ハンファジャパンの太陽光とは?Qセルズ・Re.RISEの価格や特徴、保証を解説

ハンファジャパンは、韓国のハンファグループに属し、日本で太陽光発電関連事業などを展開する企業です。ハンファジャパンによると、2025年度の新築住宅向け国内出荷シェアでは3年連続No.1、既築住宅を含む住宅総合市場でも2年連続トップシェアを獲得しています。本記事では、ハンファジャパンの太陽光発電システムの特徴や価格、保証などを解説します。
ハンファジャパンの太陽光(Qセルズ・Re.RISE)とは

ハンファジャパンは、韓国ハンファグループに属する日本法人です。太陽光発電関連製品の販売に加え、導入後のサポートにも対応しています。ハンファジャパンは、グローバルブランドであるQcells(Qセルズ)と、日本市場向けのオリジナルブランド「Re.RISE(リライズ)」を展開中です。
韓国ハンファグループの日本法人
ハンファジャパンは、韓国のハンファグループに属する日本法人として事業を展開しています。ハンファグループは、再生可能エネルギー、化学、宇宙航空、金融など幅広い事業を手がけているグローバル企業です。
2011年から日本の太陽光事業に参入しており、2026年3月時点で日本向けの出荷量累計は7.8GW、住宅設置数は21万棟に達しています。日本国内では、販売店ネットワークを通じた製品の販売や導入後のサポートにも対応しています。
ハンファジャパンとQセルズの関係
Qcellsは1999年にドイツでQ-Cells S.E.として創業した太陽電池メーカーで、2012年にハンファグループの傘下となりました。現在は、Qcellsの太陽電池技術を生かした製品を、ハンファグループのグローバルな事業基盤を通じて展開しています。
日本ではハンファジャパンがQcellsやRe.RISEを展開しており、販売店ネットワークを通じて製品の提案から施工、導入後のサポートまで対応しています。
2026年始動のトータルエネルギーソリューションブランド「ENERICH」
ハンファジャパンは2026年4月、トータルエネルギーソリューションブランド「ENERICH(エネリッチ)」を始動しました。「でんきは、資産だ。」を掲げ、太陽光パネル、蓄電池、HEMS(Home Energy Management System/家庭のエネルギー管理システム)、系統電力、電力取引の5つの要素を組み合わせて提供するブランドです。
太陽光で電気を「つくる」だけでなく、「貯める」「運用する」までを一体で捉え、家庭のエネルギーを効率的に活用するトータルエネルギーソリューションを目指しています。2026年7月から販売店の募集を開始し、2027年の本格サービス開始を予定しています。
出典:ハンファジャパン、再生可能エネルギーの新ブランド「ENERICH™(エネリッチ)」を始動|Hanwha Japan
ハンファジャパンの2つのブランド|Re.RISEとQcells

ハンファジャパンには、特徴の異なる2つの太陽光発電ブランドを展開中です。それぞれの特徴を比較し、自宅の屋根形状や必要な発電容量などに合った製品を検討しましょう。
日本の住宅向けに開発されたRe.RISE
Re.RISE(リライズ)は狭小屋根や複雑な形状の屋根がある日本の住宅向けに開発されたブランドです。日本の住宅には複雑な形状の屋根も多く、大型の太陽光パネルだけでは屋根面を十分に活用しにくい場合があります。
Re.RISEは、日本の住宅屋根に合わせて大型や小型など複数のサイズを展開しており、限られた屋根面積にも配置しやすい設計となっています。また、一部のモデルには反射光を抑える防眩仕様が用意されています。
グローバルブランドのQcells
Qcells(Qセルズ)は、世界各国で展開されているグローバルブランドです。高効率なN型セルを採用したQ.TRONシリーズなどを展開しており、Q.TRONシリーズには、住宅の屋根形状に合わせて選択できるサイズの異なるモジュールも用意されています。
実際の導入価格は、使用する製品や設置容量、施工条件、販売店などによって異なるため、複数の販売店に見積もりを取得して比較することが大切です。
主な製品ラインナップと変換効率
