【2026年(令和8年)】高知県の蓄電池補助金を完全解説|市町村別の金額と国の補助金との併用方法

補助金

高知県には、個人が県へ直接申請する蓄電池補助金はありません。県は、市町村が住民へ補助する場合に、その経費の一部を市町村へ交付する間接補助制度を実施しています。

たとえば津野町では、蓄電池設備についての上限50万円の補助が案内されており、この記事で確認した自治体の中では、高知市・南国市・安芸市・四万十町・香美市の上限40万円を上回ります。一方で香美市のように、令和8年度分の受付をすでに終了している自治体も出てきています。

国の「DR家庭用蓄電池事業」(上限60万円)も、2026年5月29日時点で予算上限に達し、新規受付を終了している状況です。

この記事では、高知県内の市町村ごとの蓄電池補助金額や、国の補助金との併用方法、申請手順や注意点まで、最新情報をもとにわかりやすく解説します。これから高知県で蓄電池の導入を検討している方は、参考にしてください。

出典:再生可能エネルギー等に関する支援|高知県公式サイト

出典:高知県住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金交付要綱|高知県公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:【終了しました】令和8年度 香美市住宅用太陽光設備等導入補助金|香美市公式サイト

出典:令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業|一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)

結論|高知県は市町村の補助金を中心に確認しよう

結論

2026年度の高知県の蓄電池補助金は、お住まいの市町村の補助金が基本です。県自体は個人向けの直接補助金を持たず、市町村を通じて交付する間接補助金の仕組みを採っているため、実際に申請する窓口や金額は市町村ごとに異なります。

国の「DR家庭用蓄電池事業」(上限60万円)は市町村の補助金と併用できる可能性がありますが、2026年5月29日時点で予算上限に達し、新規の申し込みは終了しています。そのため、現時点では市町村の補助金を軸に検討するのが現実的です。

津野町のように補助額が手厚い自治体もあれば、南国市のように蓄電池を含む制度がすでに終了している自治体、香美市のように受付を終了している自治体もあります。お住まいの市町村がどのような状況にあるか、次の項目から順に確認していきましょう。

出典:再生可能エネルギー等に関する支援|高知県公式サイト

出典:高知県住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金交付要綱|高知県公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:【終了しました】令和8年度 香美市住宅用太陽光設備等導入補助金|香美市公式サイト

出典:令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業|一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)

市町村+国の補助金でどのくらいもらえる?

市町村の補助金だけでも、まとまった金額になるケースがあります。たとえば津野町では、蓄電池設備に1kWhあたり5万円が補助され、上限は50万円です。10kWhの蓄電池を導入する場合、5万円×10kWh=50万円となり、上限額に達する計算になります。

国の「DR家庭用蓄電池事業」(上限60万円)との併用については、公募要領で「当該地方自治体に確認すること」とされており、自治体によって扱いが異なります。併用を検討する場合は、市町村とSIIの双方に確認しておきましょう。

なお、2026年に実施された令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業は、2026年5月29日時点で予算上限に達しており、現在は新規の申し込みを受け付けていません。

SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)の公式サイトでは公募の再開予定はないと明記されているため、当面は市町村の補助金を中心に検討するのが現実的です。

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業|一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)

満額受給できるケースは限られる

市町村の補助金を満額受け取るには、いくつかの条件を満たす必要があります。たとえば高知市では、すでに太陽光発電設備を設置している住宅への蓄電池設置が対象です。当該年度に「高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金」の交付決定を受けている場合は、蓄電池の補助上限額が40万円から25万円に下がります。

また、高知市の蓄電池補助金(三次募集)・安芸市は先着順、南国市・津野町・四万十町は予算がなくなり次第終了する仕組みで、いずれも早期に受付が締め切られる可能性があります。実際の受給額は、設置する容量や費用、申請のタイミングによって変わるため、正確な金額は自治体・施工業者へ確認するのをおすすめします。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

高知県では県一律の蓄電池補助金は実施されていない

高知県には、個人が直接申請できる都道府県レベルの蓄電池補助金は用意されていません。県が実施しているのは「高知県住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」で、この制度の交付対象は市町村であり、住宅に設備を導入する個人(間接補助事業者)は、市町村を通じて補助を受ける仕組みになっています。

県の要綱では、蓄電池設備の基準額を以下のように定めています。

  • 補助額:1kWhあたり4万円
  • 上限額:1件あたり40万円

高知市・南国市・安芸市・四万十町は、この基準額と同水準です。一方、津野町のように、この基準額を上回る補助を独自に用意している市町村もあります。そのため、蓄電池の補助金を探す際は、まずお住まいの市町村の制度を確認するのが基本になります。

出典:高知県住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金交付要綱|高知県公式サイト

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

市町村によって補助金の有無・内容が異なる

高知県内の市町村は、補助金額や受付状況が同じではありません。県の基準額(4万円/kWh・上限40万円)と同水準の自治体が多い一方、津野町のように独自に上乗せしている自治体もあります。

受付状況にも差があります。安芸市や四万十町のように受付中の自治体がある一方で、南国市のように蓄電池を含む制度がすでに終了している自治体、香美市のように受付自体を終了している自治体もあります。

お住まいの市町村がどちらの状況にあるか、次の一覧で確認していきましょう。

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:【終了しました】令和8年度 香美市住宅用太陽光設備等導入補助金|香美市公式サイト

