【2026年(令和8年)】群馬県の蓄電池補助金を完全解説|受給方法と申請手順

補助金
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群馬県で蓄電池の導入を検討している方の中には、「補助金はいくらもらえるのか」「今から間に合うのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、群馬県の蓄電池補助金について、2026年の最新情報をもとに、金額の計算方法から申請手順、失敗しないための注意点までをまとめました。読み進めることで、ご自身のケースでどの補助金を選び、いつまでに何をすべきかが具体的にわかります。

結論|群馬県+市区町村で補助金を最大化できる

黄色い矢印とポイントと書かれたブロック

群馬県の蓄電池補助金は、県の制度と市区町村独自の制度を組み合わせることで、補助金を最大化できます。

群馬県では「太陽光発電設備等導入支援事業費補助金」(以下、A補助金)と「住宅用蓄電池導入支援事業費補助金」(以下、B補助金)の2つを実施しています。このAまたはBの補助金に市区町村の補助金を重ねることで、自己負担をさらに抑えられる仕組みです。

どの補助金を組み合わせると補助額が最大になる?

群馬県で蓄電池を導入するときは、ご自身の導入状況に合わせて対象制度を見極めることが、補助額を最大化する第一歩です。

太陽光発電と蓄電池を同時に導入する方はA補助金、既に太陽光発電を設置済みで蓄電池のみを追加する方はB補助金が対象になります。

経済産業省が実施する「DR補助金」は群馬県の補助金と併用できないので、群馬県のAまたはBの補助金と市町村の補助金を組み合わせることで補助額を最大化できます。

ただし、国のDR補助金は2026年7月時点ですでに公募が終了しています。

満額受給できるケースは限られる|条件を事前に把握する

群馬県のB補助金は、蓄電容量によって補助額が決まります。蓄電容量の少ない蓄電池の場合は、交付される補助金も少なくなるのです。

また、群馬県の補助金は、AとBどちらとも国の交付金を財源としています。よって、同じ設備に対し「DR補助金」や「みらいエコ住宅2026事業」と併用することはできません。この点も事前に把握しておく必要があります。

2026年度の群馬県蓄電池補助金はいくら?

封筒から広がる日本円一万円札と資金のコンセプト

2026年度の群馬県の補助金は、2026年6月29日から交付申請の受付が始まっています。制度は前述の通りA・Bの2本立てで、期間は2026年7月20日までです。

期間内に提出された書類に不備がなければ、その全てが抽選対象となり、予算の範囲内で当選者が決定される仕組みです。

参考:令和8年度の個人住宅・事業者向け再エネ導入支援補助制度について|群馬県ホームページ(グリーンイノベーション推進課

補助金額の早見表|2制度の違いをひと目で確認する

群馬県の蓄電池に対する補助金は、AとBの2種類が用意されています。まずは表で整理してみましょう。

A補助金とB補助金の違いは、太陽光発電を同時に設置するかどうかです。太陽光発電と蓄電池を同時に設置する場合はA補助金、蓄電池のみの場合はB補助金が適用されます。

ただし、B補助金も太陽光発電がすでに設置されている場合のみ補助金対象です。太陽光発電を設置しておらず、蓄電池のみの単体運用の場合は補助金の対象外となるので注意しましょう。

なお、群馬県の補助金は抽選方式です。先着順ではないので、早く申請すれば受け取れるわけではない点に注意しましょう。

補助額太陽光発電との併用
A補助金太陽光発電:7万円/世帯
蓄電池:補助対象経費の3分の1
必須
B補助金蓄電池:①補助対象経費の1/3
    ②蓄電容量×14.1万円/kWh×1/3
①か②いずれか低い方
蓄電池のみ導入可能

参考:令和8年度の個人住宅・事業者向け再エネ導入支援補助制度について|群馬県ホームページ(グリーンイノベーション推進課

補助金ごとの上限額・条件・併用可否一覧

群馬県の補助金は、AとBどちらも国のDR補助金と併用できません。詳しく整理すると以下の通りになります。

群馬県で蓄電池の補助金を活用したい場合は、国か群馬県の補助金かどちらかを先に選ぶ必要があります。

ただし、2026年7月時点でDR補助金の公募は終了しています。これから蓄電池の補助金を活用したい場合は、群馬県や市町村の補助金の利用が軸となる点に注意が必要です。