リライズとQセルズともに、先進的なラインナップを展開しています。たとえば、Qcellsの「Q.TRON S-G2.4+」は、N型セル技術の導入によって、モジュール変換効率21.6%と高出力が特徴です。
Re.RISEの「Re.RISE-NBCシリーズ」は、電極をセルの裏面に配置するN型バックコンタクト構造を採用しており、440Wモデルのモジュール変換効率は24.2%です。また、小型モジュールの「Re.RISE-NBC MS290」は、公称最大出力290W、モジュール変換効率23.5%です。
出典:Re.RISE-NBC 440 / 435|ハンファジャパン
ハンファジャパン 太陽光(Qセルズ)の特徴

ハンファジャパンの太陽光パネルは、発電性能の向上を目的としたさまざまな技術が活用されています。さらに、日本の屋根形状や気候などを考慮した製品を展開していることが特徴です。
Qcells|Q.ANTUM技術による高い発電性能
QcellsのQ.TRONシリーズには、N型TOPCon構造をベースとした独自技術「Q.ANTUM NEO」が採用されています。特殊なレイヤー「NEO Power Transmitter」によって電荷の損失を抑え、従来のP型モジュールと比べて出力や変換効率の向上を図った技術です。
また、Q.TRONシリーズは低照度時の発電性能や温度特性も改善されています。朝夕など日射量が少ない時間帯や、パネルの表面温度が上昇する環境での発電性能に配慮した設計です。
Re.RISE-NBC|バックコンタクト技術による高い変換効率
Re.RISE-NBCの特徴の一つが、N型セルとバックコンタクト技術を組み合わせた高効率設計です。一般的な太陽光パネルでは、セル表面に配置された金属配線によって光を受けられない部分が生じ、発電ロスにつながる場合があります。
一方、電極を背面に配置したバックコンタクト構造では、表面の金属配線による影を減らして受光面を広く確保できるため、発電ロスを抑えられます。また、表面に電極が見えにくいため、すっきりとした外観になる点も特徴です。
Re.RISE|日本の屋根に対応するサイズバリエーション
Re.RISEは、日本の複雑な屋根形状に対応したサイズバリエーションを展開しています。大型の440Wモデル(Re.RISE-G3 440)は、1,722×1,134×30mmです。
また、小型の290Wモデル「Re.RISE-NBC MS290」は、1,606×767×30mmとなっています。サイズの異なるモジュールを展開することで、屋根の形状や面積に応じた設置を検討しやすくなります。
出典:Re.RISE-G3 440|Hanwha Re.RISE
高温・低照度時の発電性能
太陽光パネルは、パネル温度が上昇すると一般に発電効率が低下します。QcellsのQ.TRONシリーズでは従来機種と比べて温度係数が改善されており、高温時の出力低下を抑える設計が採用されています。また、Re.RISE-NBCシリーズもN型セルを採用しています。
Q.TRONシリーズは低照度時の発電性能にも配慮されており、朝夕や曇天時など日射量が少ない時間帯の発電性能にも配慮されています。ただし、実際の発電量は日射量や気温、設置条件などによって変わります。
ハンファジャパン 太陽光(Qセルズ)の長期保証と手厚いサポート体制

太陽光発電は長期にわたって利用するため、メーカーの保証体制と長期保証は重要な要素です。ハンファジャパンは長期保証を用意しているほか、全国の販売パートナーネットワークを通じて、製品の提案、施工、アフターサポートに対応しています。
製品ごとに異なる製品保証・出力保証(最長30年)
ハンファジャパンでは、製品ごとに異なる製品保証や出力保証を提供しています。例えば、Re.RISE-NBCシリーズでは、製品保証と出力保証がともに30年に設定されていることが特徴です。
Re.RISE-G3シリーズの製品・出力保証が25年であるのに対し、Re.RISE-NBCシリーズでは30年に設定されています。保証期間中に、保証規定で定められた製品不具合や所定の出力低下が発生した場合は、保証内容に応じた対応を受けられます。なお、保証を適用するには所定の施工条件や保証申請などを満たす必要があります。
有償でシステム保証を延長できる「ハンファ20年保証制度」