主な市町村の蓄電池補助金一覧

高知県

高知県内では、多くの市町村が独自に蓄電池の補助金制度を設けています。ただし、補助金額や対象条件は自治体によって大きく異なり、なかにはすでに受付を終了している自治体もあるため注意が必要です。ここでは、県内の主要な市町村の補助金額を紹介します。

市町村別補助金一覧(早見表)

高知県内の主要市町村における、太陽光発電設備・蓄電池の補助金額は以下の通りです。

自治体太陽光発電蓄電池受付状況(2026年8月時点)
高知市7万円/kW(上限記載なし)※太陽光は受付終了4万円/kWh(上限40万円※)蓄電池は受付中(三次募集、〜11月30日)
南国市4万円/kW(上限20万円)4万円/kWh(上限40万円)受付終了(8月6日、追加受付分も終了)
安芸市4万円/kW(上限20万円)4万円/kWh(上限40万円)受付中(5月1日〜)
津野町5万円/kW(上限25万円)5万円/kWh(上限50万円)受付中(〜翌年1月29日)
四万十町4万円/kW(上限20万円)4万円/kWh(上限40万円)受付中(5月20日〜)
香美市4万円/kW(上限20万円)4万円/kWh(上限40万円)受付終了

※高知市では、当該年度に自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金の交付決定を受けている場合、蓄電池の補助上限額は25万円となります。

高知市は、太陽光発電設備の補助(自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金)がすでに受付を終了している一方、蓄電池の補助(既に太陽光を設置している住宅向け)は三次募集として受付中という、やや複雑な状況です。

南国市や香美市のようにすでに受付を終了している自治体がある一方、安芸市や津野町のようにまだ受付中の自治体もあるため、お住まいの市町村の最新の受付状況を早めに確認しておきましょう。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

出典:【終了しました】令和8年度 香美市住宅用太陽光設備等導入補助金|香美市公式サイト

高知市

高知市は、県内で人口・世帯数が最も多い都市であり、太陽光発電設備と蓄電池でそれぞれ別の補助制度を実施しています。

太陽光発電設備の補助(自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金)は、令和8年6月12日にすでに受付を終了しました。一方、蓄電池の補助(既に太陽光発電設備を設置している住宅が対象)は、三次募集として受付中です。

蓄電池の制度は、太陽光発電設備との同時設置ではなく、後付け専用の制度である点が特徴です。ここでは、蓄電池の補助額の計算方法から対象条件、注意点まで詳しく解説します。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

補助額の計算方法

高知市の蓄電池補助額は、蓄電容量1kWhあたり4万円で、上限は40万円です。ただし、当該年度に自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金の交付決定を受けている場合は、上限が25万円に下がります。

また、太陽光発電設備向けの補助金で同じ蓄電池について交付決定を受けている場合は、蓄電池補助金を重ねて申請することはできません。

計算例は以下の通りです。

蓄電容量計算式補助額
6.80kWh4万円×6.80kWh=27.2万円27.2万円(上限内)
11.50kWh4万円×11.50kWh=46万円40万円(上限適用)
11.50kWh(太陽光側の交付決定済み)4万円×11.50kWh=46万円25万円(上限適用)

同じ容量の蓄電池を導入する場合でも、当該年度に太陽光発電設備の補助金の交付決定を受けているかどうかで、補助額に15万円の差が出ます。太陽光の交付決定を先に受ける予定がある場合は、この差を踏まえて導入時期を検討するとよいでしょう。

補助金の額に1,000円未満の端数が生じるときは、切り捨てた額となります。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

対象機器・対象期間・補助要件

高知市の補助対象となる蓄電池は、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 商用化され、導入実績があること
  • 中古設備でないこと
  • リース設備でないこと
  • 定置用であること(ポータブル型は対象外)
  • 市内の事業者から調達すること

「市内の事業者」とは、契約書に記載する契約の相手、または請書に記載する請負者が、高知市内に本社・本店・支店・営業所等を置く事業者を指します。

補助対象者の主な要件は、以下の通りです。

  • 県税・市税その他の徴収金を滞納していないこと
  • 住宅が所在する土地に住所を有し、住民基本台帳に記録されていること
  • 暴力団排除に関する規則に該当しないこと
  • 高知県からの交付金・補助金・助成金等について不正受給をしていないこと
  • 補助が適当でないと市長が認める者でないこと

補助対象事業は、すでに太陽光発電設備を設置し発電している、自ら居住する住宅に対して、住宅用蓄電池設備またはV2H充放電設備のいずれか一方を設置する事業に限られます。

同一年度内に交付決定を受けられるのは蓄電池・V2Hいずれか一方のみで、太陽光側の補助金(自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金)ですでに蓄電池の交付決定を受けている場合は、本補助金を重ねて申請することはできません。

申請受付期間・実績報告の期限は、以下の通りです。

項目内容
申請受付期間(三次募集)令和8年8月24日〜11月30日
実績報告の期限事業完了日から30日を経過する日、または交付決定の日が属する年度の1月29日のいずれか早い日

三次募集の受付期間中ですが、予算に達し次第受付が終了する可能性があるため、導入を検討している場合は早めに準備を進めておきましょう。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金交付要綱|高知市公式サイト