上限額太陽光発電同時設置国の補助金との併用可否
DR補助金(国)60万円不要
群馬県のA補助金補助率:
補助対象経費の3分の1
必須不可
群馬県のB補助金補助率:
補助対象経費の3分の1
不要
(既存太陽光発電がある場合のみ対象)
不可
市町村の補助金市町村による市町村による基本的に可能

参考:DR家庭用蓄電池事業について|令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業【公式】

群馬県蓄電池補助金の詳細

テーブルの上に補助金と書かれたブロック

群馬県の補助金の対象となるのは、群馬県内に自ら居住する住宅を有する個人です。

群馬県の補助金は、AとBに分かれた抽選方式です。先着順の補助金とは方式が異なるので、事前に条件などを詳しく確認しておきましょう。

補助金額の計算方法

群馬県の補助金は、AとBどちらを利用するかによって受け取れる金額が変わります。詳しい補助内容は以下の通りです。

〈A補助金〉

補助対象経費×3分の1

〈B補助金〉

  1. 補助対象経費の1/3
  2. 蓄電容量×14.1万円/kWh×1/3

1か2どちらか低い方が適用

例えば、7kWhの蓄電池を90万円(税抜)で購入した場合で計算してみましょう。

A補助金の場合は、90万円の3分の1なので30万円が交付される補助金になります。

対して、B補助金の場合は以下のようになります。

  1. 90万円の3分の1
  2. 14.1万円×7kWh×1/3

B補助金は、上記の1と2のどちらか低い方が適用となり、90万円の3分の1の30万円の方が低いので30万円が交付される補助金になります。

なお、消費税分は補助対象経費に含まれません。見積書の総額をそのまま3分の1にする計算すると、間違った計算になる点に注意が必要です。

2026年度の枠は約130件

2026年度の個人向けA補助金は約130件程度、B補助金は400件程度です。

群馬県の蓄電池補助金は、上記の件数を超えた応募があった場合は抽選となります。早く申請しても、抽選になった場合は補助金が受け取れない可能性もあります。

なお、国のDR補助金は先着順です。群馬県の市町村の補助金も、先着順での受付をしているケースもあるので、混同しないように注意が必要です。

補助対象となる条件

群馬県の蓄電池補助金は、太陽光発電との併用が前提条件となっています。

A補助金は太陽光発電と同時設置が条件です。対してB補助金は、蓄電池単体で導入が可能ですが、太陽光発電がすでに設置されている住宅であることが条件です。

また、A補助金の場合は、税抜で1kWhあたり14.1万円または16万円を超える蓄電池は、補助金の対象外となるので注意しましょう。1kWhあたりの単価が超えている場合、補助金の申請をしても対象外となってしまいます。

参考:令和8年度の個人住宅・事業者向け再エネ導入支援補助制度について|群馬県ホームページ(グリーンイノベーション推進課

対象となる蓄電池・対象外となるケース

対象となる蓄電池は、太陽光発電設備と一体的に自家消費のために稼働するものに限られます。

また、A補助金のみ価格条件があるので、見積もりの際は注意しましょう。

対象対象外
A補助金
  • 太陽光発電と同時設置
  • 補助対象経費が価格条件以下
  • 太陽光発電で発電する電気を蓄電する
  • 蓄電した電気を自宅で使用する
  • 蓄電池単体設置
  • 蓄電池が価格条件以上
  • 蓄電した電気を自宅以外で使用する
B補助金
  • 太陽光発電と併用して使うもの
  • 蓄電した電気を自宅で使用
  • 太陽光発電に接続しない蓄電池の導入
  • 蓄電した電気を自宅以外で使用する

A補助金の価格条件

  • 4,800Ah未満の蓄電池:14.1万円/kWh
  • 4,800Ah以上の蓄電池:16万円/kWh

※4,800Ahは、リチウムイオン蓄電池で17.76kWhに相当します。

参考:令和8年度の個人住宅・事業者向け再エネ導入支援補助制度について|群馬県ホームページ(グリーンイノベーション推進課

国のDR補助金|群馬県補助金と組み合わせられるか

結論として、群馬県の補助金は国のDR補助金と併用できません。ただし、群馬県の市町村の補助金であれば組み合わせ可能なケースもあります。

なお、2026年度の国のDR補助金は既に終了しており、現時点で新規申請はできません。2027年度の後継事業についてはこの記事の執筆時点で公式な発表がなく、次期公募を待つ状況です。