ハンファジャパンでは、有償の「ハンファ20年保証制度」を提供しています。2026年5月から対象が拡大され、ハンファジャパンが販売するすべての太陽光パネルを搭載した太陽光発電システムが対象となりました。既存のメーカー保証に5年間の延長保証を付帯し、パワーコンディショナや接続箱など、対象機器の自然故障を保証します。
ただし、リモコン、モニター、計測装置、ケーブルなど一部の付属機器は20年保証の対象外です。20年保証は機器自体の寿命を延ばすものではありませんが、保証期間内に対象となる自然故障が発生した場合の修理などに対応できます。
出典:ハンファジャパン、「20年保証制度」の太陽光パネル対象製品を拡大|Hanwha Japan
自然災害補償の有無や条件は販売店へ確認する
太陽光発電システムの災害補償については、購入する製品や販売店、契約内容などによって条件が異なる場合があります。ハンファジャパンの公式保証ページでも、災害補償については販売店へ事前に確認するよう案内されています。
自然災害による損害に備える場合は、太陽光発電システムに付帯する補償内容だけでなく、ご自身が加入している火災保険や地震保険などの補償対象・条件もあわせて確認しましょう。
全国のサポートネットワークと品質管理体制
ハンファジャパンは、日本国内にカスタマーサポート体制を設けています。また、2025年12月末時点で全国約4,700社の販売パートナーネットワークを構築しており、提案や施工、アフターサポートまで地域の販売店と連携して対応しています。
製品に不具合が発生した場合は、購入した販売店などの窓口へ相談し、保証内容に応じて対応を受けているため安心です。
ハンファジャパン、住宅用太陽光の累計販売棟数21万棟を達成|Hanwha Japan
ハンファジャパン 太陽光の価格と設置費用相場

太陽光発電を導入するにあたっては、パネル費用と工事費用を含めた総額を把握することが大切です。ハンファジャパンの太陽光発電システムは、製品や設置条件によって価格が異なるため、総額を確認したうえで検討しましょう。
住宅用太陽光発電の設置費用相場
経済産業省の調達価格等算定委員会によると、2025年に設置された10kW未満の住宅用太陽光発電のうち、新築住宅の平均システム費用は1kWあたり28.9万円でした。
一方、ハンファジャパン製の太陽光発電システムについては、機器構成や設置容量、屋根形状、施工内容、販売店の価格設定などによって総額が異なるため、一律の設置費用相場を示すことは困難です。
ハンファジャパンの製品ページでは太陽光パネル単体のメーカー希望小売価格が公表されていますが、パワーコンディショナや架台、施工費などを含む実際の導入価格とは異なります。導入を検討する際は、複数の施工会社から同じ条件で見積もりを取り、総額を比較しましょう。
発電量・電気代削減額から考える費用対効果
太陽光発電の年間発電量や電気代削減額は、設置する地域、屋根の方位や傾斜、周囲の影、設置容量、自家消費率などによって異なります。
また、初期費用を回収できるまでの期間も、システムの導入価格、発電量、電気料金、売電単価などによって変わります。導入前には自宅の条件を反映した発電量や収支シミュレーションを行い、長期的な費用対効果を確認することが重要です。
出典:再生可能エネルギー・省エネルギー設備の支援情報(住宅用)|千葉県
補助金を利用すれば初期費用を抑えられる
国や地方自治体が実施している補助制度を利用できれば、初期費用の負担を抑えられる場合があります。例えば、東京都の2026年度(令和8年度)「家庭における太陽光発電導入促進事業」では、新築住宅に設置する太陽光発電システムについて、発電出力3.6kW以下の場合は1kWあたり12万円、1棟あたり36万円が助成上限です。
既存住宅では助成単価や上限額が異なるため、住宅の区分や設置容量に応じた最新の要件を確認しましょう。
出典:家庭における太陽光発電導入促進事業実施要綱|クールネット東京
また、都道府県や市区町村によって独自の補助制度が設けられている場合があります。太陽光発電を導入する際は、所在地の自治体の最新情報を確認し、施工店にも適用条件を確認しましょう。
ハンファジャパン 太陽光の評判・口コミ

ハンファジャパンの太陽光パネルについて公開されている口コミや評判をご紹介します。保証やパネルサイズ、価格などに関する評価がある一方、施工店による価格や対応の違いを指摘する声もあります。