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

対象外となるケース

高知市の蓄電池補助金では、以下のようなケースは対象外となります。

  • 交付決定前に設置工事へ着手(契約・発注)した場合
  • 中古設備・リース設備を導入する場合
  • ポータブル型の蓄電池を導入する場合
  • 市内に本社・本店・支店・営業所等を置かない事業者から調達する場合
  • 太陽光発電設備を設置していない、または発電を行っていない住宅への設置
  • 自ら居住していない住宅への設置
  • 同一年度内に住宅用蓄電池設備とV2H充放電設備の両方について交付決定を受けようとする場合
  • 太陽光側の補助金(自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金)ですでに蓄電池の交付決定を受けている場合に、重ねて本補助金を申請する場合
  • 県税・市税その他の徴収金を滞納している場合
  • 暴力団排除に関する規則に該当する場合

なお、住宅の所有者が別にいる場合でも、所有者の同意書を提出すれば申請自体は可能です。導入を検討する際は、事前にこれらの条件に当てはまらないか確認しておくと安心です。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金交付要綱|高知市公式サイト

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

申請・問い合わせ先

高知市の蓄電池補助金の申請書類は、以下の窓口へ提出します。

項目内容
提出先高知市環境部 新エネルギー・環境政策課
住所〒780-8571 高知市本町5丁目1番45号 高知市役所本庁舎5階(窓口番号514)
電話番号088-823-9209
ファクス088-823-9553

窓口で書類の確認を行うため、郵送での受付は行っておらず、提出は窓口持参のみとなっています。書類に不備があると受け付けられないため、必要書類は事前によく確認しておきましょう。

南国市

南国市は、太陽光発電設備と蓄電池について、2つの制度を運用しています。1つは太陽光発電設備のみを対象とした「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」です。もう1つは、太陽光発電設備・蓄電池設備・V2H充放電設備を対象とした「住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」です。

蓄電池を含む後者の制度は、令和8年6月24日に予算到達で受付を終了し、その後1件のキャンセルによる追加受付(18万円分)も、8月6日に終了しました。ここでは、この蓄電池を含む制度について、補助額の計算方法から対象条件、注意点まで詳しく解説します。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

補助額の計算方法

南国市の住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金は、太陽光発電設備と蓄電池設備を新たに設置する場合が補助対象です。また、既に太陽光発電設備がある住宅に蓄電池設備を後付けする場合も、あわせて補助対象になります。

補助金額は以下の通りです。

  • 太陽光発電設備:太陽電池モジュールとパワーコンディショナーの出力値のうち、少ないほうに4万円/kW(上限20万円)
  • 蓄電池設備:設置費と、1kWhあたり4万円で計算した額のうち、少ないほう(上限40万円)
  • V2H充放電設備:「機器購入費(税抜)の20%」と、「V2H補助金の交付上限額の40%」を比較し、いずれか低い金額(上限30万円)

たとえば、蓄電容量10kWh・設置費用100万円の蓄電池を導入する場合、1kWhあたり4万円で計算すると4万円×10kWh=40万円です。設置費(100万円)のほうが高いため、少ないほうである40万円が補助額として採用されます。

一方、設置費が35万円と安い場合は、40万円ではなく設置費と同額の35万円が補助額になります。

すでに太陽光発電設備を設置している住宅に、蓄電池のみを後付けする場合も、計算方法は同じです。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

対象機器・対象期間・補助要件

南国市の補助対象となる設備は、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 発電設備:低圧配電線と逆潮流ありで連系し、太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値またはパワーコンディショナーの定格出力の合計値のいずれか低い値が10kW未満であること。太陽電池モジュールは電気安全環境研究所等の認証を受けていること
  • 蓄電池設備:発電設備の電力を充放電し、蓄電池と電力変換装置で構成される定置型のもの。JIS規格または電池工業会規格に準拠、あるいは第三者認証機関の認証を受けており、蓄電容量の合計が1kWh以上であること
  • V2H充放電設備:電気自動車等と住宅等が電力を相互に供給できる設備で、次世代自動車振興センターのV2H充放電設備補助金の補助対象設備であること
  • 共通要件:性能保証・設置後サポートが確保されていること、新設の未使用品であること、自ら購入したものであること、交付決定日以降に契約・着工すること、法令等に適合していること

補助対象者の主な要件は、以下の通りです。

  • 実績報告書の提出日において、南国市の住民基本台帳に登録されていることが見込まれること
  • 自ら電力事業者と電力需給に関する契約を締結すること
  • 高知県税及び南国市税を滞納していないこと
  • 自らが居住している市内の住宅(店舗等併用住宅を除く)、または市内に居住予定で新築・改築する住宅に設置し、発電した電力を住宅で専ら自家消費すること
  • 設置費用を自ら負担できること

申請受付期間は、令和8年5月1日から開始しました。実績報告の期限は、事業完了日から起算して30日を経過する日、または当該年度の1月15日のいずれか早い日です。

なお、令和8年8月6日時点で予算額に達しており、受付は終了しています。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

対象外となるケース

南国市の住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金では、以下のようなケースは対象外となります。

  • 交付決定前に契約・着工した場合
  • 中古設備を導入する場合
  • 自ら購入したものでない場合
  • 発電した電力を住宅で専ら自家消費しない場合
  • 店舗・事務所等併用住宅への設置
  • 高知県税・南国市税を滞納している場合

