、一般的には電力会社から購入する電気の単価が卒FIT後の売電単価を上回る場合、自家消費したほうが1kWh当たりの経済的メリットは大きくなります。ただし、蓄電池を導入する場合は初期費用や充放電ロスも含めて判断する必要があります。また電気料金が高騰していることからも、自家消費をした方が高い節約効果が期待できるでしょう。

卒FIT後でも蓄電池は後付けできる?

卒FIT後でも、既存の太陽光システムに蓄電池を後付けできます。中には設置から10年たっている太陽光発電システムであっても設置できる蓄電池ユニットが数多く登場しています。

卒FIT後でも補助金は利用できる?

卒FIT後でも、国や地方自治体が実施している補助金制度の対象です。条件を満たせば、国や地方自治体の補助金を組み合わせるなど大きな額の支援を受けられる場合もあります。そのため、導入手続きをする際に、施工会社に確認するようにしてください。

卒FITは売る電気から使う電気へ

卒FITはこれまで売電して収入を得ることから、自家消費して家計の負担を減らすことにシフトチェンジするタイミングともいえます。電気料金が高い状況では、太陽光発電でつくった電気を自家消費することで、家計の負担を抑えられる可能性があります。蓄電池やエコキュートの導入、家電を使う時間帯の変更などを比較し、ライフスタイルに合った方法を選びましょう。

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