良い口コミ・評判
公開されている口コミには、ハンファの保証制度を評価する声があります。製品によって最長30年の製品保証や出力保証が設定されていることから、長期的な保証を評価する内容が見られます。
また、小型パネルを含む複数のサイズが用意されていることから、屋根の大きさや形状に合わせて設置できたという声もあります。ほかにも、価格と性能のバランスを評価する声が紹介されています。
悪い口コミ・気になる評判
一方で施工会社によって、提案内容や見積金額、アフター対応などに違いがあるという声もあります。実際の販売価格や工事費は販売・施工店によって異なるため、同じ製品でも見積金額に差が生じることがあります。導入を検討する際は、複数の販売店から見積もりを取り、価格だけでなく、提案内容や保証条件なども比較するとよいでしょう。
出典:リライズ(Re. RISE)は評判のよい太陽光パネル?口コミからリアルな実態を徹底調査|マイナビ
ハンファジャパン 太陽光のメリット・デメリット

太陽光発電を設置する際は、メリットやデメリットを把握することが大切です。製品の特徴や保証内容、施工条件などを確認したうえで、自分に合うかどうかを判断しましょう。
メリット|高い変換効率と屋根に合わせやすい製品展開
ハンファジャパンの太陽光パネルには、高い変換効率や屋根形状に合わせやすいサイズ展開があります。例えば、Re.RISE-NBC 440は変換効率24.2%、公称最大出力440Wを実現しています。また、バックコンタクト技術によりセル表面の配線をなくし、受光面を広く確保しています。
また、N型セルとバックコンタクト技術を組み合わせた製品を展開しており、Re.RISE-NBC 440では24.2%の変換効率を実現しています。初期費用や電気料金の削減効果は設置条件によって異なるため、導入前に見積もりやシミュレーションを確認することが重要です。
メリット|業界最長クラスの長期保証
ハンファジャパンには、製品によって長期の製品保証や出力保証が設定されています。例えば、Re.RISE-NBCシリーズでは、製品保証と出力保証がともに30年間設定されています。
くわえて、災害補償の有無や補償期間、対象となる災害は、購入する製品や販売店、契約内容などによって異なる場合があります。ハンファジャパンの公式保証ページでも、災害補償については販売店へ事前に確認するよう案内されています。ただし、保証・補償にはそれぞれ対象となる機器や条件があるため、契約前に内容を確認することが重要です。
メリット|国内シェア上位の実績とサポート体制
ハンファジャパンは、2025年12月時点で日本国内の住宅設置数21万棟を達成しています。また、全国約4,700の販売ネットワークを構築し、提案から施工、アフターサポートまで対応しています。
ハンファジャパンは韓国のハンファグループに属する日本法人ですが、日本国内では全国約4,700の販売ネットワークを通じて、提案から施工、アフターサポートまで対応していることが特徴です。
ハンファジャパン、住宅用太陽光の累計販売棟数21万棟を達成|Hanwha Japan
デメリット|保証内容は製品によって異なる
製品によって保証期間が異なる点に注意が必要です。例えば、Re.RISE-NBCであれば30年間の製品保証と出力保証が提供されますが、Q.TRONシリーズであれば製品保証と出力保証ともに25年となります。
また、「ハンファ20年保証制度」は有償の延長保証制度です。対象となる機器や加入条件が定められているため、購入する製品に合わせて保証内容を確認しましょう。
デメリット|自然災害補償の有無や条件は事前確認が必要
災害補償の有無や補償期間、対象となる災害は、購入する製品や販売店、契約内容などによって異なる場合があります。ハンファジャパンの公式保証ページでも、災害補償については販売店へ事前に確認するよう案内されています。
地震による太陽光パネルや住宅への損害に備える場合は、加入している火災保険や地震保険などの補償内容も確認しておきましょう。太陽光発電設備が補償対象となるかどうかは、契約内容や保険会社によって異なります。
デメリット|施工品質は販売施工店に左右される