なお、交付決定を受けた後であっても、虚偽・不正の申請が判明した場合や、交付決定の条件に違反した場合は、交付決定を取り消される可能性があります。導入を検討する際は、事前にこれらの条件に当てはまらないか確認しておくと安心です。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

申請・問い合わせ先 

南国市の蓄電池補助金の申請書類は、以下の窓口へ提出します。

項目内容
提出先南国市環境課 施設整備係
住所〒783-8501 高知県南国市大そね甲2301番地
電話番号088-863-2111(代表)
ファクス088-863-1167

申請書類は、窓口への直接提出のほか、郵送でも受け付けています。書類に不備があると受け付けられないため、必要書類は事前によく確認しておきましょう。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

安芸市

安芸市は「地球温暖化対策推進補助金」により、太陽光発電設備・蓄電池・V2H充放電設備を対象とした補助を実施しています。

  • 太陽光発電設備:1kWあたり4万円(上限20万円)
  • 蓄電池:1kWhあたり4万円(上限40万円)
  • V2H:上限30万円

太陽光発電設備のみの導入、太陽光発電設備と蓄電池のセット導入、すでに太陽光発電設備を設置している住宅への蓄電池のみの後付け、いずれのパターンも補助対象になります。ただし、住宅用蓄電池とV2H充放電設備は、どちらか一方のみが補助対象です。

受付期間は令和8年5月1日からで、先着順により予算の範囲内で順次受付が行われています。2026年8月時点で終了案内は出ておらず、受付中です。

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:安芸市地球温暖化対策推進補助金交付要綱|安芸市公式サイト

津野町

津野町は「津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」により、太陽光発電設備・蓄電池・V2H充放電設備を対象とした補助を実施しています。

  • 太陽光発電設備:1kWあたり5万円(上限25万円)
  • 蓄電池:1kWhあたり5万円(上限50万円)
  • V2H:次世代自動車振興センターのV2H充放電設備補助金の交付上限額×0.4と、購入費(税抜)×0.2のいずれか少ないほう(上限30万円)

高知県内の基本パターン(太陽光4万円/kW・上限20万円、蓄電池4万円/kWh・上限40万円)と比べても手厚い水準です。太陽光・蓄電池のどちらかがすでに導入済みの場合は、未導入の設備のみを追加する形でも補助対象になります。詳しい条件は津野町の要綱を確認してください。

受付期間は令和8年5月1日から翌年1月29日までで、募集件数は15件程度です。2026年8月時点で終了案内は出ておらず、受付中です。

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金交付要綱|津野町公式サイト

四万十町

四万十町は「太陽光発電設備等設置費補助金」により、太陽光発電設備・蓄電池・V2H充放電設備を対象とした補助を実施しています。

  • 太陽光発電設備:太陽電池モジュールの最大出力値とパワーコンディショナーの定格出力値のうち、低いほうに4万円/kW(上限20万円)
  • 蓄電池:1kWhあたり4万円(上限40万円)
  • V2H充放電設備:「銘柄ごとの補助金交付上限額の40%」と、「機器購入費(税抜)の20%」のうち、いずれか少ない金額(上限30万円)

住宅用蓄電池設備とV2H充放電設備は、どちらか一方のみが補助対象となります。太陽光発電設備と蓄電池などをセットで導入する場合だけでなく、すでに設備を導入している住宅に、不足している設備を追加する場合も対象です。

なお、太陽光発電設備のみを追加する場合は、すでに蓄電池設備などが導入されていることが条件となります。

受付期間は令和8年5月20日からで、2026年8月時点で終了案内は出ておらず、受付中です。なお、予算に達した場合は期間中でも受付終了する可能性があるため、申請前に四万十町へ確認してください。

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

出典:四万十町太陽光発電設備等設置費補助金交付要綱|四万十町公式サイト

その他市町村

高知市・南国市・安芸市・津野町・四万十町・香美市以外にも、独自の補助金制度を設けている市町村があります。ここでは香南市・室戸市を紹介します。

香南市は「住宅用太陽光発電設備等導入推進事業」により、太陽光発電設備・蓄電池・V2H充放電設備を対象とした補助を実施しています。太陽光発電設備は1kWあたり4万円、上限20万円です。蓄電池は1kWhあたり4万円、上限40万円です。令和8年度は追加受付を繰り返していましたが、2026年8月12日に予算額へ達し、受付を終了しました。

室戸市は「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金」により、太陽光発電設備・蓄電システムを対象とした補助を実施しています。太陽光発電設備は1kWあたり3.5万円、上限14万円です。蓄電システムは、設置費用から国等の補助金収入額を差し引いた額で、上限20万円です。2026年9月4日時点で、予算上限にかなり近づいているとの注意喚起が出されています。

補助金額や受付状況は自治体ごとに異なり、年度によって内容が変わるケースもあります。お住まいの市町村に制度があるかどうかは、各市町村の公式サイトや、環境課などの窓口で確認するのが確実です。

出典:住宅用太陽光発電システム及び住宅用蓄電池設備・V2H充放電設備への補助について|香南市公式サイト

出典:令和8年度 室戸市住宅用太陽光発電システム等設置費補助金の募集について|室戸市公式サイト

国のDR補助金(※2026年度は受付終了)