参考:【2026年(令和8年)】DR補助金とは?蓄電池に使える国の補助金|条件・申請方法・注意点

DR補助金の計算方法

2026年度のDR補助金は、下記のうち価格が低い金額が適用されます。

  1. 蓄電池の商品代と工事費を合わせた導入価格の3/10
  2. 初期実効容量(実際に使える蓄電容量のこと)×1kWhあたり3.45万円
  3. 上限60万円

例えば、初期実効容量が10kWhの蓄電池を工事費込みの税抜120万円で購入するとします。その場合、1が36万円、2が34.5万円になります。このケースの場合、2の34.5万円が補助金額になる計算です。

参考:DR家庭用蓄電池事業について|令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業【公式】

DR補助金の申請条件

DR補助金の申請条件は以下の通りです。

  • 日本国内に居住し、補助対象設備を所有する個人
  • SIIに事前登録された蓄電池であること
  • DRに対応可能な蓄電池であること
  • DR契約を結ぶこと
  • 設備費と工事費の合計が目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)以下であること

DR補助金は、太陽光発電の設置を必須条件とはしておらず、蓄電池単体での導入でも補助金を受け取ることができます。

ただし、DR補助金は申請者自身が単独で手続きすることはできません。申請を行うときは、必ずSIIに登録している業者に依頼する必要があります。

参考:DR家庭用蓄電池事業について|令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業【公式】

参考:補助対象蓄電システム検索|DR家庭用蓄電池事業【公式】

群馬県補助金との併用条件

群馬県の補助金は、国の交付金を財源としているため、国の他の補助金等との併用はできません。導入を検討する際は、どちらか一方を選ぶ前提で計画を立てることをおすすめします。

ただし、市町村の補助金はDR補助金と併用できる可能性があります。群馬県の補助金とDR補助金、どちらかを選ぶ必要がある点に注意しましょう。

群馬県内の市区町村の独自補助金

エコな住宅の模型イメージ

群馬県内では、桐生市をはじめ複数の市区町村が独自の蓄電池補助金を実施しています。市区町村の制度は年度ごとに内容が変わりやすいため、詳細条件は必ず各自治体の公式情報で確認してください。

主要市の蓄電池補助金額一覧

群馬県の市町村で受け取れる蓄電池の補助金は以下の通りです。

市町村補助金額主な条件
前橋市1kWhあたり1万円
(上限5万円)
  • 太陽光発電と接続すること
  • SIIに登録された製品であること
太田市一律5万円
(商品券の配布)
  • 蓄電容量が4kWh以上であること
  • 太陽光発電と接続すること
  • SIIに登録された製品であること
伊勢崎市上限5万円
(ポイントの付与)
  • 蓄電容量が2kWh以上であること
  • 太陽光発電と接続すること
  • 自宅で使用する電気を蓄電するもの
桐生市1万円/kWh
(上限5万円)
  • 蓄電容量が1kWh以上であること
  • 新品で購入したもの
  • リース不可
館林市1万円/kWh
(上限5万円)
  • 蓄電容量が1kWh以上であること
  • 太陽光発電と接続すること
  • 新品で購入したもの

参考:【6月1日受付開始】令和8年度前橋市家庭用ゼロカーボン推進補助事業|前橋市

参考:令和8年度住宅用再エネ機器導入報奨金の申請を受け付けています|太田市ホームページ(脱炭素推進室)

参考:家庭用脱炭素化設備導入補助金|伊勢崎市

参考:蓄電池設備設置補助(令和8年度環境都市推進補助金)|桐生市ホームページ

参考:館林市脱炭素ライフスタイル推進補助金|館林市

自分の市区町村の補助金を調べる方法

市区町村の補助金は年度ごとに新設・変更・廃止されることが珍しくありません。

最も確実な方法は、お住まいの市区町村の環境課や地域振興課など、太陽光・蓄電池補助金を担当する部署へ直接問い合わせることです。県のホームページに市区町村の一覧が掲載されている場合もあるため、合わせて確認してみましょう。