太陽光パネルの性能だけでなく、設置工事や電気配線などの施工も重要です。販売施工店によって施工方法や対応が異なるため、施工実績や工事内容を事前に確認しましょう。施工方法によっては、配線や防水処理などに問題が生じる可能性もあります。
施工店を選ぶ際は、施工実績やメーカーの施工基準への対応状況を確認しましょう。あわせて、工事保証の有無や保証期間、保証対象についても確認することが大切です。
ハンファジャパンの太陽光がおすすめな人

ハンファジャパンの太陽光がおすすめなのは次の人です。
- 限られた屋根面積で発電容量を確保したい人
- 曇りや朝夕の発電性能を重視する人
- 長期保証を重視する人
- 将来的に蓄電池・V2Hを追加したい人
限られた屋根面積で発電容量を確保したい人
屋根の面積が限られている住宅では、複数のサイズからパネルを選べる製品が選択肢になります。Re.RISE-NBCシリーズには、440Wの大判型に加えて290Wの小型モデルがあり、屋根の形状や面積に応じた配置を検討できます。
Re.RISE-NBC 440は、モジュール変換効率24.2%、公称最大出力440Wです。屋根の形状や面積、設置条件によって搭載できる容量は異なるため、実際の設置容量は個別に確認する必要があります。
曇りや朝夕の発電性能を重視する人
晴天時だけでなく、日射量が少ない時間帯の発電性能も重視したい場合は、低照度時の性能を確認するとよいでしょう。Q.TRONシリーズでは低照度時の発電力が改善されており、Re.RISE-NBCシリーズでもバックコンタクト技術による低照度時の発電性能について説明されています。
ただし、実際の発電量は地域の日射条件や設置方位、角度、周囲の影、設置容量などによって変わります。電力の自家消費を重視する場合は、自宅の条件に合わせた発電量や収支のシミュレーションを確認しましょう。
長期保証を重視する人
Re.RISE-NBCシリーズでは製品保証、出力保証ともに30年が設定されています。災害補償については販売店や契約内容によって条件が異なる場合があるため、事前に確認しましょう。
さらに、有償の「ハンファ20年保証制度」も用意されています。ただし、保証はメンテナンス費用全般を補償するものではないため、対象機器や保証条件を確認しておきましょう。。
将来的に蓄電池・V2Hを追加したい人
太陽光発電を先に導入し、将来的に蓄電池やV2Hの追加を検討している人は、拡張型パッケージ「Q.READY」も選択肢になります。Q.READYは、将来的な蓄電システムやV2Hシステムへのシステムアップを想定したパッケージです。
FIT期間終了後に自家消費を増やしたい場合や、将来的にEVの導入を検討している場合は、蓄電池やV2Hとの連携も含めてシステム構成を検討するとよいでしょう。Q.READYはV2H連携に対応しており、EVへの充電や家庭内での電力利用を想定したシステムです。
蓄電池・V2H連携パッケージ「Q.READY」とは

ハンファジャパンでは、太陽光発電システム導入後に蓄電システムやV2Hシステムへ拡張できるパッケージ「Q.READY」を展開しています。将来的なライフスタイルの変化に合わせて、蓄電システムやV2Hシステムへのシステムアップも可能です。
出典:【Qセルズ】太陽光発電システム導⼊後の蓄電システムやV2Hシステムへのシステムアップを実現する、拡張型太陽光発電システムパッケージ「Q.READY」の販売を決定|Hanwha Japan
ニチコン製トライブリッド蓄電システムとの連携
Q.READYは、太陽光発電システムに加えて、互換性のある蓄電システムやV2Hシステムまで一括制御できる拡張型パワーコンディショナを採用しています。
一般的に、太陽光発電と蓄電池を別々のパワーコンディショナで接続すると、それぞれの機器で電力変換が必要になります。Q.READYでは、太陽光発電と蓄電池ユニットの電力変換によるシステムロスを最小限に抑える設計とされています。
AI自動制御と気象警報連動による停電対策・電気代最適化
Q.READYでは、翌日の発電量や家庭の使用電力量を予測し、蓄電システムの運転設定を行うAI自動制御を利用できます。蓄電システムの導入によって、自家消費に合わせた運転を行える仕組みです。
また、気象警報や早期注意情報が発表された際には、蓄電システムを自動で充電する機能を備えています。停電に備えて蓄電システムの充電量を確保するための機能です。