補助金

蓄電池の導入には、市町村や高知県の補助金だけでなく、国の補助金を活用できるケースもあります。ただし、国の「DR家庭用蓄電池事業」は2026年5月29日に受付を終了しており、高知県も例外ではありません。ここでは、制度の内容と、受付終了に至った経緯を解説します。

出典:令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業|一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)

DR補助金の補助額と計算方法

DR補助金の金額は、以下の3つの計算方法のうち、最も低い金額が採用されます。

  • 蓄電池の初期実効容量×3.45万円/kWh(評価基準を満たす場合は上乗せあり)
  • 設備費と工事費の合計金額×3/10
  • 1申請あたりの上限60万円

評価による上乗せがない場合、初期実効容量8kWhの蓄電池では、3.45万円×8kWh=27.6万円が基準額になります。 実際の補助額は、設備費・工事費の3割や上限額との比較で決まります。ただし、この制度はすでに受付を終了しており、再開の予定もないため、あくまで参考情報としてご覧ください。

出典:令和7年度補正 「再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等 事業費補助金」 (DRリソース導入のための家庭用蓄電システム等導入支援事業) 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領|一般社団法人環境共創イニシアチブ

DR補助金の申請条件

この補助金は、正式には「DR(デマンドレスポンス)」と呼ばれる仕組みへの参加が条件になっています。DRとは、電力が不足しがちな時間帯に、家庭や企業が電力の使用を抑えたり、蓄電池にためた電気を活用したりすることで、電力需給のバランスを保つ取り組みです。

DR補助金を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 新規で導入する蓄電システムが、SIIに事前登録された機器であること
  • 「蓄電池アグリゲーター」(DRの取りまとめを行う事業者)とのDR契約、または電力会社が提供するDRメニュー(電気の使用を抑える代わりに料金優遇などが受けられるプラン)への加入のいずれかを行うこと
  • DR契約またはDRメニューへの加入を、少なくとも2028年3月31日まで継続すること
  • 蓄電システムの購入価格(設備費・工事費の合計)が、目標価格(2025年度は12.5万円/kWh)以下であること

申請は、蓄電システムの販売事業者(共同実施事業者)とともに行う仕組みになっている点も特徴です。ただし、この制度はすでに受付を終了しており、再開の予定もないため、あくまで参考情報としてご覧ください。

出典:令和7年度補正 「再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等 事業費補助金」 (DRリソース導入のための家庭用蓄電システム等導入支援事業) 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領|一般社団法人環境共創イニシアチブ

市町村補助金との併用条件

DR補助金と他制度との併用可否をまとめると、以下の通りです。

併用先可否補足
他の国庫補助金不可国の他の補助金との重複は認められません
市町村の補助金・助成金要確認一律には決まっておらず、当該市町村への確認が必要です
税制優遇要確認各税制の担当窓口への確認が必要です

DR補助金と市町村の補助金を併用できるかどうかは、一律には決まっていません。市町村の補助金と組み合わせたい場合は、事前にお住まいの市町村へ確認しておきましょう。

出典:令和7年度補正 「再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等 事業費補助金」 (DRリソース導入のための家庭用蓄電システム等導入支援事業) 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領|一般社団法人環境共創イニシアチブ

2026年5月29日に予算到達で受付終了

国のDR家庭用蓄電池事業は、2026年3月24日に公募が始まりましたが、わずか2か月ほどで予算上限に達し、2026年5月29日に受付を終了しました。SII公式サイトでは、この令和7年度補正分について「公募の再開を行う予定はありません」と明記されています。

導入を検討している場合は、新たな制度が始まる可能性もあるため、SIIや高知県、お住まいの市町村の公式サイトで最新情報を確認しましょう。

出典:令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業|一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)

容量・自治体別の補助金シミュレーション

計算

ここでは、高知市・南国市・津野町で蓄電池を導入した場合の補助金額を、実際の制度をもとに試算します。同じ容量の蓄電池を導入しても、自治体によって受け取れる補助金額には差があります。お住まいの地域に近いケースを参考にしてみてください。

高知市で導入する場合

高知市の蓄電池補助金は、当該年度に太陽光側の補助金の交付決定を受けているかどうかで、上限額が40万円から25万円に変わる仕組みです。しかし、太陽光側の補助金(自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金)は、令和8年6月12日にすでに受付を終了しています。

そのため、これから新たに太陽光発電設備の補助金を申請することはできません。今年度、太陽光発電設備の補助金の交付決定を受けていない場合は上限40万円、すでに交付決定を受けている場合は上限25万円となります。蓄電池の補助(三次募集)自体は2026年8月時点で受付中ですが、予算に達し次第終了するため、実際の申請には早めの準備が必要です。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金交付要綱|高知市公式サイト

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

南国市で導入する場合

南国市の蓄電池補助金は「設置費」と「1kWhあたり4万円で計算した額」のいずれか少ないほうが採用される仕組みで、設置費用によって補助額が変わります。

ただし、南国市の蓄電池を含む制度(住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金)は、令和8年6月24日に予算到達で受付を終了し、その後の追加受付も8月6日に終了しています。導入を検討する場合は、今後の募集状況を市の公式サイトで確認しておきましょう。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