市区町村補助金の申請タイミングと注意点

補助金は、交付決定前の着工や契約は補助対象外になるケースがほとんどです。中には工事後の申請で受け付けているものもありますが、必ず事前に確認が必要です。

交付決定前の契約や着工が禁止されている補助金の場合、申請のタイミングを誤ると補助金を受け取ることができません。

特に、複数の補助金を併用する場合は、それぞれの交付決定のタイミングがずれることもあります。業者との工事スケジュールを、事前に調整しておくようにしましょう。

群馬県で蓄電池を導入した場合の補助金シミュレーション

計算機とノート 計算する女性の手もと

次に、蓄電池の容量別に補助額の目安を確認してみましょう。下記では、工事費込みで補助対象経費が1kWhあたり12万円の蓄電池を導入したケースで紹介します。

群馬県の補助金と、国のDR補助金は併用できません。2つの補助金で受け取れる金額が異なるので、事前にいくら受け取れるのかを確認しておくのがおすすめです。

※この記事では、初期実効容量が蓄電容量よりも1kWh低いケースを想定して試算をしています。

※以下は国のDR補助金が受付中だった場合の参考試算です。

蓄電池容量(〜7kWh)のケース

2026年に群馬県で7kWhの蓄電池を単体導入する場合、導入費用は84万円になります。群馬県と国の補助金、それぞれで受け取れる金額は以下の通りです。

〈B補助金(群馬県)〉

  1. 84万円×1/3=28万円
  2. 14.1万円×7kWh×1/3=32.9万円

上記2パターンのうち、金額が低いのは1となるので、補助金額は28万円になります。

〈DR補助金(国)〉

  1. 84万円×3/10=25.2万円
  2. 6kWh×3.45万円=20.7万円
  3. 60万円

上記3パターンのうち、金額が低いのは2になるのでDR補助金で受け取れるのは20.7万円になります。

蓄電池容量(7kWh〜10kWh)のケース

7kWh以上、10kWh以下の蓄電池の場合、導入費用は84万円から120万円になります。下記で、9kWh(108万円)で蓄電池を導入した場合で計算してみましょう。

〈B補助金(群馬県)〉

  1. 108万円×1/3=36万円
  2. 14.1万円×9kWh×1/3=42.3万円

上記2パターンのうち、金額が低いのは1となるので、補助金額は36万円になります。

〈DR補助金(国)〉

  1. 108万円×3/10=32.4万円
  2. 8kWh×3.45万円=27.6万円
  3. 60万円

上記3パターンのうち、金額が低いのは2になるのでDR補助金で受け取れるのは27.6万円になります。

蓄電池容量(10kWh以上)のケース

10kWh以上の蓄電池の場合、比較的高額な補助金が受け取れます。下記で、14kWh(168万円)で蓄電池を導入した場合で計算してみましょう。

〈B補助金(群馬県)〉

  1. 168万円×1/3=56万円
  2. 14.1万円×14kWh×1/3=65.8万円

上記2パターンのうち、金額が低いのは1となるので、群馬県からの補助金額は56万円になります。

〈DR補助金(国)〉

  1. 168万円×3/10=50.4万円
  2. 13kWh×3.45万円=約44.9万円
  3. 60万円

上記3パターンのうち、金額が低いのは2になるのでDR補助金で受け取れるのは約44.9万円になります。

太陽光発電あり・なしで補助額はどう変わる?

既に太陽光発電を導入済みの住宅であれば、蓄電池単体を対象とするB補助金の申請が可能です。一方、太陽光発電がまだない住宅は、太陽光と蓄電池をセットで導入するA補助金のみが申請対象になります。

太陽光発電がない場合は、群馬県の補助金は対象外です。

また、市町村の補助金も、ほとんどが太陽光発電との接続が条件になります。太陽光発電と接続しない蓄電池を導入する場合は、国のDR補助金が最有力候補となるでしょう。

ご自身の住宅の状況によって、選べる制度が変わる点を押さえておきましょう。

参考:太陽光+蓄電池セットの価格相場は?【2026】最新の費用・補助金・後付けまで解説

蓄電池補助金の申請手順|交付申請から入金までの完全ガイド

ノートパソコンを持って案内する女性ビジネスパーソン

群馬県の補助金は、交付決定前に契約や着工をしてしまうと補助対象外になります。補助金を申請する前に、入金までの流れを押さえておきましょう。

ステップ1|受付開始前の準備(見積もり・設備確認)

蓄電池の導入を考え始めたら、まず見積もりと現地確認を行いましょう。見積もりや相談は、補助金の申請の前に行って問題ありません。

時期や状況によって受け取れる補助金が変わるので、補助金についても販売店に相談することがおすすめです。

2026年度の群馬県の補助金は、個人向け枠が約130件程度と少なくなっています。受付が既に始まっているため、これから検討する方は見積もりの取得と業者選定を急いで進めましょう。