太陽光発電でEVを充電し、非常用電源としても使える
V2Hシステムを導入すると、太陽光発電で発電した電力をEVの充電に利用できます。また、EVに蓄えた電力を家庭で利用することも可能です。
また、V2Hシステムを利用すれば、停電時にEVに蓄えた電力を家庭へ供給できます。Q.READYでは最大5.9kVAの自立出力に対応し、停電時には200V機器を含む幅広い電化製品を使用できるとされています。
ハンファジャパン 太陽光を競合メーカーと比較

太陽光発電を導入する際は、複数のメーカーの製品仕様や保証内容、価格などを比較することが重要です。ここでは、ハンファジャパンとシャープ、パナソニックについて、以下の項目を比較します。
- モジュール変換効率と性能
- 保証期間とアフターサポート
- 太陽光パネル単体の価格
モジュール変換効率と性能の比較
モジュール変換効率を見ると、シャープのNU-230AUは21.7%、パナソニックのMODULUS MS410α(VBM410FJ03N)は21.0です。一方で、ハンファジャパンのRe.RISE-NBC 440 / 435であれば、それぞれ24.2%、23.9%です。
Re.RISE-NBCはN型バックコンタクト技術を採用し、440Wモデルで24.2%のモジュール変換効率を実現しています。また、従来品よりコンパクト化されており、屋根面積に応じて設置容量を検討しやすい設計です。
出典:住宅用 太陽光発電システム:太陽電池モジュール|パナソニック
保証期間とアフターサポートの比較
シャープでは、対象となる太陽光発電システムの構成によって、太陽電池モジュールの出力保証期間が異なります。特定のシステム構成では25年間の出力保証が設定されていますが、製品や組み合わせによって20年間となる場合もあるため、比較する際は対象製品とシステム構成を確認する必要があります。パナソニックも製品やシステム構成によって長期保証を設定しているため、比較する際は対象製品の保証条件を確認する必要があります。
一方で、ハンファジャパンのRe.RISE-NBCシリーズでは、製品、出力保証ともに30年間保証が特徴です。
また、ハンファジャパンでは全国4,700の販売ネットワークを構築し、提案から施工、アフターサポートまで対応しています。
出典:ハンファジャパン、住宅用太陽光の累計販売棟数21万棟を達成|Hanwha Japan
出典:安心の長期保証|シャープ
出典:パナソニックの太陽光発電システムが選ばれる理由2:長く使えて安心!|パナソニック
太陽光パネル単体のメーカー希望小売価格を比較
太陽電池モジュール単体のメーカー希望小売価格を1Wあたりで比較すると、今回取り上げる3製品では以下のようになります。パナソニックのMODULUS VBM410FJ03NとシャープのBLACKSOLAR ZERO NQ-241BT、ハンファジャパンのRe.RISE-G2 435を1Wあたりで比較しましょう。
1Wあたりのメーカー希望小売価格は、パナソニックが約858円、シャープが約767円、ハンファジャパンのRe.RISE-G2 435が約737円です。今回比較した3製品では、Re.RISE-G2 435の1Wあたりのメーカー希望小売価格が最も低くなっています。
ただし、実際の導入費用にはパワーコンディショナ、架台、施工費などが含まれるため、モジュール単体の価格だけで導入費用を比較することはできません。
| 太陽電池モジュール | 1枚あたりの価格(税込) | 最大出力 | 1Wあたりの価格(税込) |
|---|---|---|---|
| パナソニックMODULUS VBM410FJ03N | 351,780円 | 410W | 約858円 |
| シャープBLACKSOLAR ZERO NQ-241BT | 184,800円 | 241W | 約767円 |
| ハンファジャパンRe.RISE-G2 435 | 320,595円 | 435W | 約737円 |
出典:住宅用 太陽光発電システム:太陽電池モジュール|パナソニック
ハンファジャパン太陽光に関するQ&A

ハンファジャパンの太陽光に関するよくある質問をまとめました。
ハンファジャパンはどこの国のメーカーですか?