津野町で導入する場合

津野町は2026年8月時点で受付中のため、実際に申請できる金額として試算します。

蓄電容量10kWhの蓄電池を導入する場合、5万円×10kWh=50万円となり、上限の50万円ちょうどに達します。蓄電容量6kWhの蓄電池であれば、5万円×6kWh=30万円です。

ただし、募集件数は15件程度と限られているため、早めの検討をおすすめします。

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

蓄電池補助金の申請手順|自治体ごとに申請タイミングが異なる

補助金申請

蓄電池の補助金は、市町村ごとに細かい手続きが異なりますが、大まかな流れは共通しています。ここでは、高知県内の主要な制度をもとに、申請から入金までの流れをステップごとに解説します。

ステップ1:交付申請

この記事で紹介している高知市・南国市・安芸市・津野町・四万十町では、いずれも工事を始める前に交付申請を行う必要があります。特に高知市と南国市では、交付決定前に契約・発注した場合も補助対象外となります。

契約できる時期は自治体によって異なるため、着工前に申請することに加えて、いつから契約・発注できるのかも事前にお住まいの市町村へ確認しておきましょう。

必要な申請様式や添付書類は自治体ごとに異なります。お住まいの市町村の公式サイトで最新の募集要領・申請の手引きを確認し、施工業者とも相談しながら漏れのないよう準備しましょう。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

ステップ2:交付決定

必要書類がそろったら、工事に着手する前に交付申請を行います。市長・町長が申請内容を審査し、補助金を交付すると決定した場合は、交付決定通知書により通知されます。

高知市の蓄電池補助金(三次募集)は、申請額の合計が予算額を上回った場合でも先着順で受け付け、予算額に達した時点で受付を終了します。安芸市についても、要綱に先着順で受け付けることが明記されています。

一方、高知市の太陽光発電設備への補助金は仕組みが異なり、受付期間内に申請額の合計が予算額を上回った場合は、抽選によって交付決定の手続きを行う順番を決めます。抽選で決まった順番に交付決定を行い、予算がなくなった時点で補助金の交付は終了します。なお、南国市・津野町・四万十町は、受付期間内であっても予算がなくなり次第、受付を終了する仕組みです。

交付決定前に着工すると、補助対象外となります。契約・発注が可能な時期は自治体によって異なるため、契約を進める前に各自治体へ確認しておきましょう。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

ステップ3:契約・工事

交付決定通知を受け取ったら、施工業者と契約を結び、工事を進めます。工事が完了したら、次のステップで提出する実績報告に向けて、領収書や設置状態がわかる写真、契約書の写しなどの書類を準備します。

必要書類は自治体ごとに定められているため、交付決定通知や各自治体の公式サイトに掲載されている様式一覧をよく確認しましょう。

ステップ4:実績報告・審査

工事が完了したら、実績報告書を提出します。実績報告の期限は自治体ごとに異なり、以下の通りです。

自治体実績報告の期限
高知市事業完了日から30日を経過する日、または交付決定の日が属する年度の1月29日のいずれか早い日
南国市完了日から30日を経過した日、または当該年度の1月15日のいずれか早い日
安芸市完了した日から30日以内、または当該年度の2月20日のいずれか早い日
津野町完了後30日以内、または当該年度の1月末日のいずれか早い日
四万十町完了後30日以内、または当該年度の1月末日のいずれか早い日

いずれの自治体も「完了後30日以内」という基本ルールは共通していますが、年度末の締切日は自治体によって1月15日から2月20日までばらつきがあります。提出した書類は自治体による審査を受けるため、書類に不備があると受け付けてもらえない場合があります。必要書類は事前によく確認してそろえておきましょう。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

ステップ5:額の確定・入金

実績報告書の審査が完了すると、補助金額が確定します。その後、補助金交付請求書などの必要書類を提出すると、指定した口座に補助金が振り込まれます。

補助金額の確定通知や請求手続きの方法は自治体によって異なるため、交付決定通知や各自治体の公式サイトで手順を確認しておきましょう。

申請から入金までの期間は、自治体や審査状況によって異なります。資金計画を立てる際は、一定の期間がかかる点を見込んでおくと安心です。

補助金申請で失敗しないための注意点|よくあるミスと対策

注意点

高知県内の蓄電池補助金は、自治体によって条件や受付状況が異なるため、申請の際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。ここでは、よくある失敗パターンとその対策をまとめます。

契約前の事前申込を忘れない

補助金の申請タイミングは、高知市・南国市・安芸市・津野町・四万十町で共通しており、交付決定前に着工した場合は補助対象外となります。また、高知市と南国市では、契約・発注についても交付決定後に行う必要があると明記されています。

「とりあえず契約してから補助金を申請しよう」と考えて進めてしまうと、ほとんどの場合で補助対象外となってしまいます。導入を検討し始めた段階で、お住まいの自治体の申請タイミングを確認しておくのが大切です。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

太陽光との組み合わせ要件は自治体ごとに異なる

太陽光発電設備との組み合わせ方は、自治体によって異なります。

自治体太陽光との同時設置既設太陽光への後付け
高知市対象条件を満たさない対象
南国市対象対象
安芸市対象対象
津野町対象対象
四万十町対象対象

高知市の蓄電池補助金は、既に太陽光発電設備を設置し発電を行っている住宅が前提条件のため、太陽光を新たに同時設置する場合はこの条件に当てはまりません。「同時に導入しないと使えないはず」と思い込んでいると、高知市のように後付けが前提の制度がある一方で、他の自治体では同時設置も可能という違いを見落としてしまいます。