ステップ2|交付申請の提出(6月下旬〜)

群馬県の蓄電池補助金の受付期間は2026年6月29日から7月20日までです。

この期間内に提出された書類のうち、不備がないものが全て抽選対象となります。提出後は群馬県のホームページで当選者番号が公表される予定です。

群馬県の補助金は、市町村の補助金と併用可能です。群馬県の補助金を申請するときは、お住まいの市町村の補助金もチェックし、申請をしておきましょう。

ステップ3|交付決定後に契約・工事着工

当選者番号が公表された後、初めて施工業者との契約や工事着工に進めます。市町村の補助金も申請した場合は、市町村の交付決定通知も待たなければいけません。

万が一、業者から工事を急かされたとしても、交付決定の通知を受け取るまでは着工を待つようにしましょう。

ステップ4|完了報告・実績報告と入金

工事完了後は、実績報告書を事務局へ提出します。審査を通過すると、補助金が振り込まれる流れです。

実績報告の提出には期限が設けられているため、工事完了後は速やかに手続きを進めましょう。

施工業者が申請を代行するケースが多い

補助金の申請手続きは複雑なため、施工業者が代行するケースが一般的です。

ただし、補助金対応の実績がない業者に依頼すると、書類不備で抽選対象から外れてしまう可能性があります。業者選定の段階で、補助金申請の実績があるかどうかを必ず確認しましょう。

補助金申請で失敗しないための注意点|よくあるミスと対策

蓄電池補助金でよくある失敗は、交付決定前の着工、対象外設備の選択、受付期間外の申請という3つのパターンです。以下で詳しく解説します。

契約前の事前申込を忘れない|交付決定前の着工は補助対象外

ほとんどの補助金は、交付決定より前に工事へ着手すると補助対象外となります。蓄電池の補助金を申請する場合は、申請のタイミングを必ず確認しておきましょう。

業者から「先に契約だけしておきましょう」と勧められるケースもありますが、先に契約すると補助金が受け取れない可能性があります。必ず交付決定の通知を待ってから、契約と工事を進めてください。

kWh単価が14.1万円を超えていると補助金を受け取れない

群馬県のA補助金は、蓄電池の容量あたりの単価が14.1万円/kWhまたは16万円を超えると、補助対象外になります。

見積書を受け取ったら、総額を容量で割った単価を必ず自分でも計算し、基準内に収まっているかを確認しましょう。kW単価は税抜で計算する必要があります。税込みの見積もり金額だと、間違った単価となる点に注意が必要です。

予算消化による早期終了リスク|群馬は枠縮小で例年より厳しい

群馬県の蓄電池補助金は、2025年度は蓄電池単体の補助金(B補助金)に多数の応募があり、受付期間中に予算に達して抽選となりました。

2026年度は、個人向けの枠がさらに縮小しています。

先着順ではないので、早く申請したからといって補助金を確実に受け取れるものではありません。しかし、枠が縮小されている以上、例年以上に早期の準備が必要になります。

DR対応機器・SII登録機器か確認する

国のDR補助金を利用する場合は、SIIに登録されている蓄電池が補助対象です。群馬県の市町村でも、同じ基準の条件が設定されているケースが多くあります。

蓄電池の補助金を申請するときは、導入する蓄電池が対応機種かどうかを販売店に事前確認しましょう。

また、DR補助金を申請ができる業者は限られます。DR補助金を利用する場合は、蓄電池の販売業者がDR補助金の申請に対応できるかを確認しておく必要があります。

参考:補助対象蓄電システム検索|DR家庭用蓄電池事業【公式】

蓄電池導入で得られるメリット

メリット ひらめきイメージ

蓄電池には電気代削減・災害時の安心・卒FIT後の自家消費活用という3つの経済的・生活的なメリットがあります。蓄電池のメリットを整理してみましょう。

電気代削減効果

すでに太陽光発電を導入している家庭や、蓄電池と同時に太陽光発電を導入する家庭では、蓄電池の導入により大幅な電気代の削減が見込めます。

特に、電気使用量の多い家庭や在宅時間が多い家庭にとって、電気代を気にせずに電気が使える点は大きなメリットとなるでしょう。

蓄電池単体で導入する場合も、夜間の安い電気を蓄電池に貯めることで電気代を節約できます。ただし、太陽光発電と併用したケースに比べると、電気代の削減効果が限定的になる点には注意が必要です。