ハンファジャパンは、韓国のハンファグループに属する日本法人です。Qcellsは1999年にドイツで設立された太陽電池メーカーで、2012年にハンファグループの傘下となりました。
日本国内では、全国の販売ネットワークを通じて製品の提案、施工、アフターサポートに対応していることが特徴です。2025年12月時点で、国内の住宅設置数は21万棟、販売ネットワークは約4,700社とされています。
QセルズとRe.RISEはどちらを選べばいいですか?
QcellsとRe.RISEでは、それぞれ特徴が異なります。Qcellsには複数のサイズや仕様の製品があり、製品によって特徴が異なります。価格については、選択する製品や設置条件によって変わるため、個別の見積もりで確認する必要があります。
一方でRe.RISEは日本市場向けのブランドで、Re.RISE-NBCには440Wの大型モデルと290Wの小型モデルがあります。屋根の面積や形状に応じて、サイズの異なるモジュールを選択できます。また、一部の製品では防眩仕様も用意されています。
曇りの日や雨の日でも発電しますか?
太陽光パネルは、曇りや雨の日でも日射があれば発電します。ハンファジャパンのQ.TRONシリーズでは低照度時の発電力が改善されており、日射量が少ない時間帯の発電性能にも配慮されています。
ただし、実際の発電量は天候や設置地域、屋根の方位、傾斜、周囲の影などによって変わるため確認が必要です。
パネルの寿命や製品保証・自然災害補償の期間は何年ですか?
太陽光パネルの寿命は使用環境や製品によって異なります。Re.RISE-NBCシリーズでは、製品保証と出力保証がともに30年間設定されています。
また、災害補償の有無や補償期間、対象となる災害は、購入する製品や販売店、契約内容などによって異なる場合があります。有償の「ハンファ20年保証制度」も用意されているため、契約前にそれぞれの保証・補償条件を確認しましょう。
太陽光発電の導入後に蓄電池やV2Hを追加できますか?
Q.READYパッケージを選んで導入すれば、太陽光発電システムの導入後に、蓄電システムやV2Hシステムへのシステムアップを検討できます。拡張型パワーコンディショナによって、太陽光発電、蓄電システム、V2Hシステムを一括制御できる構成です。
初期段階では太陽光発電を導入し、将来的にFIT期間終了後の自家消費拡大やEVの導入に合わせて、蓄電システムやV2Hシステムへの拡張を検討することもできます。
初期費用は何年で回収できますか?
初期費用を回収できるまでの期間は、システム価格、発電量、自家消費量、電気料金、売電価格などによって異なります。そのため、5kWのシステムでも一律に8〜10年で回収できるとはいえません。導入前に自宅の条件を反映した収支シミュレーションを確認しましょう。
太陽光発電の費用対効果は高い?初期費用や回収期間、元を取るコツを解説
ハンファジャパンの製品でも、実際の導入費用や発電量などによって投資回収期間は変わります。初期費用の回収後も、発電した電力を自家消費したり売電したりすることで、電気料金の削減や売電収入につながる場合があります。
ハンファジャパンの太陽光発電は高い変換効率と長期保証が特徴
ハンファジャパンは、グローバルブランドのQcellsと日本市場向けブランドのRe.RISEを展開しています。Re.RISE-NBC 440では、N型バックコンタクト技術を採用し、モジュール変換効率24.2%を実現しています。
また、同シリーズでは製品保証、出力保証ともに30年間設定されています。蓄電システムやV2Hシステムへの拡張に対応するQ.READYなども用意されているため、太陽光発電だけでなく、将来的なエネルギー利用まで含めてシステム構成を検討できます。
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