導入を検討する際は、お住まいの自治体がどのパターンに対応しているか、事前に確認しておきましょう。

予算消化による早期終了に注意する

蓄電池の補助金は、多くの制度で予算に達した時点で受付期間内でも終了してしまいます。

実際に、国のDR家庭用蓄電池事業は2026年3月24日に公募が始まりましたが、わずか2か月ほどで予算上限に達し、2026年5月29日に受付を終了しました。

南国市の蓄電池を含む制度も、令和8年6月24日に予算到達で受付を終了し、その後の追加受付も8月6日に終了しています。香美市も受付をすでに終了しており、室戸市は2026年9月4日時点で予算上限にかなり近づいているとの注意喚起が出されています。

このように、想定より早く予算がなくなるケースは十分に考えられます。導入を検討し始めたら、できるだけ早めに動くのが大切です。

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:【終了しました】令和8年度 香美市住宅用太陽光設備等導入補助金|香美市公式サイト

出典:令和8年度 室戸市住宅用太陽光発電システム等設置費補助金の募集について|室戸市公式サイト

対象機器と業者の要件を確認する

高知県内の自治体では、対象となる蓄電池の機器や業者に条件が設けられています。高知市では、市内に本社・本店・支店・営業所等を置く事業者からの調達が必須で、中古設備・リース設備・ポータブル型は対象外です。南国市・安芸市・津野町・四万十町も、新設の未使用品を導入する、自ら購入したものを設置するなど、共通の要件があります。

すべての機器・業者が補助対象になるわけではないため、導入を検討する際は、施工業者に対象機器や契約条件を確認しておくと安心です。

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:地球温暖化対策推進補助金(太陽光発電システム・住宅用蓄電池・V2H充放電設備)について|安芸市公式サイト

出典:令和8年度 津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金について|津野町公式サイト

出典:「令和8年度太陽光発電設備等設置費補助金」について|四万十町公式サイト

蓄電池導入のメリット

メリット

蓄電池には、補助金以外にもさまざまなメリットがあります。太陽光発電と組み合わせると、日々の暮らしはもちろん、もしものときの備えにもつながるでしょう。ここでは、電気代の削減効果や災害時の備え、卒FIT後の活用方法について解説します。

電気代削減効果

太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、昼間に発電した電気を蓄電池にため、夜間や電気を多く使う時間帯に活用できます。その結果、電力会社から購入する電気の量を減らせる可能性があります。

近年は燃料費調整額や再生可能エネルギー賦課金の上昇により、電気料金が高止まりする傾向が続いている状況です。そのため、発電した電気を売電せず家庭内で使う「自家消費」を増やすのは、電気代の負担を軽減する効果的な手段のひとつといえます。

ただし、削減効果は電気の使用状況や設置する設備の容量によって変わるため、導入前にシミュレーションを行っておくと安心です。

災害時の非常用電源として使える

蓄電池の大きな魅力のひとつが、停電時に非常用電源として活用できる点です。台風や大雨、地震などによる停電が発生しても、蓄電池に電気がためてあれば、照明や冷蔵庫、スマートフォンの充電など、生活に必要な家電を一定時間使い続けられます。

特に200V対応の蓄電池であれば、エアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどの200V家電も使用できるため、災害時の安心感がより高まります。太陽光発電と組み合わせておけば、停電が長引いた場合でも、日中の発電分を蓄電池にためて夜間に使う対応も可能です。

卒FIT後の自家消費率を高められる

太陽光発電のFIT(固定価格買取制度)による買取期間が終わることを「卒FIT」と呼びます。買取期間(住宅用は10年間)が終わると、それ以降の売電単価は大幅に下がるのが一般的です。

卒FIT後は、電気を売るよりも、蓄電池にためて自家消費した方が経済的なメリットが大きくなるケースが多くあります。そのため、卒FITのタイミングは、蓄電池導入を検討する好機のひとつといえます。すでに太陽光発電を設置している家庭にとっても、蓄電池の追加導入は検討する価値のある選択肢です。

よくある質問(FAQ)

FAQ

ここでは、高知県の蓄電池補助金についてよくある質問にお答えします。申請前の疑問解消にお役立てください。

高知県に住んでいれば誰でも補助金を受け取れる?

いいえ、高知県に住んでいるだけでは補助金を受け取れません。蓄電池の補助金は、県が定めた基準額をもとに市町村が実施しているため、お住まいの市町村に制度があるかどうかが前提になります。

また、市町村に制度があっても、県税・市税を滞納していないことや、対象機器を導入していることなど、いくつかの条件を満たす必要があります。予算に達すると受付が終了する制度も多いため、早めに確認しておきましょう。

賃貸住宅でも対象になる?

自治体によって扱いは異なりますが、所有者の承諾を得ることで申請できる場合があります。

高知市は、住宅の所有者が別にいる場合でも、所有者の同意書を提出すれば申請自体は可能です。津野町・四万十町も、自己所有でない住宅に設置する場合は、所有者の承諾書の提出を要件としています。

賃貸住宅にお住まいの場合は、建物の所有者や管理会社に相談したうえで、お住まいの市町村へ確認しておくと安心です。

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

出典:津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金交付要綱|津野町公式サイト

出典:四万十町太陽光発電設備等設置費補助金交付要綱|四万十町公式サイト

太陽光発電がなくても蓄電池の補助金は使える?