災害時の安心

蓄電池を導入しておくことで、停電時にも生活に必要な電力を確保できる安心感が得られます。地震が多い日本にとって、停電に備えられる点は大きなメリットです。

蓄電池を導入していれば、停電が起きてもスマートフォンの充電や冷蔵庫の活用、エアコンの使用ができます。太陽光発電の自立運転機能を活用すれば、停電が続いても電気を使い続けることが可能です。

特に、小さい子供やペット、高齢者がいる家庭では、停電が起きても電気が使える安心感は何にも変えがたいメリットです。

卒FIT後の自家消費メリット

FITによる売電期間が終了する「卒FIT」を迎えると、売電単価は大幅に下がります。中には売電価格が半分以下になってしまうケースもあります。

卒FIT後は蓄電池に電気を蓄えて自家消費に切り替える方が、経済的に有利になるケースが多くなります。

特に、電気代が高騰している近年は、発電した電気をなるべく自家消費することで、売電するよりも大きな経済効果を得られます。

参考:【2026年(令和8年)】固定価格買取制度(FIT)とは?買取価格と仕組みを徹底解説

群馬県は太陽光との組み合わせ効果が高い地域

群馬県は、平均日照時間が全国3位とされる地域です。太陽光発電の発電量そのものが多い環境であるため、蓄電池と組み合わせることで自家消費できる電力量も増え、導入効果を実感しやすい地域と言えます。

すでに太陽光発電を導入している場合は、蓄電池を導入することでさらに電気代を削減できるでしょう。

よくある質問(FAQ)

「FAQ」と並べられたアルファベットの木製ブロック

群馬県の蓄電池補助金について、よく寄せられる疑問をまとめました。群馬県で蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

2026年の群馬県補助金はいつから申請できる?

群馬県の2026年度補助金は、2026年6月29日から交付申請の受付が始まっています。受付期間は2026年7月20日までで、期間内提出分は全て抽選対象です。

ただし、期間内に提出しても書類に不備があった場合は抽選の対象外となります。群馬県の補助金を申請するときは、補助金申請の実績のある販売会社に依頼するのがおすすめです。

群馬県の補助金は先着順?それとも抽選?

群馬県の補助金は抽選です。2026年度は、A・B両制度とも受付期間内(2026年6月29日〜7月20日)に提出された書類のうち不備がないものが全て抽選対象となります。

2025年度まではA補助金が先着順でしたが、2026年度は運用が変更されている点に注意してください。

賃貸住宅でも群馬県の蓄電池補助金は対象?

賃貸住宅では補助金対象とならない可能性が高いです。

群馬県の補助金は「県内に自ら居住する住宅を有する個人」が対象要件になっています。賃貸住宅にお住まいの場合、住宅の所有者ではないため基本的に対象外になります。

詳細な条件については、事務局への確認をおすすめします。

太陽光発電なしでも群馬県の蓄電池補助金は対象?

群馬県の蓄電池補助金は、太陽光発電なしでは補助対象外になります。

太陽光発電を導入していない場合は、蓄電池と同時に太陽光発電を導入してA補助金を利用するか、DR補助金の活用が選択肢になります。

ただし、群馬県の市町村の中には太陽光発電と接続しない蓄電池でも補助対象としている市町村があります。詳しい条件は、お住まいの市町村の窓口まで問い合わせしてみましょう。

国のDR補助金は今から申請できる?

2026年度のDR補助金は、2026年5月29日に予算満了で公募が終了しています。

2027年度分の公募については、この記事の執筆時点で公式な発表がないため、SII公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

まとめ|群馬県の蓄電池補助金は枠縮小のため早期準備が必須

群馬県の蓄電池補助金は、2026年度は個人向け枠が約130件程度に縮小されており、受付期間も2026年6月29日から7月20日までと限られています。

国のDR補助金は既に終了しているため、現時点では群馬県のA・B補助金と市区町村独自の制度を組み合わせることが現実的な選択肢です。

受付が既に始まっている以上、見積もりの取得や必要書類の準備を急ぎ、交付決定を待ってから契約・着工へ進むという順序を守ることが、補助金を確実に受け取るための最も重要なポイントです。

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