自治体によって異なりますが、多くの場合、蓄電池単体では補助対象になりません。

高知市では、既に太陽光発電設備を設置している住宅への後付けが前提で、太陽光がまったくない住宅は対象外です。南国市・安芸市・津野町・四万十町では、太陽光との同時設置か、既設太陽光への後付けのいずれかが条件のため、太陽光がまったくない住宅で蓄電池だけを導入する場合は対象になりません。

いずれの自治体も、太陽光発電がまったくない住宅で蓄電池だけを導入して補助金を受けるのは難しいのが実情です。太陽光発電設備とあわせて導入を検討するか、すでに太陽光発電を設置済みの場合は、設置状況を踏まえて申請条件を確認しておきましょう。

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:安芸市地球温暖化対策推進補助金交付要綱|安芸市公式サイト

出典:津野町住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金交付要綱|津野町公式サイト

出典:四万十町太陽光発電設備等設置費補助金交付要綱|四万十町公式サイト

補助金は先着順?

高知市の蓄電池補助金(三次募集)と安芸市では、先着順で受け付けることが要綱に明記されています。一方、南国市・津野町・四万十町は、受付期間内であっても予算がなくなり次第、受付を終了します。

なお、高知市の太陽光発電設備向け補助金は仕組みが異なり、受付期間内に申請額の合計が予算額を上回った場合は、抽選によって交付決定の手続きを行う順番を決める方式でした。

実際に、南国市の蓄電池を含む制度は令和8年6月24日に予算到達で受付を終了し、香美市もすでに受付を終了しています。室戸市も2026年9月4日時点で予算上限にかなり近づいているとの注意喚起が出されています。

「まだ大丈夫だろう」と後回しにしていると、気付いたときには受付が終了している恐れがあるため、検討を始めたら早めに動くのが大切です。

出典:令和8年度 高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金|高知市公式サイト

出典:安芸市地球温暖化対策推進補助金交付要綱|安芸市公式サイト

出典:「住宅用太陽光発電システム設置費補助金」と「住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金」について|南国市公式サイト

出典:住宅用太陽光発電システム及び住宅用蓄電池設備・V2H充放電設備への補助について|香南市公式サイト

出典:令和8年度 室戸市住宅用太陽光発電システム等設置費補助金の募集について|室戸市公式サイト

市町村によって補助金がない場合はどうすればいい?

お住まいの市町村に蓄電池の補助金がない場合や、すでに受付を終了している場合、国の「DR家庭用蓄電池事業」も新規受付を終了しているため、現在は申請できません。SIIの公式サイトでは、今後の再開予定はないと案内されています。

市町村の補助金は、原則としてその市町村内に居住し、市町村内に設置することが条件のため、他の自治体の制度を利用することはできません。お住まいの市町村に制度がない場合は、施工業者に、活用できる支援策がないか相談してみるのもひとつの方法です。

高知市の太陽光補助金と蓄電池補助金は同時に申請できる?

いいえ、そもそも高知市の蓄電池補助金は、既に太陽光発電設備を設置し発電している住宅への後付けが前提の制度で、太陽光と蓄電池を同時に新規設置する場合の申請は想定されていません。なお、太陽光と蓄電池を同時に設置する場合は、太陽光側の補助金に蓄電池の補助枠(上限25万円)が用意されていました。

ただし、太陽光側の補助金(自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金)の交付決定を当該年度に受けているかどうかで、蓄電池の上限額は変わります。交付決定を受けていない場合は上限40万円、すでに交付決定を受けている場合は上限25万円です。

高知市の太陽光発電設備向け補助金は、令和8年6月12日にすでに受付を終了しているため、現在は新たに申請することはできません。

出典:【三次募集・先着順】令和8年度高知市住宅用蓄電池設備等導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

出典:【受付は終了しました】令和8年度高知市住宅用自家消費型太陽光発電設備導入促進事業費補助金について|高知市公式サイト

2026年度のDR補助金は今から申請できる?

いいえ、申請できません。国のDR家庭用蓄電池事業(令和7年度補正)は、2026年5月29日に予算上限に達し、公募が終了しました。SII公式サイトでは「公募の再開を行う予定はありません」と明記されています。

導入を検討している場合は、新たな制度が始まる可能性もあるため、SIIや高知県、お住まいの市町村の公式サイトで最新情報を確認しましょう。

出典:令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業|一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)

まとめ|高知県は市町村ごとの補助金を早めに確認しよう

まとめ

高知県には都道府県レベルの直接補助金はなく、蓄電池の補助金は市町村ごとに金額や条件が異なります。津野町のように補助額が手厚い自治体もあれば、南国市や香美市のようにすでに受付を終了している自治体もあるのが実情です。

国のDR家庭用蓄電池事業は、2026年5月29日時点で新規受付を終了しており、再開の予定もありません。それでも、市町村の補助金だけで十分な支援を受けられる可能性があるため、まずはお住まいの自治体の制度を確認してみましょう。

予算に達し次第終了する制度が多いため、導入を検討し始めたら、早めに動くのをおすすめします。

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